9月20日に開催されました、
芸濃公民館講座「我がまち、ふるさと探訪」の第4回「楠原宿とさよが池」
芸濃ガイド会の案内で、楠原地区を探訪しました。
雨の中、関ドライブインを出発しました。
楠原宿の旅籠だった建物、講札も残っています。
浄蓮寺ではご住職からお話を聞きました。
この日は彼岸の入りということで「観経曼荼羅」を見せていただきました
文久3年(1863)に同寺に寄進されたものですが、大変綺麗でした。
浄蓮寺境内に「おさよの供養塔」があります。
同地に伝わる「さよが池」の伝承の「さよ」という少女を供養したものです。
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(おさよの供養塔)
「さよが池」の伝承
楠原宿の「明神社」裏に池があり、大雨のたび池の堤が切れるため、
困った村人は、参宮途中で迷子になった「さよ」という少女を人柱としたが、
雨も降らないのに大水が出たり、病人が出たりと災いがおこったため
「さよ」の崇りを怖れた村人が、供養塔を建て手厚く供養したという。
(左)楠原の明神社(式内志婆加支神社)、本殿裏にさよが池がある。
(右)蓮華寺境内にある「役行者」の祠
リトル プリンセス (Little Princess)/津市芸濃町楠原
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