どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

某鉱山 ガマ開け

2020-03-31 14:46:50 | 鉱物採集 岡山
一ヶ月くらい前にメンバーと某鉱山に坑内探索に行った際に、坑内でガマ開けした跡を見つけました。
目的は坑内探索がメインで採集もしようって感じでした。
あーこの鉱山もガマ開けできるんだなって思いつつ探索終盤に以前に私と相方で見つけた秘密のスポットに寄り道しました。
ここ、もしかしてガマ開けできるんじゃね?ってことでメンバーと壁を掘ってみました。
ご存知の通りガマ開けって、脈に沿った場所予測して掘らないとダメな訳です。
そんなすぐにガマを開けられる訳などないのですが、偶然私開けちゃいました。


小さいですが、スモーキーではなくモリオンに近い程真っ黒でした。
元々この鉱山はスモーキーも出るのでスモーキーは所持していましたが、モリオンは初めてでした。


つぶっつぶで可愛らしい水晶です。
私水晶は集めていないのですが、今回はガマ開けちゃったのでガチで採集しました。


大きなものはこんな感じです。
基本は普通の水晶かスモーキーですが、泥落とせば普通にモリオンもありました。
知り合いの方から石譲っていただいたので、お礼にここのモリオンプレゼントしました。
写真にはないですが、単品の水晶もありましたが質が悪かったです。

時間があればまた行ってみたいと思います。

多々良鉱山 Cu

2020-03-22 17:52:49 | 鉱物採集 兵庫
昨日の青倉に続き多々良鉱山にも行って来ました。
探索したのは多々良鉱山です、多々良木鉱山では有りません。

スタート地点が標高250mで鉱山のポイントが標高が最低でも400m程度。
最初からヤバイ臭いがプンプンしていた。

自然な状態の山を黙々と登っていくのだが、鉱山など一切存在していない。
遺構は勿論人工的なものすら一つもない。
本当にここで合っているのか?と自分に問いかけながら仲間と歩いていく。


途中露頭掘りのような物があり、ズリがあったので鉱山が存在した場所の近くなのは間違いないようだ。


350m程度の場所で坑口があった。
と言ってもこれは試掘レベルで坑道が4m程で全く話にならない。

手持ちの資料には山の上部にある様な感じで記載されているので心を無にして登っていく。
山の傾斜は登るにつれて次第に角度が上がっていく。
遂には這い蹲らないと全く登れなくなっていった。
我々が登っていたのはもはや山ではなく壁だったのだ。

それでも尚登り続ける我々に山は試練を与えるかの如く、表情を変え岩となった。
もはや登山ではなくロッククライミングに置き変わって、それでも我々は諦めず登り続けた。
そして標高500m地点で遂に悟ったのだ。
ここに鉱山はないと。
いや、有る訳が無いと。
だってここ崖じゃないか。

と言うわけで下山開始。

下山して行くと沢の途中に坑口があった。
奥行きがあるが沢の真ん中に穴があり、水が流れているため坑道に入るのは厳しいのでそのまま下山。
そもそも我々は既に虫の息の状態にある。


更に下部にもう一つ坑口。
こちらは試掘レベルで話しにならない。
疲れたのでもう帰ろう。

どちらにしてもズリが既に流されている上に閉山から相当な時間が経過しており、鉱石はほとんどない状態だった。
ということで採集はできずでした。





青倉鉱山 Cu

2020-03-21 09:24:50 | 鉱物採集 兵庫
新規の鉱山探索行って来ました。
今後の展開を含め、播但道近辺から潰していく事にしました。


この辺かな?って所を進んでいくとすぐに石垣の道が出てきた。
こりゃ当たりだなって事で進んでいくと、ズリ広場のようなものがあり、炭焼き釜があった。
その炭焼き釜の真後ろに坑口がある。
ただしこの坑口試掘レベルある。
ズリには石英を噛んでいる物が多数あるが、金属などは殆ど無く乳白色の不毛な石英である。
稀に金属鉱物を噛んだ鉱石があるが非常に少なかった。


現状はグズグズだが比較的綺麗に整備されており、講座印経営時はそれなりの道であった事が伺える。
又一部コンクリート敷きであった。


ずっと沢を進んでいくと道がなくなる。
大きな坑口があったが、これも試掘だった。


試掘穴の横には谷の上部から砕けた石が流れ込んでいた。
これが本脈だと思い、登っていく。
谷の中段に坑口があった、坑道は15mにも満たない。


坑道の真ん中には大きな竪堀の跡。
ここに主脈があったのだろう、側にある岩盤には鉱脈が残されており閃亜鉛鉱と少量の銅が滲み出ていた。

ズリはそれなりに長いが殆どただの石である。
ここで疑問に思ったのが、谷の切り込み方が人工的であった事だ。
これ露天掘りで偶然脈があり中段の坑口を掘ったのではないかと予想。
これなら石ばかりのズリにも納得できる。


谷は長く80mくらいはあっただろう。
谷の中段坑口がある付近が平らで、それ以上は露天掘りで上部へと続くが、露天掘りは必要な部分しか掘らないため、至る所に縦に掘ったような跡があった。
しかもそのどれもが幅20センチにも満たないような小さなものばかり。
相当品位も低く、脈も少なかったと予想される。
鉱石としては閃亜鉛鉱を主として黄銅鉱、孔雀、少量の斑銅鉱、方鉛鉱、黄鉄鉱は確認できた。
そもそもズリがないので採集も厳しい鉱山であった。

ちなみに炭焼き釜の数がとんでもない量だった。

ジムニーちゃん クラッチ交換

2020-03-16 18:55:27 | ジムニー JB23
うちのジムニーちゃんも13万キロくらいに走行していて色々な所にガタが出てきています。
時間が有るときに少しずつリフレッシュしていて、今回はクラッチ盤の交換をしました。


整備するので、ついでにプラグも交換しておきました。

手順は山のようにネットに落ちているので感想と写真だけです。

No2シャフトですが、スプラインの合わせマークがなぜか磨耗で消耗しておりました。
注意点となるのでしょう。


ミッションはFWの裏側のオイルシールからの漏れでギトギトのグチャグチャでした。


シフト周りもギトギトでした。


取り外したクラッチ周り。
めちゃくちゃ消耗している訳ではなかったので安心しましたが、レリーズとパイロットがガッタガタでした。


交換部品はクラッチ周りとオイルシール、ベアリング2個交換しました。


清掃したのでとっても綺麗です。


オイルシールの新旧。


シャフト、シフト全部掃除しました。
ミッションが大変でしたが、掃除完了。
取り外し前と比べて雲泥の差です。


ミッションのIN側のゴムキャップメクラに穴が開いているのに気づきました。
部品も無いので今回は赤ボンドで蓋だけしておきました。
何故この様な場所が破けているのか謎です。
というか、このミッションとトランスファーは一度誰かに開けられているような感じでした。
整備するためなのか、載せ変えのためなのかは分かりませんが・・
私が購入したときはボディもエンジンも綺麗だったし、ヘッドはぐった時の状態からして実走行なのは間違いないでしょうが・・


レリーズの新旧。


FW取り付けが最後でその後写真撮る暇がなく完成してしまいました。
近くの林道走りに行きましたが、気持ちよく走れました。


Secret Mine 其の12 END

2020-03-15 10:29:00 | 鉱物採集 秘密

プーリーの側にはインクラインの跡が残っていたが、時間が経過からかレールがズレていた。


キノコみたいなビットだ。
インクラインかその他の機構に対してここでテンションを受けていたのだろう。


頂上部付近は平たい、休憩室などもあったのだろう。
お決まりだが、電柱は根元で切断してある。


埋まった坑口。
主力の坑道ではないと思われる。


景色がいいです。
真冬なのに雪がないのが不思議でした。


もう少し上もありますが、頂上に近く、坑道としては短いはずなのでパスします。


長大なズリです。
100m以上に渡って高さ4Mほどのズリが流れ続けています。
この鉱山はこの様なズリが複数個確認できました。


下山途中に大きな基礎の跡を見つけました。
縦型の方には吊りカンが複数個ついています。
平たい方にはアンカーが打ち込まれていてなんらかの機器を固定していたのだろう。


最後に通洞を発見したが上部からの崩落で坑口裏で埋まっていた。
坑内排水の量がすごかった。

長く記事にしたが、中々のボリュームでした。