民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

雨降りは・・・・・

2013-07-30 12:08:56 | Weblog
昨夜宿泊された布川さんは今日は朝早くにウトロに移動

観光船に乗りたいと話しており「ウトロで熊に会いたいね」

そんなに遭遇できるか不透明

雨が小降りに成ったのを機会にウトロに旅立った。

今日はどんな出会いが待っているかとても楽しみ。

夕方フクロウを見に行く筈の福島さんから連絡を頂く

雨降りなので出来る事なら明日に延ばして欲しいと

連絡をとると明日も午前便は込み合っているが後は

多少すきが有る。

11時便に乗る事にして天気予報をチェック

雨のち曇り午後から雲は薄くなり天気は回復傾向に成る

気圧の谷に入っており道北は雷注意報

明日天気になあれ



雨の中のマッコウクジラ

本日も3便出航となりました。
1便目のみわりと視界がきいており、雨もそれほどでもなかったのですが…

2、3便目はとても苦戦しました(汗)

1便目は出航してから30分もの間、ずーーーーーーっとフルマカモメが船尾からたくさん
ついて飛んできておりました。
子どもたちが船の真横をかすめていくフルマカモメに興奮^^
本当に手を伸ばせば触れそうな距離でした。



1便目のマッコウクジラは、安定して複数頭確認できましたね。
こちらはミズナギドリの群れに進んでいくマッコウクジラ!!
珍しい光景ですね。



1便目はゆっくりマッコウクジラを観察することができましたが、
イシイルカには出遭うことがありませんでした。



2便目はイシイルカにはたくさん出遭えたものの、霧がとても濃くなり視界が悪く
水中マイクでマッコウクジラが発する超音波が拾えたものの、残念ながら近くでの浮上が確認できませんでした(泣)

そして3便目は豪雨(汗)
視界は2便目よりは回復したのですが、なかなかマッコウクジラに出遭えず…
マッコウクジラを待ってうろうろしていると、近くに大きな鳥。



アホウドリの幼鳥でした^^
とても近くで観察することができました。
その他海鳥は、トウゾクカモメ、ハイイロウミツバメ、アカエリヒレアシシギ、ウトウ、ミツユビカモメ
が見られました。

雨に霧に大苦戦(泣)



とても寒い1日となりましたが、みなさんカッパを着て頑張ってくれました。
大変お疲れ様でした。


[お知らせ]

明日7月31日(水)夜8時からテレビ東京いい旅夢気分3時間スペシャル内で知床が紹介されます!!
本船にもガッツ石松さん、竹原慎二さん、内藤大介さんがご乗船。
羅臼沖の映像も流れる予定ですので、お時間ある方はぜひご覧ください^^



寒い一日

2013-07-29 23:30:00 | Weblog
朝早くに仕事に出かける方が居て7:00に朝食との注文に

昨夜宿泊された方々が全員7:00に成る。

88歳のお母さんとみえた高橋さんは、ホエルウォチングに

稲田さんは札幌までロードドライブだ~~~~

8:00間は見た方が良いよ言いながら送り出したが

1人では少々きついな

仕事の方々も8:00には出かけたが午後から仕事が終わり

帰るようになった。

夕方飛び込みのお客さんが~~~~

相泊温泉に出かけて行き「良い湯だった」と帰って来た

とても素敵なスポーツカに乗ったお客様である。

夕食時に色々な話をする、人生何が幸で何が不幸か解らないが

10人居れば10通の生き方がある。


そっくり返るダイブ
朝起きると霧と雨、いつもの天気です…事務所に受付に来られるお客様が
皆さん『出航するんですか?』と不安気に確認してきますが波が穏やかなので出航です!

1便目出航時…長崎大学のマッコウクジラの調査チームが見送りにきてくれました。
とりあえず今回は一度引き上げてまた来月から調査再開となります。



そして本日も3便出航となりました。
安定してイシイルカとマッコウクジラをパーフェクトで見ることができましたね。
全便、マッコウクジラは近くで観察することができましたよ!



北方領土・国後島をバックにマッコウクジラの豪快ダイブ。



こちらお客様は船の下に夢中になり、私はかやのそと(笑)



本日は珍しく2便目、イシイルカが長いこと船についてくれましたよ~^^
いつもは体を海面にあまり出さずに泳ぐイシイルカなので、初めて見られるお客様は
見つけづらいのですが、じっくり観察することができました。



海鳥は、3便目トウゾクカモメがとても近いところを飛んでいきました。



その他、ウトウ、フルマカモメ、ミズナギドリ、ウミスズメ、ハイイロウミツバメなどが見られました。
この個体は最近よく見かける個体で、3便目に最後近くで見られたマッコウクジラ!
そっくり返るように高々と尾びれをあげて潜っていきました~



ダイブする時によくこれでもかってくらいに反り返るので、体を痛めないか心配です(笑)



[お知らせ]

今月7月31日(水)夜8時からテレビ東京いい旅夢気分3時間スペシャル内で知床が紹介されます!!
本船にもガッツ石松さん、竹原慎二さん、内藤大介さんがご乗船。
羅臼沖の映像も流れる予定ですので、お時間ある方はぜひご覧ください^^






お別れの会・・・・・

2013-07-23 23:23:50 | Weblog
AM9:00から本当の意味のお別れの会だ

8:30頃から式場に

学校関係者の方々同級生など一般会葬の

皆様と会場は所狭いほどの人で溢れて

見送りお別れに見えた人が沢山である。

献花でお別れをしてからこれが最後だと

思うと涙があふれてくる。

式の終了後沢山の人に見送られて

バスで葬祭場へ

私達の前にも後にも沢山の会葬の人で

流れ作業の様で有る。

10:40から12:45分まで骨を拾うまで

控室で待つ事に成るが自分の控室を忘れると

大変な事に成る。

食堂や売店も有るほどな大きさで有る。

病気で亡くなったのではないので骨が大変多く

骨壷に入らないほどである。

心臓が圧迫死という説明であったが骨に赤く

血液が付いているようであった。

烏賊に衝撃が強かったかが良く分かる。

痛い等と思う暇もなくあっという間の即死

だったんだ。

何とも痛ましい出来事で忘れる事が出来る

のだったらと何度も思うが現実には戻る

訳もない。

痛ましい事故としか言いようがない。

骨壷に収まってしまった匠もう痛いも暑いも

無くなってしまった。

後はお父さんやお母さん春人を天国から

見守ってあげてね。

お父さんと二人少し娘夫婦の所に残りたいが

お客さんに迷惑も掛けれないので末の娘が

残り後ろ髪をひかれる思いで帰省する。

帰りに旭川の知り合いの方が我が家に来る

事に成っていたので北で降りて乗せてガソリンを

満タンにして出発~~~~

羅臼に着いたのはPM10:15頃に成った。

到着するとお客さんが来て休んでいた。

疲れたなと思う暇もなく明日のスケジールを検討

明日は二人でギョザ作り

行者ニンニク入りのギョザ作りの助っ人で

我が家に来てくれた。

今日はもう遅いので寝ようかな~~~~


雨のマッコウクジラ

本日も3便出航となりました。
1日通してすっくり視界がよくならなかった本日は、2便目濃霧が発生し雨も本降り…
マッコウクジラを見ることができませんでした。

その他1、3便目はマッコウクジラを見ることができましたね。



本日も複数頭確認でき、イシイルカは2、3便目にたくさん見られました。



本日は海鳥がたくさん見られました。
ミズナギドリはあまり見られなくなりましたが、ウトウ、フルマカモメ、フルマカモメの白色



ハイイロウミツバメ



そして、1、3便目に見られたアホウドリの幼鳥が見られました。



本日はずっと雨が降ったり止んだりを繰り返しとても寒い1日となりました。
皆さんカッパを着て頑張ってくれました!!大変お疲れ様でした。







偲ぶ会・・・・・

2013-07-22 23:59:10 | Weblog
枕も布団も変わり暑いのも有るが全然寝れない1夜を過ごす。

ベットの駄目な私はゴロゴロ寝がえりを打っているだけ

下の娘は階下で寝ていたがAM5:00頃まで起きていた様子

PM3:00に会場に移動する

PM6:00からの式には1時間前から遺族の席に座っていたが

どんどん人が増えて来て会場には入れない方が沢山ロービ

で待っている。

いよいよ式が始まったが未だ何の宗教も持っていない娘夫婦は

神父さんもお坊さんも無く献花で終わらせる。

学校関係者の方々、同級生、沢山の人々が献花に訪れ式が始まり

1時間以上も献花に掛った。

匠の15年の人生の別れに見えた人たちはすすり泣く声が

匠に届いている事だろうか???

同級生を見る度に匠が本当に慕われていたことが良く分かる。

明日に成ると本当に別れがやって来ると思うと春人は館に語り

掛ける様に離れない。

何とも寂しい限りであるが突然の訃報は人生が狂ってしまう。

匠残念無念の一言で有る。

私は匠を絶対に忘れないから~~~~~



水平線

本日も3便出航となりました。
とても穏やかな1日となりましたね、多少波があるものの状態がいい日が続いております!

本日も安定してイシイルカがたくさん見られ、
マッコウクジラは複数頭確認することができました。



1便目、3便目は日ロ中間地点よりも羅臼側でゆっくり見ることができました。



最初は霧で北方領土・国後島も知床連山もキレイに見られなかったのですが、徐々にきれいに見えてきました。
残雪の知床連山が幻想的ですね~



1、3便目は近くでマッコウクジラが見られたものの、2便目のみ日ロ中間地点より国後島側に浮上し
一度も近くで見ることができませんでした(泣)
どれも水平線上の潮吹き…とても遠く子どもたちは見るけるのが難しいようでした。
まずはお父さん、お母さんが子どもたちに水平線の説明をするのが大変そうです(汗)

本日も長崎大学のマッコウクジラの調査チームが出航しておりました。



3便目は西日が強くなり、マッコウクジラの潮吹きに虹がかかりました^^



海鳥は、ウトウ、フルマカモメ、ミズナギドリ、ハイイロウミツバメ、ウミスズメ、
アカエリヒレアシシギなどが見られました。
防波堤のオオセグロカモメのヒナたちもだいぶ大人びてきました(笑)






札幌へ

2013-07-21 10:56:53 | Weblog
朝早目にお客さんに食事を済ませて頂いて札幌に向けて走り出す。

ここ何年も出ていってないのでお父さんが最初運転するが

カーブで減速をしないのでなんだかとても怖いな。

サロマから私に変わり高規格道路で遠軽、白滝と上川に降りていよいよ高速だ。

3:20分頃に着いた、札幌に入って方向音痴のお父さんは地図を見てても

方向は間違う。

太平を何処までも行くんだと言うがトンデモナイ行き過ぎ

途中で戻ってやっと篠路へ   何条何丁目

あっという間に着いてしまった。

良かった弟たちが外で待っていた。

家の中へ入ると重い空気が漂っている

館に収められた匠は奇麗に化粧を施されている。

首から顔が車に引きずられ黒くなっていると言う事で綺麗に化粧をされて傷が

目立たない様にして有ったが、痛いどころか一瞬の事のようだ。

心臓が圧迫されて即死・・・・・・何ほど無念だった事かとても残念である。

痛いも何もなく一言も言葉を交わせずにこの世から去ってしまった。

娘夫婦は見ては泣き、誰にもぶつける事が出来ない怒りを堪えているようだ。

何んと情けない事であろうか。

匠の弟の春人は亡くなった夜は布団を横に引いて手をつないで寝たと言う。

たった二人しかいない兄弟なのに突然兄がいなくなってしまいボ~~ット

した姿に立ち上がるのに時間が掛りそうである。

下の娘が来て色々力ずけて話を聞いてやっている。

時間が解決してくれるより方法がないが、泣いている家族を見て心が避けそうである。


式の日取り・・・・・

2013-07-20 22:47:24 | Weblog
娘に電話をして引きの日取りが決まったか聞いて見る~~~~

22.23の両日で家族葬に成った。

お父さんとお母さんだけ来てくれると良いよと言っているが

そんな事は出来ない。

お父さんの兄弟と私の兄弟に教えた。

弟たちは昨日の内に顔を出しに行ってくれたが此方は遠すぎる。

やっとお客さんに連絡をとれるようになったが、もう旅行に出ているのか

一向に連絡が付かない。

時間をおいて連絡をとるが中々思うようには事が運ばない。

兄弟達に今迄の経過や此れからの事を説明する。

自分達だけでも出かけると言う始末、舅さんがが居るんだからと言い含めるが

今にも走って行きそうな勢いである。

親より先に行って如何なる事か???

思う気持ちは同じだが出過ぎる行為は醜いものである。

お母さん・・・・

2013-07-19 22:01:51 | Weblog
昨夜遅かったせいかとても眠い・・・・

午後から目が開いて居れないので2階で

仮眠を取っていたが階下から色々な音が

するので横に成ってまどろんでいた。

1:47電話の音で飛び起きた

札幌の娘からの電話である

「お母さん吃驚しないでね、交通事故で

匠が亡くなったの」吃驚しないでと言ったが

吃驚しないではいられない。

聞いている中に涙があふれ出す。

お父さんに言わなくては外に電話を

持って飛び出す。

お父さんは事故と聞いたら泣き出すほどに

ショックだった。

1度ならまだしも2度目である。

跳ねられて車の下にもぐり引きずられた

様子。

今は病院の霊安室と言う事である。

何をどうしたら良いのか全然分からない。

早く行って力ずけて上げなくてはと思うが

毎日お客さんがいらしゃる。

全て手配をしなくては駆け付ける事も出来ない。

式の日程が決まらないので、それを待ってから

色々動き出そう。

それにしてもショクは大きすぎる。