©新日本プロレス/プロレスリング・ノア
非常~に面白かったので
もうちょっとだけ
新日本プロレスと
プロレスリング・ノアの
対抗戦について
書かせていただきまする。
個人的ベストバウトは
ダブルメインイベントの1つ、
BUSHI 高橋ヒロム SANADA
内藤哲也 鷹木信悟
vs
亜烈破 タダスケ 征矢学
拳王 中嶋勝彦。
多人数でのタッグマッチが
こんなに面白く感じたのは
小橋建太の引退試合、
小橋&武藤&健介&秋山
vsKENTA&潮崎&金丸&谷口
以来のことでしたね。
この試合も始まる前は
「なんで
こんなカードなんだろう?
4人のタッグマッチで
良かったのに・・・」
なんて思っていたのですが
いざ試合が始まると
「いつまでも見ていたい」
と思わせる40分間でした。
不思議なもので
前に前にと出ていた
選手たちよりも
内藤と勝彦のように
ちょっとだけ出て
輝きを見せて
下がっていた選手の方が
より強い印象を与えました。
「ロスインゴを超える」と
熱くなっていた
拳王に対して
内藤はあくまでもクールに、
まるで金剛も拳王も
眼中にないと言わんばかりに
自らは手を出さず
メンバーを拳王に
ぶつけていました。
こういう図式を
見せられてしまうと
悔しいですけど
内藤>拳王という
印象を受けてしまいます。
そういう意味では
勝彦も素晴らしかった!
鋭すぎる蹴りは
解説陣をも唸らせ
新日本ファンにも
強烈なインパクトを
与えたことと思います。
それでいて
内藤の攻撃はスカし
きっちり定番ムーブの
シャッターチャンス
フットチョーク(仮称)は
決めてくる。
本当に嫌らしいヤツです(笑)
ダブルメインの2つ目、
棚橋&オカダvs清宮&武藤は
清宮の為の試合でした。
清宮に強烈な
洗礼を浴びせたオカダ、
その辛らつな発言も含め
日本プロレス界の
現実を知らしめる
結果となりました。
会社に猛烈にプッシュされ
若くして団体の
エースの座を任された清宮。
そのプレッシャーや
背負うものの大きさは
他ならぬオカダが
誰よりも知っているはず。
この日のオカダは
ノアファンにとって
これ以上ないほどの
ヒールでした。
本当に悔しい
結果になりましたが
裏を返せばそれは
清宮にはまだまだ
伸びしろがあるということ。
そしてこんな役割を
ノアの所属選手に
できたのかということも
考えさせてくれました。
オカダ・カズチカよ、
清宮を徹底的に
ぶちのめしてくれて
ありがとう!
これからの清宮が
楽しみで仕方ありません。
ここからは
ノアファン目線で。
この対抗戦を終えて
ノア側にメリットは
あったのか?
・・・そりゃあ
あったでしょう!
この大会に
出場していなければ
一生ノアの選手を
見ることもなかった
プロレスファンだって
いるでしょうからね。
そういう意味では
「新日本さん、あざーす!」
とお礼を言いたいくらい。
選手個人で見れば
先ほど名前を挙げた
中嶋勝彦が一番
良かったです。
次いで潮崎、稲村ですね。
小峠とタニーは
ここでも残念な役回りで
ちょっと不憫でした。
新日本の選手では
やっぱり内藤が
上手いなと思いましたし
鷹木の試合は
もっと見てみたいと
感じましたね。
オカダは強烈な
エルボーを繰り出したり
打撃にまったく
びくともしなかったり
ちょっと見る目が
変わりました。
はじめて見て
興味を持ったのは
マスター・ワト。
名前がちょっと
私に似ててアレですし(笑)
最後に、
「続き」について。
個人的には
今回の対抗戦で
お腹いっぱいかなと。
ロスインゴと金剛が
ユニット同士で戦ったり
鈴木軍との因縁、
ザックvs丸藤なんてのは
ちょっと気になりますが
団体対抗戦である
必要性は感じないかなぁ。
「間」っていうんですかね、
キレイな技を
ポンポンポーンと見せる
新日本のテンポと
一発強烈なのを決めて
ロングダウンになる
ノアのテンポとだと
どうしても
かみ合わないところも
あるように感じました。
5年後とか10年後とか、
節目の年にまた
今回のような
お祭りがあったら
プロレス冥利に
尽きますよね。
選手もファンも・・・
お疲れ様でした!
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