民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

札幌へ

2013-07-21 10:56:53 | Weblog
朝早目にお客さんに食事を済ませて頂いて札幌に向けて走り出す。

ここ何年も出ていってないのでお父さんが最初運転するが

カーブで減速をしないのでなんだかとても怖いな。

サロマから私に変わり高規格道路で遠軽、白滝と上川に降りていよいよ高速だ。

3:20分頃に着いた、札幌に入って方向音痴のお父さんは地図を見てても

方向は間違う。

太平を何処までも行くんだと言うがトンデモナイ行き過ぎ

途中で戻ってやっと篠路へ   何条何丁目

あっという間に着いてしまった。

良かった弟たちが外で待っていた。

家の中へ入ると重い空気が漂っている

館に収められた匠は奇麗に化粧を施されている。

首から顔が車に引きずられ黒くなっていると言う事で綺麗に化粧をされて傷が

目立たない様にして有ったが、痛いどころか一瞬の事のようだ。

心臓が圧迫されて即死・・・・・・何ほど無念だった事かとても残念である。

痛いも何もなく一言も言葉を交わせずにこの世から去ってしまった。

娘夫婦は見ては泣き、誰にもぶつける事が出来ない怒りを堪えているようだ。

何んと情けない事であろうか。

匠の弟の春人は亡くなった夜は布団を横に引いて手をつないで寝たと言う。

たった二人しかいない兄弟なのに突然兄がいなくなってしまいボ~~ット

した姿に立ち上がるのに時間が掛りそうである。

下の娘が来て色々力ずけて話を聞いてやっている。

時間が解決してくれるより方法がないが、泣いている家族を見て心が避けそうである。