軽井沢や長野県の東信地域と呼ばれる地域で 地元に長いお家の一部に
明日 8月1日を「 お墓参り 」「 お墓掃除 」の日として
お参りや お掃除に行く慣習を伝承している
古くは江戸時代の 1742年(寛保2年)に起きた 戌の満水(いぬのまんすい)と地方史で言われる
千曲川、犀川流域広範囲に大水害をもたらした 今でいう台風の多数の死者を弔った古事が
引き継がれているとも言われている
長い歳月のうち 農業中心の明け暮れの中では、稲作作業が一段落している時期なことや
お盆行事の前にご先祖様が出入りする墓所をきれいにする 歳時記の日取りだとか
主な被災地の上流域にも伝承されているのは
墓所やご先祖様のお位牌を子孫それぞれ様に作り、分けて持たせてしまう
「 位牌分け 」と呼ばれる慣習に由来する 年に1度の墓参の機会・・などなど 諸説ある様子だ
なんにしても ご先祖を弔った墓所に それきり足を向けず草茫々になろうが墓石が倒れようが
放ったらかし・・・ってなことになるより
この日には必ず子々孫々の誰かくらいは訪れて 手を合わせて行くってのは いい慣習って思えるけれど
みなさんは どうですか
四季のある国 日本ではこの時期を過ぎて厳しい暑さが去ると やがて
涼しい、そして寒さの季節に向かうね
暑いけれど 身軽に訪れることの出来るこの時期に 思い出して 足を向けたり
故人に手を合わせるのもいいんじゃないかな・・
思い出す人は いませんか