~上田富士(飯士山/いいじさん・1111.5m)~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/07/14f11826b9f3559f094b3ad31fb6b59c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/25/29/ceb2398c875e23c6eb403b175b1d61d2_s.jpg)
私は自営業、そのため働く時間帯も休日も、仕事の進捗状況や納期
次第となり、特に決まっているわけではない。人からは、よく自由そ
うでいいなともいわれるが、実際はその逆。得意先の都合他、常に何
かしらの事情があり、なかなか予定通りとか、自らのペースでという
ことは難しく、意外と不自由な身の上だ。
しかも根を詰めて仕事をしていると、どうにもはかどらなくなるこ
ともある。そこで傍からみればサボりではあるが、自らは気分転換の
つもりで、ふらっと山へ出かけることも少なくない。
今回も夜中に突然、気分は山へ行くかとなった。そんな時のために、
事前に作っておいた計画書をパラパラとめくって。よし決まった、明
日は新幹線に乗るか。
今回歩くのは上越は越後湯沢にある「飯士山(いいじさん)」。山
頂からの風景もよく、下山後の楽しみに温泉や美味もある。そして別
名は上田富士と、こちらも“富士山”である。
平日の朝だけあり、越後湯沢駅も閑散としている。駅からは徒歩で
登山口へ。登山道は、のっけから急、いや最後まで急だった。お陰で
高度を稼げ、順調なペースでピークも目前。しかし、やけに人声がす
る。先程の繰り返しとなるが、今日は平日、普通の日のはずだが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/e0/b47f227b8460e8af459b876f878519dc.jpg)
ピークでは国土地理院の方が、露出し過ぎてしまった三角点の石柱
を修正する作業を行っていた。山の地図では長年の付き合いである国
土地理院だが、そこで働く人に会うのは今回が初めてだ。仕事の邪魔
にならぬようにとは思うが、三角点を掘り起こすなどの作業風景には、
ついつい見入ってしまう。ひとり言のつもりで発した言葉も、作業を
していた人には質問と聞こえたのか、ご親切に説明までしていただく。
いやはや恐縮である。さらに作業風景を記念に1枚撮ってもいいか
と尋ねれば快諾の上、見栄えが悪いなら道具も片付けますかと、まあ
ご親切なこと。いえいえ、そこまでお気づかいなくで1枚、それでは
失礼いたしますである。山頂からの絶景も楽しめたし、スマートな仕
事ぶりも見ることができた。いつも以上に、気分は晴れやかである。
さあ下りますか。スキー場を抜け、ちょっとばかし一般道を歩いて
越後湯沢の駅へ。駅では、エキナカ温泉と新潟の旬が待っている。最
初は風呂、それとも食事。いやいや、軽く一杯という手もあるな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/0a/c2052b8ee9bd454f241b1a629d42d2f9.jpg)
●コースタイム(カッコ内の左・到着、右・出発時間)
JR東京駅
(6:08)
↓↓↓↓
JR越後湯沢駅→→→→→登山道出合→→→→→940m付近→→→→→
(7:24/7:28) (7:43/7:48) (9:20/9:46)
※
JR越後湯沢駅から登山道出合までは徒歩となる。道順を文章にする
と次の通り。駅東口を出て、駅前商店街を抜け、R17を渡り、突き
当たったら左。ガーラ湯沢の施設を正面に見ながらしばらく直進。
最初の二股を右、関越道をくぐる道を進み、出現する「神弁橋」を
渡れば、東山フィッシングパークに着。脇では、傾き気味の道標が
お出迎えである。
※
登山道は「急」のひと言。随所にロープも張ってある。また登るに
したがい、やせた部分や岩場も出現する。しかし普通の慎重さがあ
れば、特に難所というわけでない。
※
また途中には、鋸尾根と称され4、5ヵ所(数えていたがうろ覚え。
でも6ヵ所はなかった)の大きなアップダウンもある。しかし短時
間。ペース配分や足場への注意を怠らなければ問題なしである。
分岐(岩原登山道合流点)→→→分岐(奥添地登山道合流点)→→→
(10:05/10:15) (10:25/10:25)
飯士山(1111.5m)→→→→→700m(岩原スキー場のリフト終点)
(10:28/11:05) (11:25/12:00)
↓↓↓↓
JR越後湯沢駅
(13:27)
※
飯士山ピークは、まさに展望台。周囲の苗場、谷川、越後三山など
今回登った季節は秋なれど、その風景に“飽き”はなし。
※
飯士山から岩原スキー場まで、道は急降下で滑りやすい。しかし急
な分だけ、あっという間。またたく間にスキー場のゲレンデに到着
である。その後は、草原状のゲレンデを下り、道を歩けば越後湯沢
の駅だ。岩原スキー場から駅まで、のんびり歩いて1時間30分。
●新幹線に乗る前に、駅で道草。
JR越後湯沢駅の構内には、東京ならエキナカと呼べそうな商業施設
「ぽんしゅ館」が広がっている。その名の通り旨い日本酒、温泉に
日本酒を加えたお風呂「酒風呂 湯の沢(入浴料800円)」や、コシ
ヒカリで握ったジャンボサイズのおむすび他、新潟・魚沼エリアの
自慢の品が勢揃いしている空間だ。時間はたっぷり、また本日は平
日だけあって、人もまばらだ。まずはと、あれやこれやと考えたが、
やはり最初はひと汗流して。越後湯沢の駅のなか、“日本酒”の温泉
に“ニューヨーク”である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/d8/52be183b92f2ab6be984b5ba34ca454f.jpg)
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私は自営業、そのため働く時間帯も休日も、仕事の進捗状況や納期
次第となり、特に決まっているわけではない。人からは、よく自由そ
うでいいなともいわれるが、実際はその逆。得意先の都合他、常に何
かしらの事情があり、なかなか予定通りとか、自らのペースでという
ことは難しく、意外と不自由な身の上だ。
しかも根を詰めて仕事をしていると、どうにもはかどらなくなるこ
ともある。そこで傍からみればサボりではあるが、自らは気分転換の
つもりで、ふらっと山へ出かけることも少なくない。
今回も夜中に突然、気分は山へ行くかとなった。そんな時のために、
事前に作っておいた計画書をパラパラとめくって。よし決まった、明
日は新幹線に乗るか。
今回歩くのは上越は越後湯沢にある「飯士山(いいじさん)」。山
頂からの風景もよく、下山後の楽しみに温泉や美味もある。そして別
名は上田富士と、こちらも“富士山”である。
平日の朝だけあり、越後湯沢駅も閑散としている。駅からは徒歩で
登山口へ。登山道は、のっけから急、いや最後まで急だった。お陰で
高度を稼げ、順調なペースでピークも目前。しかし、やけに人声がす
る。先程の繰り返しとなるが、今日は平日、普通の日のはずだが。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/e0/b47f227b8460e8af459b876f878519dc.jpg)
ピークでは国土地理院の方が、露出し過ぎてしまった三角点の石柱
を修正する作業を行っていた。山の地図では長年の付き合いである国
土地理院だが、そこで働く人に会うのは今回が初めてだ。仕事の邪魔
にならぬようにとは思うが、三角点を掘り起こすなどの作業風景には、
ついつい見入ってしまう。ひとり言のつもりで発した言葉も、作業を
していた人には質問と聞こえたのか、ご親切に説明までしていただく。
いやはや恐縮である。さらに作業風景を記念に1枚撮ってもいいか
と尋ねれば快諾の上、見栄えが悪いなら道具も片付けますかと、まあ
ご親切なこと。いえいえ、そこまでお気づかいなくで1枚、それでは
失礼いたしますである。山頂からの絶景も楽しめたし、スマートな仕
事ぶりも見ることができた。いつも以上に、気分は晴れやかである。
さあ下りますか。スキー場を抜け、ちょっとばかし一般道を歩いて
越後湯沢の駅へ。駅では、エキナカ温泉と新潟の旬が待っている。最
初は風呂、それとも食事。いやいや、軽く一杯という手もあるな。
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●コースタイム(カッコ内の左・到着、右・出発時間)
JR東京駅
(6:08)
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JR越後湯沢駅→→→→→登山道出合→→→→→940m付近→→→→→
(7:24/7:28) (7:43/7:48) (9:20/9:46)
※
JR越後湯沢駅から登山道出合までは徒歩となる。道順を文章にする
と次の通り。駅東口を出て、駅前商店街を抜け、R17を渡り、突き
当たったら左。ガーラ湯沢の施設を正面に見ながらしばらく直進。
最初の二股を右、関越道をくぐる道を進み、出現する「神弁橋」を
渡れば、東山フィッシングパークに着。脇では、傾き気味の道標が
お出迎えである。
※
登山道は「急」のひと言。随所にロープも張ってある。また登るに
したがい、やせた部分や岩場も出現する。しかし普通の慎重さがあ
れば、特に難所というわけでない。
※
また途中には、鋸尾根と称され4、5ヵ所(数えていたがうろ覚え。
でも6ヵ所はなかった)の大きなアップダウンもある。しかし短時
間。ペース配分や足場への注意を怠らなければ問題なしである。
分岐(岩原登山道合流点)→→→分岐(奥添地登山道合流点)→→→
(10:05/10:15) (10:25/10:25)
飯士山(1111.5m)→→→→→700m(岩原スキー場のリフト終点)
(10:28/11:05) (11:25/12:00)
↓↓↓↓
JR越後湯沢駅
(13:27)
※
飯士山ピークは、まさに展望台。周囲の苗場、谷川、越後三山など
今回登った季節は秋なれど、その風景に“飽き”はなし。
※
飯士山から岩原スキー場まで、道は急降下で滑りやすい。しかし急
な分だけ、あっという間。またたく間にスキー場のゲレンデに到着
である。その後は、草原状のゲレンデを下り、道を歩けば越後湯沢
の駅だ。岩原スキー場から駅まで、のんびり歩いて1時間30分。
●新幹線に乗る前に、駅で道草。
JR越後湯沢駅の構内には、東京ならエキナカと呼べそうな商業施設
「ぽんしゅ館」が広がっている。その名の通り旨い日本酒、温泉に
日本酒を加えたお風呂「酒風呂 湯の沢(入浴料800円)」や、コシ
ヒカリで握ったジャンボサイズのおむすび他、新潟・魚沼エリアの
自慢の品が勢揃いしている空間だ。時間はたっぷり、また本日は平
日だけあって、人もまばらだ。まずはと、あれやこれやと考えたが、
やはり最初はひと汗流して。越後湯沢の駅のなか、“日本酒”の温泉
に“ニューヨーク”である。
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