ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

高校の同級生のそれぞれの道・・・

2019-10-17 23:46:17 | 友達
今日、ケン太は高校の同級生と会うと、出かけて行きました。

全部で6人だそうで。
今、たまに会うのは、二人くらいじゃないかなぁ?
他の友達とは久しぶりです。

「今、みんな何してんの?大学生?」と聞くと、
「大学生は2人だと思う・・・」と。

2人?もっといたと思うんだけどな~
すると、2人、退学したそうですいつの間に

その二人共、退学した今も、大学生時代のバイトを続けているそうです。
ということで、今はフリーターということになりますね。

でも、退学して引きこもっているわけではなく、
ずっと同じ仕事を続けられているんですから。
いいと思います!

今は、明確な将来の目的を持って大学に進学するというより、
高校でてすぐ就職したくないから、大学に行くという子の方が多いですよね。

私も高校出てすぐ就職したくなくて、でも、4年も行く気はしなくて、
そもそも大学は経済的に無理だったので、短大よりも就職率が高かった専門学校に行かせてもらったという口です
今だからというわけではなく、昔からそうだったのかものね。

大学に入ったはいいけど、馴染めなかったり、方向性が違うと感じたり?
単に単位を落として、やる気を失ったとか?
やっぱり辞める子はいますよね。

ケン太が通っていた、通信だから多いというわけではないと思うんです。
私のママ友の友達の国立大学に行っている息子くんの同級生も、すでに何人か退学しているそうです。
結構な有名大学なんですけどね。

確かに、大学進学にはそれなりに親も投資しているわけですから、
簡単には考えてほしくないですが、
無理だと思うところに縛られることもないと思うんです。

入ってみないとわからないこともあるし、
在学中にやりたいことが見つかって、方向性を変えたくなることもあるよね。

退学は、誰でも想定されること。
退学してしまうこと自体は問題ではないと思います。
問題になるとしたら、退学した後に、そのまま動けなくなってしまうこと。
それは、困ってしまいますね。

メンタルが弱っていたら、少し休憩をとることも必要でしょう。
でも、リセットして、切り替えて、また自分の足で歩き続ける。

それができるかどうかだと思います。

いつまでも親が子どもの歩く先の石ころを拾ってあげられないですから。
自分で蹴ったり、踏みつけたり、時に遊んだりして?
凸凹道でも、自分で歩き続けられる子になってほしいですよね。

親も、そこを意識して子育てするべきじゃないかな?

子育てって、なにも真面目な子に育てることじゃないですよ。
勉強ちゃんとやって、宿題もきっちり仕上げて、できたらそれなりの大学に入れて、
明るく挨拶ができて、人に迷惑をかけないで・・・そんな子だったら・・・と望むかもしれませんが、

真面目さを求めるあまり、柔軟性に欠けていたり、臨機応変に振舞えなかったり、
失敗した自分を受け入れられなかったり、
親の指示で動いていたので、いちいち母親に聞かないと行動ができないとか?
そんなことも起きてきます。

もちろん「真面目さ」は否定されるものではありません。
真面目な子はいていいんです。
それが苦にならない子はいくらでもいると思います。

ただ、真面目ではない子に対して、真面目にさせようとそこだけに力を注ぐのは違うと思うんです。
その子の個性?を否定することになってしまうかも?

真面目に出来ないんだったら、自分でなんとかしなさい。
その責任は自分でとるんだよ・・・ということだと思います。

退学してしまったら、親に御免なさいして、(お金使ってますからね)
今後は〇〇します(させて下さい)・・と自分から言える子になれればいいんじゃないかと思います。


ちょっと話がそれてしまいましたが、元に戻すと・・・

6人の中に、学習障害の子がいます。
多分、普通高校は無理で、通信に来たのだと思います。
テストは毎回、ほとんど赤点だったようです。
夏休み、冬休みにたくさん補講に出て、なんとかクリアしました。

彼はちゃんと3年間、通い続け、学校で就職先を斡旋してもらい、
今もそこで働いているらしいです。

一番、安定しているのが彼じゃないかと思います。


ひとり、卒業後もケン太と仲良くしていた子がいましたが、今は音信不通になってしまいました。
もちろん、その6人には入っていません。

学校内ではそれなりに皆と親しかったようですが、卒業してしばらくしたら、
LINEに反応しなくなったそうです。
その後、ケン太だけが連絡をとれていましたが、間もなくケン太も連絡が取れなくなってしまった。
高校の友達を全部、切ったんですね。

彼は、進学校から転校してきたようで、成績は常に断トツトップだったらしいです。
進学校から転校してくる子もまあまあいて、一握りの優秀な子はいました。
その中でトップです。
ケン太も「あんな頭のいい奴はそういない」と言っていました。

高3の最後の課題は、彼に回答を送ってもらって提出したんだっけ(笑)
(↑ 自分でなんとかした・・・ということですね

彼は、通信を卒業して、浪人の道を選びました。
予備校に通い始めたし、大学受験でのリベンジにかけていたのかもしれませんね。

通信に転校になったことは、もしかして黒歴史?
高校時代のことは、自分の歴史から葬りたかったのかなぁ~

そうだとしたら、ちょっと寂しいですね。
わかりませんけどね。

「〇〇君はどこに入ったんだろうね~」と言うと
「知らね。東大にでも入ったんじゃね?」

・・・と、ちょっと、茶化した感じで言ってましたね。


「誰がどこに行こうと、別に関係なくね?俺、知ろうとも思わないわ。興味ないし」とケン太。

確かに、そうだね。
それでいいと思うよ~



いつもありがとうございます
応援ポチ、よろしくお願いいたします!

にほんブログ村あ




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分の弱さを認めることができれば?

2019-10-17 00:01:34 | 思うこと
今クールのドラマ、何か観ていますか?

私は、3本くらいしかチェックしていませんが、
今日、放送の『同期のサクラ』が一番、好きですね。

「実家の島と本土に橋を架けたい」という夢を叶えるために、大手ゼネコンに就職したサクラ。
空気が読めず、忖度もできないことで、周りをヒヤヒヤさせ、巻き込んでしまう時もあるけど、
自分の夢にまっすぐで、人に影響されないからこそ、言いたいことも言えて、
なんか清々しいです。
高畑充希ちゃんのキャラがいいですね。


10時からのドラマで、ちょうどケン太が帰ってくる頃なんですが、
今日は、始まる少し前に帰ってきたので「チャンネルかえないでね」と言うと、
「録画しているんでしょ?バラエティ観ていい?」と言う。
ケン太に食事を出さなければならないので、「じゃあ、いいよ」と譲ってあげたのです。

ケン太はバラエティを観ていたのですが、ドラマは「視聴予約」がしてあったので、
10時ジャストに、バラエティからドラマに切り替わりました

で、そのまま二人で最後までドラマを観ました(笑)
先週も「変えていい?」と言ったのに、結局、そのままドラマに見入ってしまったケン太です。

私の記憶では、ケン太がドラマを最後まで観るなんて、初めてじゃないでしょうかね?
私がドラマを観ていると、少し観ることはあっても、なにかチャチャを入れてきたりして、
たいがい途中で自分の部屋に行ってしまいます。

先週も今週も、無言で真剣に観ていましたから。
何がケン太をそうさせるのかはわかりませんが。


サクラが「私には夢があります。・・・」「私には夢があります。・・・」「私には夢があります。・・・」と
夢を3つ相手に訴えるシーンがあるのですが、なんかそれがグッときて、泣けてくるんですよね。
社会という荒波の中で、その純粋な夢を、純粋なまま持ち続けられることが凄いなって。

私にはそんな胸を張って語れる夢なんてないことにも気付かされます。
夢を持ちたいな~とも。


毎回、サクラとファックスでやりとりしているおじいちゃんの、サクラに宛てた言葉がまたいいです。

今日のは・・・言っていいですか?




「大人になるとは、自分の弱さを認めることだ」


自分の弱さを認めるのって、そんな簡単じゃないですよね。

プライドで固めている人、他人を下にみようとする人。
これは自分が弱いから、強くみせようとしているだけですよね。
一生懸命、虚勢を張って自分を守ろうとしているだけ。

自分の弱さを自覚できる人は、
自分を誤魔化すことなく、そのままの自分を認める「素直さ」を持っていると思います。
自分の弱さをさらけ出せる「勇気」を持っていると思います。
それに対しての周りの反応を受け止める「強さ」も持っているということだと思います。

「自分の弱さ」を認め、人にもさらけ出せるようになると、
自分もさらけ出していいんだと、他の人に連鎖していきます。

自分が楽になれることで、人をも楽にすることができる。

そのように巡回していければいいなと思います。


プライドが高いのも、ひとつの不登校パターンです。

弱い自分、出来ない自分をみせたくない。
みせていいって教わっていないのかも?

宿題が終わらず休んでしまうのも、不登校あるある。
プールが入れず休んでしまうのも、不登校あるある。

出来ないことがあっていい。
苦手なことがあっていい。

・・・のにね。

まずは、親が弱い自分を認めているかどうか・・・かもしれませんね。






いつもありがとうございます
応援ポチ、よろしくお願いいたします!

にほんブログ村あ



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする