民宿本間のブログ

世界自然遺産知床羅臼から情報発信 

報恩講・・・・

2007-09-20 21:46:59 | Weblog
今年の報恩講は羅臼の街から岬町迄である。
住職が変わる襲職式が行われ一日多い3日にてお勤めが行われる、私たちは今年は台所の当番である、今から順序良く計画を経てて、余裕を持って報恩講を迎える様に、午後から役員の方たちが集まって接待のメニュ-作りと買い物の計画を話し合う、何時もの人数と違い人も多いと想定の基に粗相の無いように頑張らなくてはならない。

作る物が決まり、漬物を漬けたり揚げ物の支度をしたりと、忙しくなる。
次の3年後を考えて、お手伝い、接待と若い人たちが出入りしてくれるように、皆さんにお願いする。

パキラの花がどんなに成ったか見に行くと、真っ白な花が茶色に成って本当に一日花である、昨日見れてラッキ-であった。
明日になると落ちてしまうのであろう・・・・・折角の花がと言いたい所だが、「花の命は短くて・・・」と言う所でしょうか。

熊越えの滝

パキラの花・・・

2007-09-19 23:20:52 | Weblog
4~5日前からお父さんがパキラの花なのかポツンと尖った物が出ている、と言っていた、お客さんが揃って食事をしていたら、「ハウスに水をやりにいく」と話して
ハウスに上がっていった。
「お母さんパキラの花が咲いたよ」と上から大きな声で呼んでいる「えっ本当じゃ
写真を撮るわ」「皆さんも見に行きませんか???こんな機会はめったに無いから明日には蕾んでしまうから、御飯は後でも食べれるよ」と言いながら私もカメラを片手にハウスに一目さん「昨日までつぼみの状態だった」のに、真白な苞の長い花が咲いている、とても清楚な感じがする、皆が始めてみた花がとても綺麗なのに驚いている。
昨年咲いた時には、何日も咲いているのだろうと思い、写真を撮らずに終わってしまった、一日草とは誰もが始めてで分らなかったが、今回は二回目である。
こんな機会はめったにないと、お客さんも写真を取り捲る。

始めて写真に収めたパキラの花


到着時間・・・

2007-09-18 23:56:02 | Weblog
朝食を済ませて弟子屈に移動する方と、羅臼湖に出掛ける方に分れ夫々が目的地に出掛けた、天気が良ければ良いが、逆さ羅臼岳が見れるのに、と思っていたが帰って来て聞いてみると、天気が良かったし、風も爽やかでとても良かったと喜んでいた、時間は片道2時間20分掛かったと言うが77歳もの方が、元気にトレッキングするには何も遅い方ではない、今日も熊の湯に入って疲れを取ってきた。

夕方もう一人何時も見える札幌の伊藤さんが「ただいま」「お帰りなさい」と挨拶を交わし自分の家に帰ってくるような気持ちで見えた、「又山」「登ってきた」「熊の湯に入ってきた」「じゃそこで休んでいる」「ウン此処で良い」「昨夜はウトロ」「車の中で寝たの・・・」「如何して」「釧路の友達の所で夜遅くまで御喋りをして、夜中にウトロへ着いて、そのまま車の中で寝て、朝に山に登った」「寝むいの」「お父さん早く湯煮を炊いて御飯にしてあげないと寝てしまいそうだね、大至急御飯にしよう」と言っている内にも寝てしまいそうな雰囲気・・・・

羅臼湖から帰って来た方々より一足早く食事に・・・そして皆で揃って食事を食べ始め山の話、羅臼湖の話などワイワイガヤガヤお喋りをしながら、飲みながらメンメの鍋を食べ始め、お互いに情報交換をしていると、伊藤さんの目もパッチリ。

唯今日見えるはずのお客さんが一人7時を過ぎても見えない・・・連絡も入らない・・・如何したんだろうか???事故でも起しているんではないんだろうか???辺りは真っ暗である・・・・8時を回った頃一台のバイクがウインカ-を挙げて民宿の前で止まった・・・「お客さんでないか???」とお父さんが言って外へ出て行った、間も無く「やっぱりそうだよ、バイクは中に入れさせるよ」「そうだね」という会話を聞いてて「そこまで心配する」「もし悪戯でもされると家の責任になるもの」「うん」・・・・

遅い到着に「どうかしましたか???」「道に迷ってしまい」「遅くなる時はちょっと連絡を頂けると有難いんですが」「こんな時間なんですね」「首が長くなってしまいましたよ」と言いながら皆で大笑いを・・・・
「兎に角食事にしましょうね」「本当に遅く成りすみませんね」「良いんですよ
皆さんが食事中にいらして下さり有難う御座います」

羅臼湖3の沼に映える羅臼岳

久し振り・・・

2007-09-17 23:58:13 | Weblog
今日は懐かしい人が見える、お客さんであるが母の年に近い方で神奈川からと群馬
札幌である、如何してバラバラと思えるだろうが、群馬の方と神奈川の方は親友で
札幌の方は神奈川の方の姪御さんに辺り、群馬の方もとても親しい方である
2年の内に3回も見え、美味しい魚を時々送ったりし、私たちも色々お世話になる遠い親類のような方である。

突然3時ごろに飛び込みのお客さんがあり、ゆっくり話が出来ないかもしれない。
まぁ明日もあるか???・・・と自分に言い聞かせる・・・
千歳から旭川周りで羅臼に入ってきてゆっくり熊の湯に浸かって来たと話していたが、疲れが出たのか眠そうな目をしている。
明日も有るので今日はゆっくり休んでください・・・おやすみなさい。

マユハゲオモト

売り子・・・

2007-09-16 23:51:42 | Weblog
昨夜大いに賑わい楽しい夕食であったが、今日は早くも別れが来る、今朝は早くにハウスや外の花を散策したようで、色々な花の名前や育て方などの情報交換をする
キタグチアロエの苗を欲しいと言うので鉢事お土産である、その代わり富士桜を送ると話し、楽しみに待つことにした。

ホエルウォチングに船に乗る人、一路目的地に移動する人、夫々が民宿を後にする。
私は雨の上がった会場に、9時少し過ぎた頃だが、もうイカやらホタテ、トウキビ、コマイと買いに来る。
売り子の威勢の良い掛け声と焼き物の臭いに釣られて集まる人人の波
ホタテ1つ、芋団子2つコマイを1つ等と自分の食べたいところに人は集まる、焼いても焼いても直ぐに売り切れ、熱々のを頬張っている。

串ホタテが底をつく、コマイも完売、イカの串焼きが少し余る、ホタテの殻付きも
少々余った、芋は完売塩辛は少し余ったのを福ちゃんが持っていった、美味しい塩辛だから貰っていくわ、年代物だねと誉められ、つい「持っていけば」という具合である。
芋団子も完売、兎に角「良く売れたな」と皆でホッとしたのが実感である。
売り子の声がけが本当に良かった、「いらしゃ居ませ、・・・・が焼けてるよ、美味しいですよ」こんな声が飛び交う活気が、情調があるな・・・と思えた一日であった。
皆さん本当にご苦労様でした、お買い上げ頂いた沢山のお客様、心よりお礼申し上げます。

満足満足・・・

2007-09-15 23:20:13 | Weblog
午後から漁火祭りの会場設営に出かける、私と美っちゃんと二人で荷物を積んで会場に行ってみるが、旅館組合の方たちが見えていると思ったが一人も見えない。ああれ、と思い乍待つこと30分ほどしてポツポツ見えた。テントが設営してから、食材を降ろしてセッテングをしてから、一度戻る事にした。
その間に夕食の支度をする、刺身を切るだけにしてもう一度会場に行って来る。

今日のお客様はお父さんの定年でご苦労さんを、と言う事で子供さんが集まり春から貯金をして場所選びをして我が家に決まった。
今までのご苦労にたいして私達のお祝いの意味をも込めて、ひと回り大きなメンメンメを使わせて頂いた。
美味しい美味しいと喜んで食べて頂きご家族8名はとても喜んで頂けた、お父さんはとてもユニ-クナ方で何時も回りは笑いたへ無い、明るい家庭を見て取れる。
親がしっかり育てたのは良く判るが、子供さんたちも実に素直な方達で、親に対してとても感謝をしているのが良く判る。

漁火祭りが気になるが、今夜は土砂降りである、きっと人の出も悪いのではと心配である。

綺麗ではないが私はカポックの花



いよいよ・・・

2007-09-14 22:31:51 | Weblog
いよいよ明日に迫ってきた漁火祭り、午後から明日の支度を始める、じゃが芋を炊いてホイルに包み、やらなければ成らない事が沢山有る。
甘タレを作ったり、値決めをして値段表を書いてもらう段取りを立てたり、暇が無い。
持ち物の再点検、持って行くものを忘れては大変である。
天気が良ければと天気予報がとても気になる、一日何とか持って欲しいのと、人の出がとても気になる。

仕込みの物が全部さばけてくれると良いが・・・・
皆さんのご来店を切にお願いいたします。

飛び込みの・・・

2007-09-13 23:55:37 | Weblog
午後5時に少し前ごろに一本の電話が鳴る・・・「もしもし民宿本間さんでしょうか」「はい民宿本間ですが・・・」「今日部屋が開いておりますか」「はい、空いておりますが」「じゃ今日、3人お願い致します」「美味しい魚が食べたいでしょうか」「美味しいのが食べたい」「判りました、それでは美味しいキンキを食べていただきます」小一時間程待つた頃「今晩は、先ほど電話をした・・・ですが、と入ってきたお客さん、何処からいらしたんですか??」「沖縄からです」「今日は何処からですか・・??」「沖縄よ」「今日出て来たんですか」「そう今日6時に家を出て8時30分の飛行機で羽田へ、其処でこの方と待ち合わせて、一路釧路なんです」「釧路から電話を頂けば良かったのに・・・」「湿原を見たくって鶴居の方を回ったのね、そうしたら道を間違えてしまい、結局釧路湿原は見れずに来てしまったの」「電話は何故中標津なの・・・」「圏外で通じないの」「あぁ・・そうか」「まぁ仕方が無いわね・・・、でも今度は早く連絡したほうが良いと思うよ」

いよいよ夕食時「うぁこの魚美味しい!!!キンキと言うんですか・・・刺身も美味しい!!始めて民宿に泊りこんなに美味しい物に出会てとても幸せ・・・本間さんに宿泊して良かったね」ととても喜んで頂いた。
夕食後は熊の湯温泉にご案内して、来たが明日の日の出を見たいと言いながら、明日の朝には少々早いが起きようか??愛泊まりの温泉にも入りたいし、鮭の遡上も見たいな・・・・盛り沢山の計画をたてている様である。

同宿なさった方とも意気投合、15日にはどちらも富良野に移動しているが、お互いに富良野に宿泊する。
又ばったり有ったりして・・・・



吟道大会・・・

2007-09-09 22:44:15 | Weblog
何日前に岳風会中標津支部の支部長から吟道大会のプログラムを渡された「時間が有ったら聴に来て」「聴きに行きたいけどどうなるか、お客さん次第だねと言っている内に今日という日を迎えてしまった。
時間的に大丈夫だったので、しと走り中標津まで行ってくる、懐かしい人に沢山会えた、支部長である彼女は朗々と吟じて聞惚れる、子供の時から吟道を始早45年猶予も稽古に勤しんでいるだけの事は有る。
発声も真が確りしていると感心させられる、心の修養をさせられた思いで一杯である、良い物を聴き、良いものを見、良い心つくり有らねばならないと、つくずく思う瞬間でした。

吟の道 あゆみし道程 束の間の 苦しき事も 懐かしき思い出