どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

日笠鉱山 向ヒ 3番坑内

2017-09-27 18:23:49 | 鉱物採集 岡山
日笠鉱山はもう採集くらいしかしてませんが、先週半ばに行った向坑。
さっき見返したら日笠の記事書いてたの数年前でした。
時間・・・経ったなぁ・・


あぁ懐かしいなぁ・・・
ここ来ると初心に戻ります。
荒れ果てた鉱山道を採集しながら登って行く。


ここが向3番坑になります。
ここは坑図では坑道が短くて、入ったかどうか覚えてないのでチェックしに入ります。

ん、お、ここ入ったこと無いな。
入ってすぐ上部掘りしてあり、道なりに進むと脈掘。

いいですなぁ。
奥に行きたいけど脚立がないと無理そうです。

が、ここで日笠鉱山では珍しい物を発見。

なにかわかりますか?
岩盤支えるために残してあるので竜頭だと思われますが、ここはそれが石英脈です。
え?それがどうしたって?石英だってあるよって?そりゃ他所ではあるでしょうね。

この縦堀跡は石英と接触していた部分だけを掘ってあると思われるが、竜頭があるという事は脈の一部がそのまま残っていると言うこと。
日笠鉱山の坑道ではどの坑道でも、綺麗に石英脈だけを採掘しており、石英脈がそのまま残っているのは初めて見ました。
向ヒと直通の坑道であった、松ヒでも掘り方は同じ。
日笠鉱山は全ての脈を掘り終えた後、閉山までの間にズリを再度手選鉱して金銀鉱石を採集して経営できていたというほどこの辺りでは品位が高かった、だからズリは超手選鉱済みなので超捨石しかないのです。

今日はいいもの見たなぁw


大立 大身谷鉱山 大身谷、焼杉谷調査

2017-09-19 21:22:07 | 鉱物採集 兵庫
大立鉱山の調査の途中で、別の鉱床の位置を確認するためについでに調査しました。
まず噂の富盛脈の露頭線の調査。
ある程度場所は聞いていたので山登るだけですが、なにせ超急斜面。


な・・・なんだよこの斜面。
山じゃないよ、これ崖だから。
これ人が登る場所じゃないから。


頂上まで登ってまず休憩。
そして頂上付近を見渡すが、聞いていた通り表面が厚く岩盤などは見当たらない。
土がどっぷり被ってます。
そして見てくれこの急斜面を。


お、炭焼きの跡発見。
近くになにかないかなーと思いつつも特になし。
割ったような縞状の石英もポロポロしており、この付近に露頭線があるのは間違いないだろう。
結局聞いていた場所は既に治山されており、地表は一切見えない状態だったためここで調査断念。
今後ここで露頭採集出来るとしても、木々が育った頃だから数十年先かなwww
下山して前に通った時にまだ行ってない穴が有った場所に寄る。


穴が有った場所から太い鉄管出ています。
ズリも少量ですので多分少し掘っただけかな?
でも少し掘ったくらいで鉄管まで置くかな?
これ富盛脈です。

その後位置データ取る為に、大身谷の旧坑まで行くことにした。

が、断念。
ここが林道の真ん中くらいですが、手前から既に2箇所崩れてて、なんとかじむにぃパワーここまで来たけどこれはむりw
位置取れずでお終い。


大立鉱山 内匠坑 その2

2017-09-18 20:51:12 | 鉱物採集 兵庫
台風明けに早速内匠坑の探索行きました!
今回の調査の目的は、後日アミーゴと大立鉱山の探索に来るため事前に位置をある程度確定させる為。
アミーゴと来る際には超ハードですが、頂上部の大山2坑1坑付近の確認、できれば大身坑、その後内匠を降りてくる予定にしている。


謎のコンクリート構造の上にダッボダボ水流れております。
ここに来るまでに既に土砂崩れのパラダイスでした。


むおお?・・・ん・・?え?
なんか地形変わってるな。
この辺りはそこそこのサイズの捨石がゴロゴロしてたはず。
確か小さなズリは上部の方にあったよーな・・


なんやこれ、どえらいことなっとるがなwww
つーかこの前とズリが全く別物ですやんw
この図みてピーンと来たあなたは感が鋭いです。


ズリの下の方にあった鉱石で大きな物は川で流されずに残っていました。
紫石英ちゃんも色が濃いものは、少しだけ確保しておきます。
じっくりと眺つつ登って雑銀鉱など確保。
最近銀の判別がそこそこできる様になって来て採集が楽しい。

そういえば、ここのズリも大立通洞前と同じく不毛な石英の物が大半です。
個人的な主観で申し訳ないですが、この辺りの鉱石で銀黒や銀を含む物は色が黒ではなく黒に近いネズミ色が多い。
金山によくある縞状の物は、こちら側ではあまりでなくて頂上付近では出たとの記載もあるので間違いなさそうです。

この後、多分匠2坑だと思われる露頭?部分まで移動。
この間はこの広場より上には登らなかったため、今回はこの上がメイン目的の為登って行く。


穴と坑道の埋没跡がどんどんでてくる。
ここで土砂に埋もれた縦坑出現。
石投げ込んでみると8秒ほど音が鳴る。
坑図から推測するにこれは、内匠1から2への接続坑であると思われる。
崩れた縦坑の近くはあまり近寄らない方がよい為さっさと逃げる。


わぁ縦掘りだ、ここでは初めてみたかも。
掘り跡が向かう先は下部にある坑道と同じ向きだが、このサイズは旧坑の可能性が高い。



今度は砂に埋もれた坑道。
位置的には匠1坑の上部であり、幅も狭く奥行きも少ないことから先ほどと同じように旧坑の一部だと思われる。


広場のサイズ、石垣、側の埋没跡からするにこれが坑図に記載のある旧坑で大山2坑の一部と接続されていた坑口だろうか?
この上部にズリがまだ落ちてきていて、更に上に目視できる広場があり、そちらが上記の場所かも。
と言うか、なんか頂上が少し見えていたw
ここに来る前に違う場所を調べた後で既に時間も押している為帰路につく。


やばそうなキノコだったので写真撮ってしまったw


ふと崖の途中を見るとこんな所にも試掘跡が・・
この穴は手が入るくらいですぜ?w
間違いねぇ旧坑だ!

後日UP予定の大立鉱山3部お楽しみに!

相生鉱山 再訪

2017-09-17 15:55:29 | 鉱物採集 兵庫
涼しくなってきたので行ってきました相生鉱山。
さぁ採集やったるで!


坑口と内部は相変わらずだった。


木の根元掘りつつ転がっているズリも調べていく。


ダメだ…
ガチで石英が全然ないなぁ。
試掘レベルなので鉱脈沿いの物は勿論無いだろうけど、石英が全然見当たらない。


気合入れて探してやっと見つけた石英。
筋には勿論黄鉄鉱さんが住んでました。
ここの鉱山のズリは硫化鉱物があんまり入ってないみたいだ。
ズリに焼けている部分が少なく、硫砒鉄鉱も閃亜鉛鉱もほとんど見られない。


坑口前は切り上げて周り少し探索していると別のズリが。
こちらも捨石のみで石英なし。

相生鉱山で銀鉱見つけるのはまだ先になりそうです。

スイフト ETC取り付け

2017-09-12 17:41:53 | 日記
スイフト用のETCが到着したので取り付けました。
言わずと知れたパナのCY-ET925KDです。

今回は小学生の息子に機械の勉強がてら取り付けしてもらいました。
息子は何かを弄る作業が好きなようで、私がガレージで作業しているとよく遊びに来ます。


バイザー外して天張りめくって線入れるんだよーと教えながら進めていきます。


ピラーも外して上手くできました。

オーディオ類外して配線通しつつ、オーディオカプラーからACCと+の配線を分配しました。
アースはアクセル裏の取り付け板の10ナット緩めて貰いそこに着けてもらいました。

最後に配線をインシュロックで縛ってオーディオの裏に押し込んでいました。
ETC取り付けステーをペタッと張ってぐいぐい押して密着させてからETC取り付けてお終い。
上手にできましたっ!