4月の終わりごろだっただろうか 追分宿の中山道周辺を通りかかった時に
この お地蔵さんの前から ふと 奥の土手を見ると
腰をかがめて何かしている男の人の姿が目に入った
藍染の作務衣上下に身を包んだその人は この駐車場から北側に広がる
追分の 曹洞宗寺院 「 泉洞寺 」のご住職その人で 何をしているのかお聞きすると
ヒマワリの苗を植えているんだよ と よく通るお声で返事があった
折しも ウクライナの戦火が拡大する一方で 1日も早い停戦、終戦が切望されていた時期
山門を入って参道左手の境内には 先の第2次世界大戦の物故者の慰霊と 永遠の平和を祈願する
角背型の「 牡丹地蔵尊(宝性地蔵)昭和46年(1971)9月26日建立 」 が祀られてもいることから
ご住職は格別 平和を願って 通り沿いからも見えるこの場所にヒマワリを植えていたに違いない
先週末あたりから 小ぶりだけれど 黄色い花姿が見え始め 真夏の間次々に咲く事だろう
今夏は 毎日曜日の午前中に 地区の商工会が中心になって「 日曜朝市 」も開催予定で
これも目当てにしながら 宿場通りの散策も おススメしているようだよ
この お地蔵様の後ろ奥の土手だから 通り掛かる時は お忘れなく見てね