一級建築士の「住宅のヒントと秘訣」

注文住宅を考えたら「住宅の考え方が180度変わる」住宅勉強会やセミナー、他では聞けない住宅や建築がわかるブログ。

雑多なお話です。

2007年04月26日 13時54分08秒 | 建築家の日記
みなさん、こんにちは、ミタス一級建築士事務所の清水です。

昨日は、昼前から都内のセミナーで外壁塗装について学び、帰社しませんでした。

外壁塗装や屋根の塗装については、私の小冊子の「住宅リフォームの落とし穴」外壁・屋根・開口部編を7年前に書いたのですが、今自分で読み返しても、キーボードを一本指で押しながら、レイアウトもすべて自分で行い、よく一週間で書き上げたなぁ…と感心します。

この毎日のブログでも、読み返すと誤字・脱字・文章のおかしいところが、短いにもかかわらずたくさんあるので、5回読み返せば毎回の5回とも訂正して、再投稿しているくらいです。


この冊子は、60ページ程度ですから、通常の書籍と比べれば短いのですが、今の私より頭の回転が良かったのかも…と思うほどです。校正はなく、私が書いたそのままで印刷されましたから、文章の稚拙な部分や、間違いは、もちろんありました。

今年しなければならない大きな仕事がいくつかあり、そのうちのひとつに書籍の発行があります。何冊も書ける切り口やテーマはあるのですが、7年前の勢いでいけば、あまり時間は掛からないはずなのです。

以前と違って、他にすべきことが多すぎてなかなかそうはいきません。どこかで一気にいくと思いますので、楽しみにお待ち下さい。


さて、本日、これから決断する問題点をお話ししましょう。

地下車庫と擁壁の家において、解体が終わり、給排水の工事で問題が生じました。状況に応じて他ではよくやっているのですが、床に大きな枡を2つ入れると、車庫の床の強度が、補強しても不足するのです。

その場で各職人とも協議し、構造面も排水面も成り立つ解決策を決めたのですが、構造体の強度を確保したこの方法では、下水道局の許可が、他の地域では降りるのですが、その地域は制限が厳しいため降りなかったとのことでした。

解体前後に、何度も現場監督にはやく給排水業者と打ち合わせをするよう指示を出していましたが、私が現場に立会うまで何もなされておらず、結局10日間くらいのロスがでてしまいました。


その後、3つの選択肢を業者に指示し検討させましたが、対応可能なのは、そのうちのひとつしかないと、本日の朝わかりました。
私が一番避けたかった、費用も工事手間も掛かる方法です。

止むを得ません。決断を延ばしても工事が延びるだけですから、これで決断です。
工事は、問題点が生じたり、まずいことが起こればストップさせないといけませんが、決断できないで工事を延ばすというのは、一番職人の士気が下がるので、よろしくありません。決断できない人間には、職人も付いてきませんし、言うことを聞かなくなります。権限のない現場監督が決断できずに曖昧にして済ませると職人になめられるのは、このためです。


本日は、雑多なお話になってしまいましたが、この後も忙しいので、本日はこれで。(^^)ゞ





▲7年前に私が書いたのですが、今読んでも、「なるほど…」と自分で感心してしまうのです…(^^)ゞ



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