民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

冬支度・・・・・

2010-10-31 16:44:31 | Weblog
温かい一日になる快晴でとても気持ちが良い。
お父さんは夏に出来なかったスギナの根を取るに短い時間を
フルに使って作業をしている。
折角綺麗に植え替えた所だが、何処から紛れ込んだのか
スギナが伸びている。
夏中思っただけ草取りが出来ないので、花が可哀想である。


ハウスの中でトランペットの花が(学名ダツラ)ピンクと
黄色が満開状態「今日と明日がピ-クだと思うよ、写真で
も撮ったら」の言葉に写真を撮ったがメモリ-が一杯だった
のかチップに入ってない、後日アップすることにした。

     ダツラ(トランペット)の花が満開


       アプチロンも沢山咲いてるよ





ヨイトマケの綺麗な黄色、夏越しをしたシクラメンの元気な葉
繭はげ万年青のピンクと白の花、等々色んな花が咲き、早咲きの
椿も優しいピンク色に染まっている。


ハウスも二重ハウスにしなくては



烏賊釣りの船のエンジンの音が轟轟と高く


集漁灯は煌々と輝いている


今日も大漁かな






石田君はせっせと越冬用の薪割が始まったようだ。

薪を集めるのが何時も課題であるが今年は如何かな

冬に向けて薪割りの日々が始まりました。
             薪割り


今年は薪の量が心もとない。足りるだろうか。。。


これは古いボンデンで、近所の定置漁師さんから毎年いただいている。
竹は良く燃え、生木を燃やすときに重宝するので大変ありがたい。

どっかに「切捨て御免」(伐採後放置されている)の木ないかな~

文化祭・・・・

2010-10-30 17:10:33 | Weblog
昨夜新聞を見ていて彼方此方で文化祭の展示物が見れる。
羅臼の文化祭の展示が5日からなので義姉が見えたので一緒に
いってくるかと別海の菊祭り、中標津の一般展示と出かけていく
天気も良いので実家へ寄りながら中標津で見て帰ることにして
出かけてみた。
菊薫る文化祭の菊花展



菊祭りの会場では展示物は沢山有ったが中々良い菊は気温のせいか
余無く歴史も未だ浅いので少々違うなと思いながら拝見してきた。
懸崖の石附も沢山有ったが虐めが足りない、伸ばして葉の調節も
少し取ると良いものになりそうな感じである。
そのほかにも色々な展示物が沢山~~~~
こんな素敵な花も色とりどりで




中標津は菊の展示は無いがパッチワ-クの展示は見事である。
陶芸も沢山、絵手紙も良いのが沢山有った。
お年寄りの方が歌った短歌も有ったが良い歌が沢山有った。
何にしても良い物を造ると言う事は時間と根気の戦いだ。
良いものは、其れなりの苦労があるが、見てくれる人と評価を
素直な気持ちで受けることが何よりも上達する大事要素である。



夜地域医療フォーラムに参加した

「持続可能な地域医療を考える」と題したフォーラムで

沢山の方々が参加していた。

その立場立場で色々な考え方が有り、一番良い方法に最善を尽くして

お互いに努力する事が良いな~~~~と思いながら話を拝聴させて

いただいた

夕方から冷える・・・・・

2010-10-29 16:20:53 | Weblog
タオルケットを洗濯し天気が良いからと外に干すと、気が付いたら時雨が
降ってる~~~~
慌ててお父さんと取り込んだが、シットリ濡れているので脱水を掛け直して
家の中に掛けなおす・・・・何度も手がかかるが此れも一年の行事である
毛布を入れ替え少しずつ冬の用意をして、お客さんの到来を待ち望んでいる
それにしても雪が降るようになると一度に寒さも厳しくなる。
夕方の気温は北西の風と共に手が凍えるほどに寒い~~~~


“雪やこんこん霰やこんこん”の歌のように一歩外に出ると寒い~~~
今夜も烏賊の漁火がとても綺麗な日になりそ、沖には横一直線に漁火が
煌々と輝いている。

     議会便りに掲載された烏賊干し


昔は一枚一枚烏賊を伸した物である手作業のみ






石田君は前回探索した名無し沼のPT2を紹介、どんな所かとても興味が
有りますね。
秘沼巡りその2



前回に引き続き、名も無き沼へ。



遡行中に出会った。



高巻くとさらに滝が!計三段、50mはあり中々の迫力。



支流を詰めると湿原に出た。連山の稜線が見える。
目的の沼はこの上にあり、湿原は沼からの流れが蛇行して良い雰囲気。
見事なミズゴケ湿原だが、シカの踏み跡だらけ。




目的地到着。雪化粧した羅臼岳が見える。
晴れで無風なら湖面に映るだろう。
この時期でも水量は豊富。流れ込む沢はないが、知床連山の湧水がすぐそばから大量に流れ出ている。

今日は日中でも5℃以下。冷え込んだ空気が心地良かった。




先生大丈夫・・・・・・

2010-10-28 19:35:16 | Weblog
午後から掛かりつけている先生の所へ出かけるが、昨夜は休んでから
寝返りも打てた、ぶつけた左脇腹を下にして寝ても痛くは無かったが
車でバウンドすると「うっ」吐息が詰まる。
腫れても無く熱も無いので折れたり、皹が入ってと言う事もないと思
っていたが、一度見ていただくと安心できる。


事情を話すと「年を取ったな」と笑う、今まで色々治療したが今回が
一番笑える様な事である。
何時も道理治療をしていただいたが何処も痛くない、脇腹は打ち身と
言う事で落ち着いた、「先生大丈夫ですか」「今遣った事全てが痛くない
と言う事は時間が経つと大丈夫」「あ、あ、良かった」帰りの車でバウンド
しても痛くない・・・・・良かった
でも痛い所が一箇所あった、足が詰まっている、右足の膝を引っ張って
くれたが膝が痛い~~~~先日寺で3日も立っていたから尚応えている。
自分で良く分っているが、仕方の無い事だ・・・・・しかし無理は禁物
程ほどにしないと段々枯れていくんだから~~~~


それにしても本当に助かった、明日から少し漬物を漬けたいので調子
が良くないと何もが出来ない、頑張って美味しい物を漬けなくては・・・

階段がない・・・・・

2010-10-27 18:52:02 | Weblog
今朝はお客さんが居なかったので7時に網走に出発、同じ役をやっている方
3人と羅臼を出発した。
山は雪が降っているらしく真っ暗でかなり下の郷の方まで真っ白である。
いよいよ来る物が来たが10月に彼方此方で通行止めである。
苫小牧から札幌南が通行止め、30センチぐらいも雪が降ったらしい。
根北峠は雪がチラついていたが路面凍結にはなっていなかったので
ゆっくりだがスム-ズに走って行けた。
斜里から網走へ向かうと前の車が標津の方々の車と言う事が分かった
途中止別へ向かい走り国道へ出たが、かなり近道に感じる。
標津の車はかなり遅いようだ、途中益浦の手前から駒場町に上がると
昔のイメ-ジと違い従兄弟の家の位置など全然分らなくなった。
会場の市民会館に着くと中標津の方々が見えていた~~~~10分ほどして
標津の方々が見える、会場に入って休んでいたら後から見えた中標津の方々が
「養老牛から緑に出ようとしたら通行止めで川湯周りで来た」と話して
おりましたが、皆さん時間に遅れることなく会場入りしホットした。


午前中の大会も終了して清興が行われ、厳かに詩吟と剣舞の披露が行われたが
とても舞が良かった。
昔少しかじった事があったがとても技術が高い。
吟は男性であったが、吟もとても良く時間があったら遣って見たいなと
思い起こす瞬間である。


昼食が終わってから2.3打ち合わせが有り、上段に言って話し合い終わって
二人で階段を下りてきて一人の方が通路の所で椅子に腰を掛けたが、私の
席は通路から下だったので後ろを振り返り前に行くからとジャスチャをして
下へ降りようと思った瞬間、階段がない~~~~「アッ」と思ったが足が中で
踊っている~~~~次の瞬間体は宙に浮かんで座席にぶつかると思った瞬間
座席の手すりに嫌と言うほど左脇腹をブツケテて止まったが、瞬間的なことで
「大丈夫ですか」と言われて「大丈夫」と言ったものの胸が痛い。
振動や咳、椅子から立つ時などとても痛い~~~~
骨に以上が無いと良いが、荷持つを持つと痛い、一晩寝て起きると分るが
・・・・・
何でも無ければ良いが・


雪、雪、雪で通行止め・・・・

2010-10-26 21:34:01 | Weblog
道内は朝から冷え込んでいたが、札幌は朝から雪のニュースで冷え込んでいる
いよいよ来る時が来たかと身構えていたが、羅臼は晴れて雪の気配は何も無い
「でも夕方からは降るよ」と言いながらお父さんはハウスの中で花の冬支度
余寒くならなければ良いが~~~~

        何日か前から山は雪



午後から襟巻きの木の実の写真を撮りに外に出ると、オンコの実は少しずつ
色が着き始めた所である。
楓の葉は未だ色も変わっていない・・・何時までも紅葉しないのは始めて
である(!!!)
やっとドウダンツツジが色が付き始め、2.3日前まで2輪咲いていた大手毬が
8輪も咲いている、狂いも狂い大狂いだね。


夜になって机の引き出しを整理しているとお返し物の商品券が出てきた
有効期限が無いはずと思っていたら、吃驚22.10.27日となっている。
驚いた明日で終わり、時計を見たら7時30分を回っている・・・・
急いで町へ行き商品券を使ってしまおう~~~~1件目の店に行くと
「その券は使っていない」と駄目である、何か違う物と物色したが
対して必要な物はない~~~~どうしょう、折角いただいた物が無駄なる。
何に交換したら良いのかな、お醤油でも換えておこう、返し醤油を作る時期
が来るし・・・・良かった件を無駄にならなくて良かった。


暫く振りで義妹が見える、二人だけの静かな時間を過ごしていたが、
息子夫婦と同居し始めたら孫に疲れて生き抜きに見えた。
生活環境が違うとお互いに疲れるよね・・・・息抜きは何時でも良いよ。

鹿の角突き・・・・・・

2010-10-25 19:53:10 | Weblog
鹿の角突きが始まった・・・・秋は繁殖の時期メスを巡って雄同士が角を
突き合わせ強い方が繁殖が出来る。
勝った方はキュンキュンと大きな声でなく・・・・

それにしても鹿は増え過ぎ20年も前から鹿が増えて自然が守られないと
何度も環境庁に話してきたが、全然手を付けられなかった。
世界自然遺産になってからでは遅いと何度もしつこいほどに定義をしたが
自分が居るときは駆除などと言う事が無い様にとでも言うか相手に
されなかった、所がそんな事を言ってられなくなった~~~~
如何してって爆発的に増えすぎた、此10年の間に人も車も何も恐ろしくない
恐ろしい所か、人なれして何処までも入り込んでくる、花を植えると2日まで
植木は好きなだけ食べ放題、手が付けれないほど好き放題のことをし
冬は森の木を食べ放題、今になってやっと思い腰を上げた環境庁は
知床半島では駆除しきれず、先日色々な対策で駆除する事にやっと前進した。
増えすぎると自然のメカニズムが狂い、荒らされた植生は再生不能になるし
駆除が始まると姿を見せなくなり、膨大なお金と日数を掛け処理をしなく
てはならない。


何時も思うが人の考えている裏を彼らはチャンと知っている。
何処かで地獄耳の持った鹿が人の話を聞いているような
大型のテレビで見ていたりして~~~~~
きちんと情報は体内時計で分る動物だ・・・・・
又裏を掛かれる事に成らなければ良いがね~~~環境庁さん


動物愛護は誰でもが願ったり保護したいと思っているよ・・・・
だけど増えすぎた鹿と共存している我々の気持ちも察してほしい物だよ
大事に育てた木や花を一夜に食べられた経験の無い人には、
到底理解できない事でしょうが、共存は適正な数に絞り込まないと
お互い過密になるばかりで、餌不足にもなる。
まして温暖化で自然淘汰等考えずらい


住んでいる人は毎日の生活の場である自然を如何でも良いなど思って
いる人は誰一人居ない事を解ってほしいな
自然が大事だからこそ大きな声で言いたい・・・・・

烏賊漁の出港は・・・・・

2010-10-24 19:24:51 | Weblog
全国から沢山の烏賊漁の船が集結して午後3時の出港は見事な物である。
我先に漁の有る場所に移動だが、原の其処から響き渡るエンジンの音
ドドドドと言うけたたましい音と共に一斉の出漁~~~~海の無縁の方には
想像もつかないだろうが、勇ましいと言った所でしょうか。
凪が良く我が家の民宿の前にも何艘もの船がいるが、まるで夏の海~~~
集漁灯の明かりに風一つ無い様子には、温かいなと思う、何時もの年で
あれば北西の風が強く時化早くなり風が寒く感じるはずだが、今年の温かさは
何時まで続くのか・・・・(困ったね)


     羅臼の展望台か漁港を見ると


       一杯いるね烏賊釣り船



お客さんが民宿を後にしてから、ゆっくり朝食を食べて義兄の所のユニックの
車を借りて実家のヒュムカンを立てに行かなくてはとお父さんが言い、
借りる様に電話をしたが使っている最中だったので「人力で頑張るか」と
出掛けて見ることにした。
協会で聖パン作りをしているので誰かが居ると思って出かけたが車が3台
助っ人マンになる人が居る、良かった4人がかりで90キロのヒュムカンを立てた
「昔は機械が無かったから人の手ばかりだったよね」「一言言ってくれれば
幾等でも手伝うよ」と信者の方たちが言ってくれホッとする。
母も今月の初め満で88歳になった、幾等元気でも一人では到底出来ない
事も有る。


皆に助けられ生きていると言う事が現実味に浸みて分る様になって来た。
沢山の人に支えられ、生かされているんだなと・・・・・


烏賊漁の出港風景は羅臼の風物詩でも有る
             外来船


             見物客
             

             出漁風景


             八幡丸




皆さん有難う・・・・・

2010-10-23 19:47:51 | Weblog
今日で最後、昨日の疲れは取れてない・・・足が痛いよ(泣)でも私ばかりでないな・・・頑張らなくちゃ~~~~
朝、寺に着いて見ると刺身用の烏賊が届いて皆で皮を剥いていた。
朝の内に刺身を作り段取りは着々と進む~~~~

酢の物、胡麻和え、葛練を作り寒天を切る
村雲に流した卵がとても良く出来ている、パインを入れた寒天の色は優しく
とても良い出来である~~~~
切る時にとても苦心が居る~~~如何したら綺麗に見え食欲が注がれるかが注目
美味しく食べていただく苦心を皆で考えながら盛り付けた。


小豆御飯が出来上がり万端整ったようだ、ご法中さんには美味しい天婦羅も上がった。


皆さん本当にご苦労様でした、色々な事が有り3日間忙しい中を助けて頂き
有難う御座いました。


疲れたと入っていられない、昨日のお客様はお父さんに接待をして頂き、
今日は今日でお客さんが居る、疲れたなどと言ってものなら罸が当たる。


       昼顔の優しい花が大好きだ



蕎麦仲間の方が宿泊していただいた、民宿を遣り始めた頃のお客さんが急に
見えることになった、楽しみに来ていただいたお客さんばかりである。
千葉から入らしたお客さんは少し到着で遅くなったが、今日はスケ-ト、
野球とテレビをゆっくり観戦しながらの夕食となる。
楽しい時間を皆さんと共有する事になった。


石田君は羅臼湖へ

稜線からの羅臼湖

おそらく今シーズン最後であろう羅臼湖へ、稜線から別れを告げる

今シーズンもたくさんのお客様と一緒に、事故も無く羅臼湖を楽しむことが
できました。
ありがとうございます。

来年も知床倶楽部の羅臼湖ガイドトレッキングをどうぞよろしく
お願いいたします。




欲張って秘沼巡りをした石田君

秘沼巡り

ガイド業務も一段落。今日はヤブ漕ぎ山行で秘沼巡り。



小さな名無し沼。

できるだけハイマツを避けるため、沢沿いのルートを取りますが、やはり避け
られないハイマツ漕ぎ。

ダケカンバのブッシュを漕いでいると、今日の目的地が見えてきた。


鏡のように映る知床連山

帰路は沢を下る

褐鉄鉱の沢登り、湿地帯、ハイマツ・ダケカンバ・ササのブッシュ、沢下りと
バリエーションに富んだルートでした。





朝7時に集合・・・・・

2010-10-22 19:19:56 | Weblog
今日は朝7時に寺に集合~~~今日は一日大変だ・・・・
朝の御飯と御福さんを炊き食事を頂いてから仕事に掛かる。
その間に煮しめの味が浸みる様にもう一度ガスに掛けて味を調える。


朝食が終わってから昼食の米を磨ぎ、押したしを作り、芋サラダを作り魚を焼いたりと
休む間も無く忙しく動き回る。

昨日のうちに段取りよく色々な事をしておいたので本当に仕事がスム-ズに進みホットしている。


午後から天婦羅を揚げてもらったり大変な白和えを擂らなくてはならない、豆腐の量が多いのですり鉢を3個で擂り始める。
胡麻擂りと豆腐の白和えは大変である。
それでも皆さん頑張って擂り上げてくれた、砂糖を入れて味を調え出来上がり。


色々出来上がったものを盛り合わせて、豆腐のあんかけを作って出来上がったが、もう一つご法中さんの麺類とおにぎり用意である。


出来上がると次は夜食の赤飯の用意。


沢山の人の手で時間に余裕を持って出来上がった。
一日中立ちっ放しで足が疲れた~~~~夜布団に入っても足が余るほど疲れたが明日の朝は6時集合だ寝棒をしないようにしなくては・・・・・