民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

猛吹雪・・・

2009-02-21 22:58:29 | Weblog
昨日午後から降り出した雪は小さく積もる雪だったが、今朝起きてみて吃驚、
積もったなどと言うものではない、おまけに風が付いて大荒れの天気~~~
全道的に猛吹雪である、本来は今日帰る札幌国際大学の学生さんの羅臼の
観光やについて提言発表をして頂き、郷土芸能の“知床いぶき樽”演奏を聴き
交流会を持って昼食を頂き、帰札の予定であったが、全ての行事が取りやめ
になる。
人が外へ出て活動をするような天気では到底ないな~~~~~物凄い吹雪で
ある、外へ出ようものなら容赦なく衣服に雪が刺さり込み、あっと言う間に
雪ダルマ状態である。

そんな中でも子供はじっとしていない・・・外で雪と遊んで来る、此れが本来の
子供の姿なんでよな~~~~と思いながら見ていた。

観光協会から連絡が入り、迎えのバスが川湯まで来ているが吹雪で閉じ込め
られて此方へ向かうことが出来ない、午後までには何とか着きたいと言う希望
らしいが、吹きさらしのこの小さい雪の積もり具合が非常に速く只の雪降りとは
訳が違う。

結果的にバスは走行出来ず、昼食は“さぬきウドン”をして皆で食べることにした
午後になってもバスは運行できず、もう一日宿泊するようになり色々考えて何を
食べさせて喜んでもらえるか・・・・・

午後から根室へ帰るお客さんが2人明るいうちに出た方が良いねと言う事になり
車の雪とりをするが、とってもとっても直ぐ積もる~~~雪雪雪の山

何とか宿泊しているお客さん全員で雪掻きして、視界の効く内に根室へ向かう事
が出来た、我が家を後にして30分もたった頃だと思うが、標津~中標津間が通
行止めに成る・・・抜けきる事が出来るかどうか、とても心配であったが6時過に
電話が有り、無事たどり着けた様子に安心がした。

雪は夜になってやっと小康状態に・・・雪に振り回されてた一日でした。
こんな事も後で振り返ってみると、良い思い出であり人との振れ合い、人情の思
い出になり、記憶の1ペ-ジになるのかなと思っております。