みちのくの風の旅人

米沢・山形・東北の自然や文化を季節の便りとして届けています。

日本人3名ノーベル物理学賞受賞決定

2014-10-08 17:28:07 | ニュース

 日本人3名ノーベル物理学賞受賞決定。昨夜ビックニュースが日本中を駆け巡った。

*********** 朝日新聞 DIGITAL 記事を引用 *****************

ノーベル物理学賞に赤崎勇・天野浩・中村修二の3氏(10/07)

 スウェーデン王立科学アカデミーは7日、今年のノーベル物理学賞を、赤崎勇・名城大教授(85)と天野浩・名古屋大教授(54)、中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授(60)の日本の3人に贈ると発表した。赤崎さんと天野さんは青色の発光ダイオード(LED)を初めて作り、中村さんが実用化につなげた。これにより光の三原色がそろう道筋がつき、LEDの爆発的な普及につながった。
 授賞理由は「明るく省エネルギーな白色光を可能にした効率的な青色発光ダイオードの発明」。研究成果を受けて、白熱電球や蛍光灯に代わるLED照明が実用化。室内照明や携帯電話、交差点の信号機のほか、省電力・長寿命の大型フルカラー・ディスプレーなどに使われている。
 LEDは電気エネルギーを光に変える半導体素子だ。フィラメントを電気で熱したときに出る光を使った白熱電球と違い、電気を直接光に変えるので効率が良く、熱による材料劣化も少なくて寿命が長い。赤、緑、青の光の三原色をLEDで実現すれば幅広い色を再現でき、用途が広がるが、青色LEDがなかなか作れず、実用化が競われていた。
 赤崎さんは名古屋大教授時代の1985年、天野さんとともに高輝度のLEDに欠かせない良質な結晶を作製。89年、窒化ガリウムの半導体で青色に光るLEDを作ることに成功した。
 中村さんは日亜化学工業(徳島県阿南市)の研究員時代の90年代前半に、製法を進化させた。

 ノーベル物理学賞 受賞の3氏

  • 赤崎勇・名城大教授

    赤崎 勇氏

    あかさき・いさむ 85歳。鹿児島県生まれ。1952年京都大理学部卒、神戸工業(現富士通)入社。名古屋大助手、松下電器産業(現パナソニック)などを経て、81年名古屋大教授。89年窒化ガリウムの青色LEDを作製。92年、名城大教授。2001年、朝日賞。

  • 天野浩・名古屋大教授

    天野 浩氏

    あまの・ひろし 54歳。静岡県浜松市生まれ。1983年名古屋大工学部卒業。88年同大大学院博士課程単位取得退学。89年工学博士取得。2002年名城大理工学部教授。09年応用物理学会フェロー、10年から名古屋大大学院工学研究科教授。

  • 中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授

    中村 修二氏

    なかむら・しゅうじ 60歳。愛媛県生まれ。1977年徳島大工学部電子工学科卒。79年徳島大大学院修士課程修了。日亜化学工業入社。94年徳島大大学院博士号取得。99年日亜化学工業を退社。2000年米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授。01年朝日賞。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みちのくの秋2014 ~ 4C: 檜原湖の眺め ~

2014-10-08 12:34:28 | 米沢の自然と文化

 白布峠の駐車場からさらに500m程西に進むと、檜原湖の展望台に到着した。どうしても逆光になるため、写真はなかなか鮮明には写らないのが残念だった。

 ⒉枚目の写真の左上側には、磐梯山が霞んで写っている。檜原湖までは車で残り15分程度であるが、次回の楽しみに取って置くことにして、今回は米沢に引き返して来ることにした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みちのくの秋2014 ~ 4B: 白布峠の濱田廣介(浜田広介)文学碑 ~

2014-10-08 08:41:03 | 米沢の自然と文化

 白布峠の駐車場に到着したのは7日午前11時頃だった。道路を挟んで北側には駐車場やトイレに展望台、南側は少し狭く数名が腰かけられるコンクリート製の長椅子がある。林の隙間から檜原湖が見えるが、あまり見通しが良くない。

 道路脇には浜田広介の文学碑が建っている。20年ほど前から、2・3年に一度は紅葉見学に白布峠に来ている。休日で人が多い時が殆どだったので、この日は車が3・4台入れ替わり立ち代わり来るだけで、とても静かだった。かつて、紅葉見学の車が溢れ、白布峠を素通りしたことがあった。

   吾妻晴れ山

   くもり山

   曇りのち晴れ

   人の世も


   
 


 20年ほど前に、家族で高畠から福島市飯坂に抜ける国道399号線の峠、鳩峰高原に出掛けたことがあった。そこにも、大きな石の文学碑があった。今秋または来春に再び見に行こうと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする