民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

何年かぶりで・・・・・・

2011-05-15 19:43:38 | Weblog
昨夜宿泊されたお客さんを連れてビジターセンタに行き色々な展示物

羅臼の映像を見て吃驚「こんなにも沖に行ったら綺麗なんだ

そしてこんなに沢山の動物に出会えるなんて知らなかった!!!」と言う

本当に驚いた様子である。

折角此処まで来たのだから間欠泉の吹き出しを見せてあげたくって

寄り道をしてみた。

「丁度行った時が今噴出した所」と言う所に出会わせる、「折角来たん

だから30分待とう」という事で山小屋の社長がいらしたので待たせてもらう。

外を気にしながら噴気孔の見える場所を選んで見ていたが、「もうそろそろ」

と言って外に出た時には噴気が終わった後・・・・「えっ、本当に」「今終

わったんだ」と涼しい顔、がっかりしたのは私たち~~~

折角待っていたのにと言っても仕方がない、もう30分ごろにこようかと

言って街へ行ったが走って歩くだけで何もする時間がない。

海鮮工房へ行って昆布茶を一杯飲んでとんぼ返り、12:00少し前だったので

今度は10分待って見る事が出来た~~~~「今日は風が有って良くは上に

噴出さなくって良くないな」と言いながらも何回も噴射するのは迫力がある。

12:5分次は12:35分に噴射と言う事がわかった。この時間を追っていくと

見る事が出来る。

釣りに行った男の方々は良い形のホッケと添いを釣り上げ御機嫌で帰って来た。

風がとても寒くガッチリ防寒具を着てないと震えたと話していた。

兎に角天気は良いが寒い一日であった。


石田君は
春の花


今日は網走地方遭難対策協議会による山岳遭難救助訓練を羅臼湖周辺で行う予定でしたが、道路が開かず中止。
知床峠付近は完全に雪降っているみたいです。
今回は羅臼山岳会が中心となって準備していただけに、とても残念。
道路が開けば本番さながらの良い訓練になったであろうに。。。

麓は晴れているので、時間も空いたしちょっと散策。

ミズバショウの群落


ニリンソウ。山菜として食することもできます。


エゾノリュウキンカ。ヤチブキとも呼ばれこれも山菜です。

他にもネコノメソウ、ヒメイチゲ、スミレなど、この季節ならではの花がたくさん咲いていました。
野鳥も活発に動き始め、オオジシギのディスプレイフライトやコマドリのさえずりも聞こえてきます。

5月中旬~下旬の羅臼は観光閑散期ですが、、峠はまだ雪山、麓は春の芽吹きとまったく違う景色が楽しめるオススメの時期ですよ。


今日の観光船は
仲良しミンク


本日は午前便高波のため、欠航となりました。
ご予約頂きましたお客様申し訳ございません。

しかし、午後便は出航しました。
波があり、風が冷たかったですが…みなさんカッパなどを来て
頑張って探してくださいました。

まずはミンククジラを出航後すぐにお客様が発見。
ハシボソミズナギドリも少し分散していたものの、たくさん見ることが出来ました。
その他、ウトウ、アビ類、フルマカモメも目立ちました。
そして、ミズナギドリの近くにはイシイルカ!



イシイルカも天気がよく透けてきれいに見えましたよ^^
それからミンククジラがまた確認できたと思ったら、2頭仲良しさんのミンククジラ。
2頭一緒にうまく撮影できませんでしたが、どこまでも並んで泳いでいきました。



そして、実はこの後シャチも確認できました!
ただ、日露中間地点よりも国後島側に浮上、オス1頭、その他2頭が確認されましたが、
結局こちらには来ず…帰港途中、雲に虹がかかりキレイでしたね。



最後には知床連山もすっきりくっきり。



さて、次回はいつシャチに遭えるでしょうか?楽しみです。