どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

中瀬鉱山 再訪 その1

2019-04-08 12:29:51 | 鉱物採集 兵庫
毎度ですが、ぶらっと中瀬鉱山。
言わずもなが、中瀬鉱山は操業中の日本精鉱の関連なので立入禁止です。
なにかあってもわしゃしらんで?

いくつか危険情報が。
まずマムシがヤバイ、今回短時間探索でしたが4匹見つけました。
これから気温が上がりますのでこの一帯は危険地帯でしょう。
この鉱床どこも非常に水辺が多く危険を感じました。

次に今回クマの爪ハギ跡を3本とクマ糞を一点見つけました。
見つけたのは全て生の新しい傷跡で、明らかに鹿ハギではありませんでした。
行く方は覚悟してください。
多分ですが複数体居ると思われます。
私は怖いので冬まで行きません!


では早速行ってみよう。
今回別鉱床の方に足を運んでみました。

これはイイ石垣ですね。
道も残っています。


不思議な石垣で作られた枠がありました。
大きな四角の石垣の中に、更に四つの石垣の部屋が設置されています。
水流を利用して何かに使っていたのでしょうか?
レールも突き刺さっています。


ズリ山はかなりの量です。
以前と同じ珪ニッケルと噂の鉱物が多量に入っています。
今回画像にはないですが、石英のズリが落ちているポイントを見つけたのでかなりの量の輝安ベルチェ毛鉱のガマを採集できましたので大満足。

それでは先に進もう。




ズリはかなりの面積を占めている。


ズリが広いので散歩できる。
マムシには注意だ。


坑口の横には基礎の跡があった。
かなり大型の機械を設置していたのだろう。
基礎の中にコンプレッサーの配管があったのでコンプレッサーがあったのは間違いなさそうだ。


沢も綺麗に石垣が積んであった。
川まで綺麗に石垣組まれていました。


川をずっと進んでいく。
まだまだ先があるがこの先は今回断念する。
真冬じゃないと厳しそうだ。
ほぼクマ的な意味でw


反対側の斜面にズリ山と坑口があった。
ズリの量から坑道の大体の奥行きがわかる。


すごい量の鉄分だ。
くっつきすぎてカラミのようにすら見える。
黄鉄鉱か輝安鉱の鉄分だろう。


こちらも同じで辺りは臭い。


坑内はそれほど深くなく20m程。


不思議な空間が一つあった。
この部屋の壁、なぜか木で塞いでいるように見える。
なんなんだろうか?こんな置き方初めて見ました。
この坑道は輝安鉱をそれなりに産出していたのだろう。

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