どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

天然温泉 佐用の湯

2019-04-21 12:31:05 | 日記
最近日曜日に家族が居れば温泉巡りしています。

佐用に天然温泉があると地図で見たので行ってきました。
クーポンがネットに落ちていましたので利用させていただきました。


受付の対応がイマイチで入る前からイラッ。
その日は偶数で五月夜の湯でした。


アメニティは完備、タオルも頂けます。
今回は完全に貸切でした。
日曜の昼だぞ大丈夫か・・・?


ぶっちゃけお湯めちゃくちゃ気持ちよかったです、熱いけど。
パサパサした感じがぐー!


今回雨が降っていたのですが露天風呂もお湯が温かいので全然おっけー。
この壷みたいなお風呂最高でした。


露天風呂とは言え、このお風呂虫やらゴミやら沢山入っており清掃が微妙です。
また景色の向こうに家が複数建っており裸で立ってたら丸見えだと思います。
女風呂はもっとヤバかったと嫁さんが言ってました。

でもでもお湯は気持ちよかったので是非行ってみてください。


帰りは味わいの里三日月に寄って蕎麦食べて帰りました。
蕎麦屋はお昼ズレて行ったのに並んでて待ちました。

とろろ蕎麦が美味かったのでオススメ!

仕事 舶用編

2019-04-14 21:10:53 | 日記
仕事の話。
今回知り合いにスラスターのエンジン整備の応援を頼まれて参加してきた。
いつも整備している船より大きくエンジンも大きいのが積んであり、人手が足りないそうだ。
船員に聞いたら船体6000tらしいので大きい方だ。

私は舶用出身の機械工「整備士」で主にディーゼルエンジンと舶用整備全般、発電機のメンテナンスを受けている。
エンジンは単気筒の100ccくらいから大きいものは45万ccくらいの物までを手掛けている。
排気量の方が皆さんに分かり易いのでにccでお伝えした。

スラスターは基本定期検査対象外で自主検査のみよく壊れるエンジンだが、手入れしない船主さんも多い。
今時の内航船はスラスターがないと接岸も離岸も厳しい場所が多くスラスターの故障は事故に繋がる事もある。
そんな中、今回のお客さんは状態が悪ければジャーナルまでやって欲しいと言う意向だった。
エンジンはいすずの6Wでピストン径は147mm、排気量15.000cc程。
147mmと言えばそれ程大きいエンジンではないが問題は場所だ。


スラスター室は船首に据えられており、ハッチを開けて梯子を下りるとデッキがあり、階段を下りていくと着くのだ。
写真はハッチを下りて一つ目のデッキ。
が、この船は大きい為下に行くまでの階段が長い、デッキ含めると30段。
写真のように下りていくようなスラスター室はこのクラスの内航船じゃないとない。

ヘッド、ターボポンプ類の整備は部品交換の為工場整備となりこの部屋からヘッドを持ち帰って整備した。
結果的にクランクピンに磨耗が全くなかったのでジャーナルはパスすることになった。


エンジンの方の整備は問題なく進んでいく。
問題は部品の陸揚げと整備部品の持ち込みだ。
人でも半分になる来週からは地獄の始まりの予感がする・・・

続く。

中瀬鉱山 再訪 その3

2019-04-13 12:17:45 | 鉱物採集 兵庫
鉱物採集した後に、中瀬周りをブラブラしてみました。

以前中瀬で働いていた方々の住居跡だろうか。
こういう跡地を散策するのはとても気持ちいい。


苔が過ぎた時間を表していますね。


水道の蛇口にしてはデカイし地面に近すぎるな。
農水だろうか。


瓶の中は何か腐ったものが残っていました・・・


不思議な穴が近くにありました。
奥行きはなくなんでしょこの穴は。


入り口の黄鉄鉱に鉱染された石が沢山あったので、近くの谷に入って来ました。
中瀬は北側の山にも輝安鉱の脈が有ったという事で少し期待して散策。


少し歩くと建物があった。
なんだろう、水を使った建物の様だが。


四角いマスが4個くらい繋がっていた。
養殖にしてはマスが小さい気がする。


こちらは先ほどの四角いマスに水を導く為の槽のようだ。
川から水が槽へと入っていた。


奥へ進むと石垣があったりぁゃιぃ場所が幾つかあった。
道中碍子がいくつも落ちていて何かしら奥にあるだろうが、今回はパス。

中瀬鉱山 再訪 その2

2019-04-09 18:17:46 | 鉱物採集 兵庫
前回の坑口を跡に別の沢に入る。
ここからは古地図と自分の憶測で探索開始。


トコトコ歩いていくと思ったとおりズリが現れ始めた。


ズリの上部。


ズリで谷の左側が盛り上がっているのがわかりますか?


ここに試掘かなにかあったのかな~?


段々畑?ではなく鉱山の土留めだと判断し登って行く。
この斜面を90m程登った所で遺構発見。
めちゃくちゃ疲れました。



石垣が積んであり、レールとトロッコがあった。



どうやらこれが目的地になりそうだ。


この手の柵の仕方は間違いなく竪坑。


石を投げ込んでみたが結構深かった。
下側の坑口のどれかと繋がっているのだろう。

今回はここで撤退。
今度は冬に来よう。

中瀬鉱山 再訪 その1

2019-04-08 12:29:51 | 鉱物採集 兵庫
毎度ですが、ぶらっと中瀬鉱山。
言わずもなが、中瀬鉱山は操業中の日本精鉱の関連なので立入禁止です。
なにかあってもわしゃしらんで?

いくつか危険情報が。
まずマムシがヤバイ、今回短時間探索でしたが4匹見つけました。
これから気温が上がりますのでこの一帯は危険地帯でしょう。
この鉱床どこも非常に水辺が多く危険を感じました。

次に今回クマの爪ハギ跡を3本とクマ糞を一点見つけました。
見つけたのは全て生の新しい傷跡で、明らかに鹿ハギではありませんでした。
行く方は覚悟してください。
多分ですが複数体居ると思われます。
私は怖いので冬まで行きません!


では早速行ってみよう。
今回別鉱床の方に足を運んでみました。

これはイイ石垣ですね。
道も残っています。


不思議な石垣で作られた枠がありました。
大きな四角の石垣の中に、更に四つの石垣の部屋が設置されています。
水流を利用して何かに使っていたのでしょうか?
レールも突き刺さっています。


ズリ山はかなりの量です。
以前と同じ珪ニッケルと噂の鉱物が多量に入っています。
今回画像にはないですが、石英のズリが落ちているポイントを見つけたのでかなりの量の輝安ベルチェ毛鉱のガマを採集できましたので大満足。

それでは先に進もう。




ズリはかなりの面積を占めている。


ズリが広いので散歩できる。
マムシには注意だ。


坑口の横には基礎の跡があった。
かなり大型の機械を設置していたのだろう。
基礎の中にコンプレッサーの配管があったのでコンプレッサーがあったのは間違いなさそうだ。


沢も綺麗に石垣が積んであった。
川まで綺麗に石垣組まれていました。


川をずっと進んでいく。
まだまだ先があるがこの先は今回断念する。
真冬じゃないと厳しそうだ。
ほぼクマ的な意味でw


反対側の斜面にズリ山と坑口があった。
ズリの量から坑道の大体の奥行きがわかる。


すごい量の鉄分だ。
くっつきすぎてカラミのようにすら見える。
黄鉄鉱か輝安鉱の鉄分だろう。


こちらも同じで辺りは臭い。


坑内はそれほど深くなく20m程。


不思議な空間が一つあった。
この部屋の壁、なぜか木で塞いでいるように見える。
なんなんだろうか?こんな置き方初めて見ました。
この坑道は輝安鉱をそれなりに産出していたのだろう。