ゴツゴツとした粗削りな建物に見えるのは、未だ完成前だから。
宮島の豊国神社は、豊臣秀吉の命で建てられたものの、秀吉の急死で未完のまま。
それが今まで残されていることにも驚きます。
ここに旅するまで、この存在など知りませんでしたから。
凄い太さの柱。
頑丈な造りゆえに残されたのでしょうね。
全国各地…、そこまで歩いているとは言えませんが、未だ知らないことが多いワタクシ。
旅先が日々勉強です。
ホントは、もっとじっくり見て学びを深めなきゃ意味が無いのかも知れません。
でもね、そこら辺はサラッと流れちゃう。
どちらかと言えば食べもの重視なワタクシなので。
まあそれも旅の大事なテーマ。
仕方がありません。
何の番組でしたかね。
この豊国神社が建設される頃、厳島神社を見下ろす場所にあって、完成時には厳島神社を壊してしまえってことも話されていたとか。
さすが秀吉。
今となれば、その両方が残ったのですから。
歴史とは深く、おもしろいものだと感じるのです。
もう少し年に見合いの勉強をするべきか…。
あら。
少々雨がパラつき始めます。
最後までゆっくり歩けるかと思っていたのに。
傘があるので心配は要りませんがね。
行動範囲が少し狭まりそう。
どこまで行きましょう…。
夜はフェリーで戻った宮島口で穴子飯。
でもまだ3時。
晩ご飯の予約は6時だったので、まだまだ余裕です。
壁を塞ぐものの無い豊国神社。
床下の低い所もそう。
構造が丸見えです。
それもまた魅力的。
もう少し先に行けるかな…、数歩進むもそれ以上は無理。
何だか変な動きをするジジですな。
それでは下へ降りて次の目的地を探します。