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(近鉄川合高岡駅前をスタート)
10月21日(日)第6回伊勢街道交流フォーラムが津市一志町で開催されました。
伊勢街道交流フォーラムは、古来より奈良京都と伊勢神宮とを結んで交流のあった
奈良県と三重県が、風景街道「伊勢街道」連絡協議会を設立、
「伊勢本街道」「初瀬街道」の旧街道とその沿道地域を含めた活動エリアにおいて、
地域資源を活かした歴史風土にふさわしいまちづくり、交流を推進するため、
奈良県側と三重県側で交互にフォーラムを開催しています。
今回は三重県津市一志町が開催地となり、
午前中は、近鉄川合高岡駅から3班に分かて初瀬街道田尻宿を中心にウォーク、
午後は講演会とパネルデスカッションが行われました。
(来年は奈良県で開催されます)
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(田尻宿を探訪する参加者)
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(ガイドする一志町歴史語り部の会)
初瀬街道は、奈良の初瀬(長谷寺)から松阪の六軒で伊勢街道に合流するまで、
ほぼ現在の国道165号に沿った街道でした。
初瀬より、榛原(奈良県)、阿保宿(旧青山町)、伊勢地宿(旧青山町)、
垣内宿(津市白山町)を経て六軒(松阪)へと向かいました。
奈良から伊勢に向かう場合、
初瀬で一泊し、伊勢地宿でさらに一泊、翌日は二本木で昼食を取り、六軒で三泊目、
翌日に伊勢に入る、という旅であったそうです。
垣内宿から六軒までの途中に、
二本木宿、大仰宿、田尻宿、八太宿という小さな宿場があったようですが、
成人の足なら、上記のように泊まらずに通過してしまう地域だったようです。
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「伊勢街道とその文化遺産の活用」というテーマで講演
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パネルデスカッションには、
一志町歴史語り部の会吉村さん(左)もパネラーとして参加。