埋められない穴

Ｋ大学内にある、農産物輸出業者を訪問。
輸出産品にはタイ政府も残留なしという証明書をつけている。
今回の残留農薬問題で、この証明書はナンナノ？ということになってしまう。
輸出は民間に任し、責任は政府が取るという仕組み自体の信用が揺らいでいる。

私のほうも心にぽっかり穴が。このままやっていっていいのでしょうか。

問題農薬

これが今回日本で残留農薬として問題となった"ダイコーラーッ"である。タイでは果樹に結構一般的に使われている。この薬剤は２剤混合で、今回問題になったのは、Propiconazolという成分。日本でも芝生の病気発生時に使われている。
当時調査した私のメモにも一剤の名しか記録していない。
今後この農薬を使用している農家からは農産物を買わないとしたいところだが、うまくいくかどうか。

帰国

ようやくとタイに帰国。今回29日からの日本滞在になったわけだが、
随分長く感じた。　一ヵ月半くらいいた感じだ。
千葉県のいちご農家、営業さんとの厳しい会議。
次から次に来るお客さんをこなす代表。
初めての生協集荷所訪問。
東関東自動車道を何度も行き来した。

実家では老夫婦になった両親が毎日を淡々と過ごしている。

目黒に住む友人は血圧の高さに悩んでいた。

まあ、何というかタイは相変わらずである。
本日問題を起こした業者を訪問。　善後策を協議。