どこかのだれかの日記

主に岡山と兵庫の鉱山や廃墟、遺構、坑道探索と雑記。

湯ノ内鉱山 その3

2013-01-30 21:22:44 | 鉱物採集 兵庫
ズリと坑内と調べ残しがないかチェック目的で再度訪問。

サクッと進んでいくと一つ目の坑道が姿を現すがこちらの坑道は地面に掘りこんでいます。
完全に水没しているのを再確認。


一つ目の坑道から進んでいくと二つ目の坑道。
この坑道の前には土嚢袋が並べてありここが再度探鉱下と思われる坑道です。
今回はこの坑道を目的に来た様なモノなので進入です。

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30メートルほど進むとT字路で左手に棒切れで軽く塞いでいる場所がありました。
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軽い縦抗になっていて降りられないですが掘りこんであるみたいでした。
他の縦抗との位置から考えてここが鉱脈だと思われます。
この脈を全ての坑道と縦抗で追っていると思われます。
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天井と壁にポツポツと鍾乳石みたいなものが・・
ツンツンすると7割泥みたいな物で出来てました。
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T字路を右手に進んでいくと20メートル程で行き止まりです。
この坑道はかなり壁を見て進んで行きましたが石英みたいな物は見られず。
この坑道で石英の唯一可能性があるとしたら下に掘りこんである場所だけのようです。

坑道からでてズリ行きます。
この鉱山はズリが3個に別れていますが一つ目のズリは黄鉄鉱で汚いことになっていて石を割っても黄鉄鉱しか採れないので二個目と三個目のズリにいきます。
2個目のズリと3個目のズリはそれぞれ縦抗がありこれが先ほどの二つ目の坑道の鉱脈の延長線上にあると思われます。
3つ目のズリの上部には閃亜鉛鉱が少量含まれた露頭みたいな物がありましたが岩盤なので採れない。
再度ズリを物色しましたが見られる物は超貧弱な孔雀・クズ青鉛鉱と黄鉄・黄銅・硫砒鉄鉱・方鉛鉱・閃亜鉛鉱くらいです。
結局私は石英みたいなものは殆ど見られませんでした。






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