
10月20日(土)、
近鉄久居駅東口の緑風公園で、
「上野英三郎博士とハチ公」の銅像の除幕式が行われました。

渋谷駅前の銅像で有名な「ハチ公」ですが、
その飼い主の上野英三郎博士が久居元町出身であったことから、
「久居にもハチ公の銅像を」という市民運動により銅像が建立されたものです。

除幕された銅像です。
若いころのハチ公を再現した、とのことで
上野博士に無邪気に甘えている雰囲気が伝わってきます。
実は、ハチ公と上野博士が暮らしたのはほんの1年ほどで、
博士が大学での講義中に脳溢血で急死した後、
ハチ公は何年間も、老犬になっても渋谷駅で博士を待ち続けたのですね。
ちなみに、ハチ公の銅像は渋谷駅前と、
ハチ公の故郷の大館市にあり、こちら久居駅のハチ公は3体目になりますが、
上野博士とペアになっているハチ公の銅像は、全国初になります。
なお、2015年には上野博士の職場であった東京大学構内に
4番目のハチ公の銅像が建てられる予定だとか。

ハチ公の歌も披露されました。

除幕式の後、
「銅像建立記念シンポジウム」が開催されました。
秋田県大館市にあるハチ公の銅像