津市美里町船山の「アトリエ澄」で
11月11日と12日の2日間、開催されていました
「2011秋ふれあい文化祭」に行ってきました。
「アトリエ澄」と言うよりは「やまざとカフェ桃」として
良く知られています。
平常は「やまざとカフェ桃」の店内に「アトリエ澄」の作品を展示しているのですが、
この2日間は、別棟の「リフォーム教室」に使用しているお部屋を
作品展の会場に開放していました。
こちらも「里山の工房めぐり」の工房さんらとつながりがあるのですが、
「工房めぐりのパンフレットに載せると、大勢のお客さんがいらして、
うちが本当に大切にしたい常連さんに迷惑がかかるので」
ということで
パンフレットには掲載されていませんでしたが、
「工房めぐり」と同じ期間に作品展を行っていました。
ですので、本当にこちらの常連さんだけしか知らないイベントだったのですが、
それでも「やまざとカフェ」のほうでは
お店に入りきらないほどお客さんが来られ、
「ファミレスみたいに、来られた順に名前と人数を書いて順番待ちをしてもらいました。
こんなことは開店以来はじめてでした」
とのことでした。
作品展のスペースは、普段は「リフォーム教室」に使用されていて、
ミシンなどを置いて、和裁をする仕立て台(机)が並んでいるとのことです。
上からの2枚目の画像の、工芸品などを陳列している台も、
教室の仕立て台の一部なのです。
今回の目玉の作品は、
雑誌「レディブテック」2011年10月号に紹介された、
こちら↑のジャケットです。
お客さんらが「これ幾らなんですか?」と聞かれるそうですが、
「基本的に、雑誌に掲載された作品は展示専用としています。
雑誌を見て訪ねて来られる方もいるので、売れてしまいました、では申し訳ないので」
ということです。
もうひとつ、自信作として挙げてもらったのが
右の「和風のチャイナドレス」だそうです。
以前から、和風のチャイナを作ってみたいという構想はあったそうなのですが、
これという材料(着物)がなかなか見つからなかったそうです。
この裾に精密な柄の描かれた着物を見て、
これならばチャイナにできる、と確信されたそうです。
「アトリエ澄」のリフォーム教室は、
現在、教室生は10人ほどで、毎週木曜日の午前中に開催しています。
この教室の窓からの眺めが良いこと、
教室が終わった後は、仲間とやまざとカフェでランチを楽しめること、
が魅力だそうです。
もちろん、自分の好みの服を自分で作る喜びもあります。
お問い合わせ
アトリエ澄・やまざとカフェ桃 059-279-3578
(同時に展示されていたガラス工芸品)
文化祭終了後は、
通常通り、やまざとカフェのほうで、作品を展示・販売します。
やまざとカフェ桃(美里町船山)