どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

智頭鉱山 Mn

2018-11-27 10:57:01 | 鉱物採集 鳥取
智頭に雪が積もる前に行こう!ということで行ってきました。

まずは平坑に向かう。
鉱山道があり進んでいくと中段へと行き着く。

中段は結構なズリの量でマンガン鉱に石英が多量に混ざっている品位の低いものばかりのようだ。
これは文献に記載されている通りだ。

抗口は開いていて中に入ったがそれほど深くはなかった。


次に平坑の本坑へ向かう。

大きく口が開いていて、抗口より上部から山頂に掛けて多数の堀後があった。

平坑は内はそこそこ大きくそれなりに採掘したようだ。

坑道内部も大きく掘り込んであり、坑内には竪坑で中段と思わしき場所へと接続されているようだ。
竪坑は水没していて、奥へと進む坑道があるが降りたら梯子がないと登れない感じだったため断念。


坑道内部は天板を突き抜けて空が見えていた。
抗口前に比較的品位のいいマンガン鉱があったのでそれを適当に叩き下山。


次に藤坑を目指す。

oh...
このズリの時点で嫌な雰囲気が漂いだす。


藤坑の抗口前。
藤は水平ではなく、縦?に鉱脈があったのか、ズリから尾根上部に向かって縦掘りしてあった。
露頭が多かったようだ。
ズリはほとんどなくてあるのは酸化マンガンのみ。
藤坑にガッカリした為、2,3抗は探索を打ち切った。

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