今朝、24時間テレビをちらっと観たら、結局、そのまま最後まで観てしまいました。
昨日は全く観ていなかったんですけどね。
昔は所々観る程度でしたが、最近になって、観る時間が増えてきたように思います。
絶対に観たいという程でもなくて、気まぐれなんですけどね。
今日は、どっぷり観ていたので、過去最高の視聴時間だったと思います。
今日、気が付いたのですが(今頃ですが)24時間テレビにある世界観って、私の日常にほぼない世界なんです。
なにせ、我が家にいるのは、主人とけん太なので
買い物を子どもに頼んで、「お金が余ったら好きな物買ってきていいよ」と言ったら、お父さん、お母さんが飲むコーヒーを買ってきてくれたとか・・・
我が家では絶対、ない!ない!(笑)
世の中には、こんなに純粋で優しい子がいるんだなぁとか、こんな愛に溢れたご家族があるんだなぁとか・・・
そういう優しさにあふれた世界に触れていると、こちらも穏やかで優しい気持ちになれるのです。
なんかずっと癒されていました。
あの~我が家もそうだったらなぁ・・・とかは思わないですよ。
そんなの無理なので(笑)
我が家はある意味、刺激的な日々でして・・・それを楽しめばいいのかなと思っています(笑)
そして・・・
障害を持った子が懸命に頑張っている姿にも胸打たれますが・・・
(懸命に頑張っている子は、どんな子であっても胸打たれるし、エールを送りたくなります)
私は同じ親として、子どもを支える親御さんの「明るさ」にも胸打たれます。
これまでのご苦労、悲しさなど、いろんな感情を乗り越えての「明るさ」だとわかっているからです。
むしろ、それほどのご苦労を経験されていないと、その「明るさ」は保てないと思います。
それほど「強い」ものはないし、子どもを支える「大きな力」であると確信されているのだと思います。
そして、今回のランナーは、兼近さん。
目標の「笑顔でゴール」見事に果たしましたね。
どの中継も、笑顔を見せ、沿道のファンに手を振ったり、サービスも怠らず、
あんなに余裕で、悲壮感を全く感じさせず、キレイなお顔でゴールしたランナーは初めてみました。
今回、ずっと観てしまったのは、兼近さんがランナーだったからもあります。
彼が放つ言葉が好きだし、人間性の深さを感じます。
その人間性も苦労しているからこその「人間性」だと思うし。
苦労している方は「優しい」です。
彼の生い立ちの紹介もありましたが、
小学生からずっと野球をやっていて、将来の夢は「野球選手」
高校の強豪校からの誘いもあったのに、経済的な理由から断念。
「気持ちが薄れた」と親に嘘をついて働いて家計を支えた。
高校生をみては、ムカついたり、スレた時期もあったけど、
周りにいる人々が皆「優しさ」に溢れた人たちだったとのこと。
印象的だった言葉が・・・(正確ではないかもしれませんが)
「騙すより騙される人間になれ」(お母さまから言われた言葉だったかな?)
「幸せとは探すものではなく、そこにあることに気付く作業」
「騙されない人間になりなさい!」
確かにそうだけど、「騙されてしまう」のは「優しい」からだと思うし、
「騙す人間よりずっといいよ」と言ってあげたいなと思いました。
そして、私はこれまで、「幸せは向こうからはやってこない。自分で掴むもの」と言っていたのです。
でも、掴もうとしなくても、すでにそこにあるもの・・・確かに!そうなんです。
ここに当たり前にあるものを、幸せと感じらえるかどうか・・・ですね!
さすがだなぁ。兼近さん!