海釣り新参者の・・『大金星』

28.1.4(月）
　　　

例年12月から2月までの3ケ月間は竿を持たないのですが、異常気象のせいで「釣りの虫」がうずうずして、出かけてしまいました。暖かい穏やかな正月です。

世の中「仕事始め」だというのに、こちら「釣り事始め」です。うしろめたさがややあります。


今日の堤防は日立会瀬港、自宅から１８０キロの距離があります。

午前7時頃到着すると、堤防上では1人の若者が釣ってました。

早速話かけると、昨日の夜10時から釣ってるとのこと。釣果は、「どんこ」が７～８匹釣れたとアイスボックスを見せてくれました。見た事のない茶色い魚です。煮つけにいいとか。

釣りを始めてまだ３回目だという割には、リール竿３本、仕掛け一式は十分揃えていました。
「初心者のくせに一回で道具を全部買っちゃいました。」と笑ってました。
それに、真っ暗な中、堤防でひとりで朝まで釣ってるなんて、釣り根性ありです。

あ、そうそう、今日の目標は、「カレイ」を釣ることです。

もうアジは釣れないのでサビキ釣りは出来ません、ちょい投げ、ウキ釣りで勝負です。

今日は「数」より「質」です。

２本の竿でぶっこみ、もう1本はウキ釣りでしばらく様子を見ます。

根掛かり以外変化はなく退屈しそうな時間帯、ウキがゆっくり沈みました。

でもまた元に戻ったので昆布にでも引っかかったのかなと思いました。

しばらくして、仕切り直しのため竿を上げると、ちょっと重い感じ。リールを巻き上げ、足元に寄せると、何と、「小さなカレイ」が付いてました。

写真を見るとりっぱですが、いわゆる「手のひらサイズ」のカレイです。

一応目標を達成したので、小さくガッツポーズです。

次に、ちょい投げの竿を上げると、引きもしないのに、カレイが付いてました。
これも「手のひらサイズ」です。小さくガッツポーズです。

1回だけ大きな当たりがありました。
竿立てにあった竿が大きく前のめりになり元竿部分が宙に浮いたのです。
あまりに一瞬の出来事で反応できませんでした。
結局釣れていませんでしたが。

その後、小さいアイナメ１匹、鮮やか色のヒトデ1匹、と、停滞。



日中は、暖かいです。これでいいのでしょうか？

夕方４時過ぎ、当たりもないのにワンサイズアップのカレイが釣れました。３匹目です。
ただ、カレイの当たりがなく竿を上げたら釣れていたというのがちょっと・・・

その後、1回だけ竿が曲がったので即上げると、良型の「アイナメ？」が釣れました。



夕方はすぐ暗くなります。ギョギョライトを忘れてしまい、鈴を付けたのですが、役に立つことはありませんでした。

夕飯は堤防上でカップヌードルです。寒くなったのでグレた食事でも温まります。


午後の６時にはもう真っ暗で、まわりの人もいなくなり、寂しくなりました。

待ってるだけの釣りも退屈です。


ぼんやり北斗七星を眺めていたら、流れ星が１つ見られました。スーッと直線的に走って消えました。



午後８時頃、あきらめ感が広がり、終了することにしました。

竿３本を1本ずつ片づけていき、最後の竿を片づけようとリールを巻き上げていくと・・・

何か重い・・・

昆布に引っかかったかな・・・

根掛かりしたかな・・・

でも、巻けば巻ける・・・

ちゃんと近づいてくる・・・

で、


足元に寄せると・・・

何と・・・

「大きいカレイだ」

玉網を用意してなかったので「よっこいしょ」と陸に上げました。
当たりがまったくなかったのが不思議です。

今度は大きくガッツポーズです。

カレイが４匹も釣れるとは、思ってもいない結果でした。

<大金星>でしょう、これって。


本日の釣果：カレイ４匹、アイナメ２匹、（もう1匹は人からもらったアイナメです）



カレイ比較　　大きいのは３５センチでした


今回は、竿を出せればいっかとの気持ちだったのですが、目標達成しちゃううなんて驚きです。

釣りは無欲に限ります。


　　　　　　　　　　では、




にほんブログ村

コメント

 

 

 

 

• 
• 
• 
•