どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

ジムニーJB23 ウインチ取り付け ベット製作

2016-04-29 17:55:55 | ジムニー JB23
以前からウインチ装着したいなぁ~と思いつつ先延ばしにしてたけど作業することにした。
みんなの拝見してから取り付けようと思い色々ググったけどこの手の作業しているブログが少なかったので少し詳しく記事書いてみます。

まずはバンパーとスキッドプレートの取り外し。

睨めっこして補強の形を考える。
今回買ったウインチはゼウスパーツの中華製の無線リモコン付きの1800kg巻きのモノ。
牽引力よりも無線ついているかどうかの方が重要だったので正直これで満足。
しかし安物なだけあってか、取り付けボルト穴の位置が無茶苦茶で意味がわからないよ。
結局色々考えて角パイプ50x50の3.2mmを59cmで切断し、この上にウインチを載せそのまま溶接する。
ここで一つだけ注意点。
ワイヤーのガイドローラーを取り外した状態で車検を受けれるようにするために取り付け位置は良く考えて決めた。
ワイヤーのガイドローラーさえ外せば、バンパーよりウインチの部品は出ないようにセットした。
固定方法ですが、本当はボルトで固定したかったけど、バンパー内にウインチを収めるなると元々の補強の位置も悪くなかなか難しい。
何が悪いかって言うと、取り付け台含めてこのウインチのボルト穴がKUSOSUGIRUってことです。
もっとキッチリとしたウインチならボルトの位置も良いと思うし取り外しできるかも。
ただバンパー内に収めるとなると中々難しいかな?



作業に入る前にスキッドプレートが上下曲げてある物を取り付けていたので、これを20t油圧プレスで真直ぐに伸ばし、それから切断しました。
真直ぐにする理由ですが、手持ちの道具だと板が真直ぐじゃないと電ノコで綺麗に切れないからです。
切断は電ノコのアルミソーです。
つまり何が言いたいかって言うとスキッドプレートの上側は折らずに真直ぐにしとけよってことです。

補強の水平と取り付けのスペース、位置を出し仮付けします。

仮付け後再度位置を調整し完全に溶接します。
オマケで補強の周りのフレームを少し溶接します。
フレームは沢山溶接してガチガチにしてしまうと本来千切れて損傷を防ぐところが千切れなくなってしまうと思うのでこれは注意かな?
溶接が薄い所の意味を良く考えよう。
あと車体に溶接するときは面倒ならバッテリー外さなくても良いけどアースは溶接箇所の近くで取れよ?

補強台固定したのでウインチ載せて正確な位置に持ってきます。
ここでバンパーを仮に戻してみて、ガイドローラーがなくともバンパー内に収まっているかチェックします。


ウインチ取り付けベースをそのまま溶接します。
溶接ですが負荷掛かれば千切れてもいい様に2層にしました。
ボルトなしで溶接が1層だけだとさすがに簡単に千切れそうなので。
ボルト固定できないのが心残りです。
ガイドローラー取り付けてフックとシャックルx2でワイヤー縛っておきます。
あとはナンバーですがこれは部材がなかったので、明日にでもやりたいと思います。



平福鉱山 大身谷鉱山 大立鉱床

2016-04-24 10:36:56 | 鉱物採集 兵庫
久しぶりに鉱山行ってきました。
時期的にそろそろ暑いし、蛇も数匹見たので山登りするような産地は控えた方が良さそうですね。

大身谷行くつもりだったので今回は竜野から北上せずに、佐用を通り平福鉱山見ていきました。

石灰がちょろっとあり、少量の孔雀、黄銅、その他は黄鉄鉱、硫砒系、閃亜鉛、方鉛鉱。石英など。

小さいけど火薬庫、基礎があったので巻取り機設置していたみたいですね。

軽くみて石も叩かずさっさと大身谷へ。
まだ大身谷の資料はほとんど持っておらず、今回は感で大身谷の林道を北上していきました。
大身谷~明延付近に鉱床が点在しているなら、大立ズリの山裏も狙い目だと思ったからです。
林道はジムニーなら楽勝で、200mほど走ると案の定ポロポロと石英のズリが落ち始めます。
石垣の橋があるが、橋そのものが撤去されているみたいで道がなくなった。
広場に戻り駐車してタクミ谷手前まで歩いてみる事にした。
沢を進んでい行くと、沢がY字になり、左に砂防ダムがある、行きたいのは右側だけど倒木などでえげつないほど道が荒れており、時期的に暑いこともあり、ここは冬じゃないと厳しいと感じたので撤退。

一度車まで戻り山を見ると土砂と平たい石で塞がれた穴があります、中を覗くと風がある。
ひょこっと上をみると埋まってるけど縦掘りした跡が。
石的にサビが多く硫化鉱物が多い。
黄鉄鉱や方鉛鉱などが結構入っている。
どれを叩いても同じ。
上に登りながら周りを見渡すと50Mほど上にズリが見えた。

さらっと見る限り銀鉱物は少量で皮膜状の酸化した銀鉱物があったくらいだった。
銀よりも硫化鉱物と銅を見ることが多く、どっちを目的に掘っていたのだろうか。
このズリの感じからしてタクミ谷と同じ脈と言うことだろうか。
まぁ林道も図では一応続いているし。。
風が吹いてこないこと、またズリの量からして坑口は100Mも掘ってないと思われる。
ていうか左上の土嚢退けてるし誰か入ってるね、これ。