どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

橡ノ木鉱山

2016-01-19 20:00:01 | 鉱物採集 岡山
去年の10月に行ったのですが記事書くのを忘れておりました。
鉱山手前の池に車を止めて徒歩数分で東のズリに到着。
ズリ上ると蓋のされた竪坑と同じ高さに坑道が2つとその上部に一つ坑道があり上部に向かって露頭があり。
ズリは良いものはがほとんど見当たらなかったが水晶はチョロチョロありました。


しかし採集をするならこちらのズリになるでしょう。
こちらのズリを後にし西ズリへ向かいます。
西へ途中道に90%苔で埋まっておりますが狸掘りがありました。
奥行きがありますがあまりにも小さすぎて人間が入れるレベルではない。
また西へ行く途中に北斜面にシュリンゲージの様な縦掘りの脈を追った物が3穴ほどありました。
そして更に西側へ進むと大きな縦掘りが出てきます。
シュリンゲージに見えます。

この掘り跡がかなりでかいですね、たぶん高さ10Mくらいあります。
この堀跡はこの切り口から30Mくらい西へ延びており、その上部の採掘部は公害対策がされており入れないようになっていましたが、隙間から中を覗くとシュリンゲージになっていました。
たぶんですが、この鉱脈の先が西にある大切坑の位置と同じなので坑道があるかどうかは別として、脈はつながっていると思われます。
また、このシュリンゲージが地表から切れた場所と大切坑口の間には大きな露頭+縦坑の跡「埋没済み」がありましたのでこれを見た上での私なりの見解です。

西のズリが見えてきました。
上部は平地でボロ小屋と、下は石垣作りで綺麗に仕上げられております。
ズリを見ましたがこちらは殆ど石英が入っておらず、見るべきブツはありませんでした。
また大切坑口は画像のように埋もれておりましたがかなりデカイです。
地元の方から聞いた所トロッコがガンガンレールの上を走ってたとの事。
埋もれた大切坑の隣に小さな坑口がありましたので入りましたが中も埋まっていました。
石から見て黄銅鉱を採掘してたのかな?
この大切坑から更に南西へ進むと山へ登る道がありそちらからもズリがこぼれておりましたがこちらはもう石的にも魅力がないため探索はしておりません。



大身谷鉱山、赤金鉱山、明延鉱山

2016-01-17 12:46:34 | 鉱物採集 兵庫
時間ができたので以前連れて行ってもらった大身谷鉱山に家族連れて採集いってきました。
大身谷は以前連れて行って頂いた際にあまりモノが採れず。
銀鉱物的なモノが採れて、お仲間さんに分析して頂いた輝銀鉱が一つ採れたのみ。
今回はとある場所で濃紅銀鉱が採れるとの話を事前に聞いていたので調べて石パカパカ叩き割ってると濃紅銀鉱ありました。
年数経過で黒くはなっており、情報通り顕微鏡クラスでした。
また小さい物ですが、銀黒状の物が数点採れました。
家族の方は紫石英を数点採っておりました。
結構紫色になっている物が採れたみたいで綺麗でした。



続いて赤金鉱山。
ズリや精錬所の跡地が大きく結構期待しましたが残念な結末に。
一番ビックリしたのがまったく何もないということでしょうか。
磁硫、硫砒関係の石がとても多く見られました。
上のほうに鉱山跡がさらにあるのが見えましたが期待できそうにないのでささっと撤退。
ジムニー好きには良さそうな地形でした。
裏側から鉱山へのルートも行きましたが途中、川で道が完全に寸断されておりそこで諦めました。



最後に明延鉱山へ。
ここは全く初めてで周辺ブラブラ観光しておしまい。
鉱物採集ポイントも不明なのでなにもせず。



新年一回目の探索

2016-01-09 17:48:33 | 鉱物採集 岡山
最近あまり探索いけてなかったので和気地区でも見に行ってきました。
2012年に三国鉱山行ったときは坑口になにもありませんでしたが、今回行くと陥没していました。

   
左2012年10月      真ん中と右は今回。
坑口の前にあった土砂が全て坑口の下の坑道へ流れ込んだ様です。





和気鉱山あたりキョロキョロしてると何故か山に向かって水路があるのを見つけました。
普通こんな田舎の山奥に水路があるのはおかしいのでこりゃ公害関係だと思って谷上がるとビンゴ。
まだ見たことないズリでしたがズリはそれほど多くはなく、硫砒が少量。
坑道も入ってみたら10Mほどで行き止まりでしたら2箇所に竪坑がありました。



さらに以前地主の爺さんに教えてもらった無名金山に行こうと思い、谷に入ると以前の谷の隣に入ったようでこちらが本坑でした。
しかしズリはやはり同じで金を含んでいるような感じではなかった。

坑口は大きいが奥行きはこちらも10Mほど。
坑道の上部に石英脈が多く地表側にも石英の露頭が沢山。
これは以前行った隣の谷と同じでした。
しかしここまで掘っているとなるとこれは無名ではなく間違いなく鉱山名がありそうだ。