鮎釣りと薔薇づくり

アユ釣り・海釣りメインの釣行記

初心者に釣りを教えるのは・・むずかしい

2021年05月04日 | 日記
03.05.03(月)
これまで何人もの釣り初心者を川や海に連れて行きました。
私の使命は、釣り人口の増加に貢献し、釣り人減少に歯止めをかけること。

しかし、現実は相当厳しいものでした。
会社時代の部下達、釣りをやらない友人達、個人的にネットで募集して集まった人達、親戚関係者、等々
かなりの数に上りますが、まだ一人もその後釣りを続けている人はいません。
・・
めげずに今回は、親戚関係者。
釣りがしたいと云うので渓流釣りに誘いました。




集まった家族の人員構成は、大人男子1名、大人女子1名、学生男子2名、小学女子1名、と
なぜか、犬1匹。
これって、レジャー的リクレーション?




こちらは渓流釣りに目覚めてもらいたい、あちらは簡単に魚を釣ってみたい、というすれ違い感覚。
この差は大きいです。
5人分の竿を用意して、仕掛けも作って持って行きましたが、本格渓流での釣りを甘く見ていました。
多人数の賑わいの中で川の渓魚は警戒マックス、1人目の仕掛けをセットし、流し方を説明。


2人目のセットをしていると、1人目が根掛かり、根掛かりを外していると、2人目が木に仕掛けを引っかける、そんなことの繰り返しで3人目までいけない。




釣れないのでお手本を見せようとしたが、まったく当たりなし。踏んだり蹴ったりで焦ります。




1時間ほどこんな状況が続き、釣れないことを確信し、お昼にします。

なんとなく浮かない顔
・・
午後は、もう少し釣りやすいポイントに移動。
この時点で睡眠不足の1人脱落、4人と1匹で釣行。
過去何度もいい思いをしたことのあるポイントでしたが、やっぱりダメ。
1匹も釣れない方が珍しい。
ここでは、男子学生が粘ってくれました。あきらめない姿勢と仕掛けの流し方にセンスがあり、これだけが救いとなりました。




あと、犬のマフィンが野山を凄く楽しそうに走り回っていたのも救いです。






小学生のちびっ子ギャングは、あっちでチョロチョロ、こっちでチョロチョロ、と落ち着きがありません。




結局、大人男子、大人女子は、1回も竿を出せず、気の毒でした。


午後2時過ぎ、まったく釣れないことを確信し終了です。
なんだか不完全燃焼の釣りになってしまいました。
・・
今回の釣行の失敗は、すべて私の責任です。
本格渓流は、素人には無理に決まってます。もっと平坦な里川に行くべきでした。
自分の趣味嗜好が優先してしまったこと、大いに反省です。
・・

結論:1.教える人が自ら楽しんではいけない。
   2.場所選びは、出来れば直近に下見釣りをしておく。
   3.釣り方の注意事項、理屈を十分説明する。
   4.安易に仕掛けを作らず、現場で仕掛けを覚えてもらう。
   5.とにかく釣ってもらわないと釣りの楽しさ、魅力が全然伝わらないので
    頑張ってもらう。


         以上。


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