どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

石灰鉱山

2021-03-03 19:12:54 | 鉱物採集 岡山
近くにを通ったので寄ってみました。

まぁまぁデカいけど、石灰にしては小物。

露天で最終的に掘り下げたのでしょう。


とても大きな坑口があります。
近寄ってみます。


残念ながら水没させてありました。
どうやらこの鉱山斜坑で降りていく方向に採掘していたみたい。
水没させるくらいなので、そこそこ大きかったのでしょう。

でも絵としてはイイ。

琢美鉱山 その2

2021-03-02 18:16:21 | 鉱物採集 兵庫
鉱山跡に辿り着いたので上部へ進んでいきます。


公害対策の水路はギリギリ原型をとどめている状態。
ズリの土留めは崩落。


1段目の平地は露頭がある以外特に見栄えはしない。
先人の割り跡があったくらい。


ズリ広場の横にもキッチリ側溝入れてあります。


2段目の平地には水平坑があったらしいが、既に土砂で埋もれてしまっている。


3段目の平地が一番上になる。
ズリ捨て場から坑道までは軌道跡。
軌道の先は窪みでこれが水平坑跡だろう。


3段目平地の真ん中には窪みが有るが、これ下部の坑道の埋没だろうか。


3段目のズリや坑道裏には粘土脈が多数入っている。
またデュモルチェも多数確認できたが、粘土質の中にありかなり採集しにくい。


この粘土脈に硫砒鉄鉱・黄鉄鉱・デュモルチェが多数確認できた。
帰宅後粘土を洗い流したら、硫砒の綺麗な自結晶したものが多数確認できた。
デュモルチェは粘土脈の中にある鉱石として固まっている部分にも入っていたのでそちらを採集するといいと思う。
デュモルチェを粘土状態で持ち帰るのは至難の業だ。
ズリを割って採集するのもいいが、折角脈があるのでそちらからお持ち帰りする方が質のいいものを選べるだろう。


この平地に竪坑や選鉱場があったのだろうか?
何も無いので不明だ。



琢美鉱山 その1

2021-03-01 07:55:01 | 鉱物採集 兵庫
去年から行きたかった、琢美鉱山行ってきました。
どうやら冬季は通行止めのようだったのですが、ゲートが開いており通行できました。
砥峰高原付近まで雪はほとんどありませんでした。


高原付近は雪がチラホラしています。


池も凍っていますが、気温は3℃でした。


鉱山方面へ向かっていきます。


いや~いい景色です。
冬季ということもあり人も居らず自然だけの状態なので最高です。
高原を後にし鉱山付近まで行きます。


お、レールだ、地面の中にある。
公害対策をされたと聞いたが、この高さが本来の地面の高さという事か。
1m以上埋設された感じがする。


公害対策の側溝等はほとんど流されている。
これは鉱山閉山後に埋設したと考え、その後氾濫し流されたと考えるのが普通だろう。


ゴミ置き場。
これも時期がよくわからない。


この建物跡がよくわからない。
公害対策で埋設させたならこの建物跡も埋まっていないといけないのだが・・
もしかしたらここは公害対策範囲外で、ズリ・選鉱場・竪坑があった場所のみを重点的行ったのか。


緑のフェンスが見えてきた。
ここからが公害対策の範囲なのか?
法面や土留めの高さは同じように見えるのだが・・


コンクリートの遺構は当時のものかな?
コンクリート練る機械は公害対策時の物だろう。


公害対策に3年かかったとあるが、相当気合入れてやったようだ。
沢は殆どコンクリート製にかわっている。


土留めからして鉱山跡に着いたようだ。