巨人のお家騒動は、清武ＧＭを解任したことで、
騒ぎは法廷へと持ち込まれるようです。
少なくとも球団内部でゴタゴタすることはなくなったので、
来季に向け、ＦＡ選手や新外国人の補強などのできる体制になったと思います。
私は巨人ファンではないけれど、こんなお家騒動で組織が機能しなくなれば
選手も可哀相、ファンにも失礼だと思います。
ＧＭ（ジェネラルマネージャー）とは球団に雇われている「球団支配人」にすぎません。
補強の失敗、選手育成の失敗、監督やコーチの無能、すべてこのＧＭの責任であり
それを理由に解任されたとしても文句の言えない立場です。
ま、巨人のこの御方は読売本社の役員であったことから、それなりのプライドもあったのでしょうけれど、
それとこれとは話が別であって、
少なくとも、編成部門で失敗続きのＧＭを解任しなければ、ファンの怒りは収まりません。
来季に向けての巨人の補強のポイントははっきりしています。
１．内海、澤村、東野に続く第４、第５の先発投手
２．抑え投手
３．ラミレスの穴を埋めることと、坂本、小笠原の再生
先発投手についてはドラフトの失敗で、不透明になりました。
ひょっとするとＦＡで大物を獲得する可能性がありますが、
（ソフトバンクの杉内の獲得はほぼ確実で、ホールトンも狙っているみたいですね）
やはりゴンザレスが復調するかどうかですね。
抑え投手については、以前から言われていたことなのに、
今年も整備できませんでした。ロメロもアルバラデホも印象が薄いです。
今のプロ野球では、最低３人の抑え投手が必要なので、
久保と越智ともうひとりは、やはり新外国人に頼るしかなさそうです。
ラミレスと坂本の穴は、いろんな意味で簡単に埋まりません。
横浜の村田を獲得したようですが、小笠原が不振のままなら差し引きゼロです。
「今年は、長野、坂本、阿部、村田を軸に戦う」なんて言っているそうですが
長野以外の３人は１年を通じて好調を維持できるかどうか不安です。
上の画像のローズ選手のような強力な外国人選手を補強しないとダメですね。
というようなことを考えると、来季もまた
投手も野手も外国人選手に頼らざるを得ないように見えます。
いや、今年は最下位になっても仕方がないと覚悟を決めて、
太田や中井を一年間使い続ける、という方法はありますよ、
巨人ではそれはできないとは思いますけれど。
