前回仲間が降りてきた階段だ。
原形を留めていないが、手すりもちゃんと用意されている。
階段を登って先ほどの竪坑と鉱体広場の上に戻ってきました。
軌道の量と部材の多さからここが主に近い坑道であったことが伺える。
ちなみに以前の記事で降りてきた斜坑インクラインまでまだ戻っていない。
大きな火薬庫があった。
主の火薬庫であろう、厳重な感じだ。
見え難いが部屋の中は木材の湿気でえらいことになっていた。
斜坑インクラインの途中にある坑道にあったが、何故堰を作って水を貯めているのかは謎だ。
進める坑道は進んだのである程度探索が終わってきた。
残りの坑道は突入した坑道と同ｌｖの高さのみだ。
これ分かりますか？中々面白い光景でした。
足跡じゃないですよ、これは先にこの鉱山に入った人たちの物です。
軌道を敷いて採掘か探鉱を止めた後に、補助金目的で再度同じ坑道を掘りなおしてあるのです。
写真で映っているこの軌道の下、つまり土砂の中に軌道がもう一つあるんです。
変わっているでしょう？
枕木が地面の中にあるレールの上に乗っかっているので枕木が地面に潜ってませんよね。
不思議な光景でした。
この辺りでもう進める道がなくなったので、出口に向かいました。
坑道から出てエアーの主管を追いかけます。
閉山してそれなりに時間が経過していますが、鉄管は元気です。
索道の基礎とプーリーが設置されていましたが、高さ的にこれは簡易的なものでしょう。
簡易的では有るものの、基礎はガッツリとしていて安心感がありました。
