ヤギヤのお客様でスピーカーを制作・販売している方がいます。
最近ちょくちょくお会いしているのですが、なぜかヤギヤの残響時間を測定しようという話になりまして。
なんでも測定する機器を持っているそうなんです。
実はお店ができてから残響時間はどうなのかな~と、気になっていたんです。
ここは天井が高くて、普通に話していても響く空間だな~とは感じていましたが、理系の私としては具体的な数値が知りたかったのです(笑)
そこで、閉店後に測定していただきました~
これが測定器。
この機器からアンプを通して、部屋の向こうの隅にスピーカーからいろんな音を出して測定するみたい。
低い音から高い音まで、いろんな音が聞こえてきましたが、何をしているのかいまいちよくわかりませんでした(笑)
まあ、なんだかんだで結果がでました。
約0.8秒でした。
このくらいの体積の部屋ではそんなものだろうというお話しでした。
1000人以上収容できるコンサートホールでは1~1.5秒だと聞いたことがあるので、ちょうどいいくらいだと思います。
なんとこの機器はスピーカーの音響特性も測定できるそうで、ついでに計ってもらいました。
その結果がこれ。
ヤギヤでは2種類のスピーカーを使っているので二枚の結果があります。
上が2012年製のFOCAL、下が1980年くらいのONKYOのスピーカーです。
1kHzから高域の形がずいぶん違います。
実際の音を聴いてもFOCALは高域がバンバンでてます。耳が痛いくらい(笑)
ONKYOは低音がしっかりしているけど、高音はなんとなく出てるって感じ。。。
どちらがいいってわけではなく、曲や音楽によって使い分けてます。
オーケストラはONKYOのほうが聴きやすいです。
でも、バイオリンのソロはFOCALの音は素晴らしいです。
ボーカルはONKYOかな?
低音がドンドンでる洋楽は意外と古いONKYOがよかったりします。
まあ、バランスですね。
ヤギヤではほとんどONKYOを鳴らしています。
FOCALは解像度が高い印象がありますが、長時間聴いてると疲れるので普段はONKYO
解像感が欲しいときはFOCALと使い分けてます(^^)
FOCALを聴きたいな~という時には声をかけてくださいね。