青空に映える緑を眺めつつ
辿り着いたのは
「日本の棚田百選」の一つ、
畑の棚田です。
日本の棚田百選などというものの存在は
もちろん知りませんでした。
やや勾配のキツイ坂を上っていくと
段状になった田んぼが見渡せます。
失われていく日本の風景が
ここにはまだ残ってるという感じです。
ホントに快晴で、素晴らしい青空だったので
暑さの中ひたすら散歩しました。
現在、この畑地区の農家は32戸だという。
家の前をあるいてると
テレビの高校野球中継の音声が
聞こえてきたり
田舎のおばあちゃんとこと
同じ匂いがしたり。
子供の頃、脳裏に焼き付けた
「夏のかけら」とでも言いますか・・・。
(シオカラトンボ?)
文明社会の恩恵を受けて生活してるものの
一方でこういう場所が失われてゆくことは悲しい。
おしまい。
先日、休日の早朝に
日本最大級の規模を誇る
蓮の群生を見に行ってきました。
蓮は朝に開花するということで
午前6時に現地入りです。
すでに見物人がまばらにいました。
(青空の下に広がるハスの群生)
およそ13ヘクタールの広さらしいのですが
遙か彼方に広がってるワケではなく
言うなれば少し帯状になってるという感じです。
(近付くとこんな感じです)
蓮の見頃は少し過ぎたようで
来るのがちょっと遅かったと言う人もおり、
花も所々にポツリポツリと咲いている
という感じでした。
蓮の花は咲くときに「ポン」という音が
鳴るという説があるようで
見物人の中にもその話をしてる人がいました。
蓮の花が開くとき音がすることは
古くから和歌や俳句の世界では
詠まれてきたそうです。
一説によると、
早朝の池でフナやコイが
虫などの餌を獲るときの音
だと考えられてるとか。
蓮を眺めながら歩いてると
木の枝の先にくくりつけた糸を垂らして
何かを釣ろうとしてる
2人のおっちゃんがいました。
聞けば何と、ザリガ二を釣ってるそうだ。
(二人とも真剣です。マジです)
釣り上げるところを見たかったのですが
残念ながらなかなか釣れません。
もし釣れたとして、一体それをどうするんでしょう・・・。
(スルメを餌に、彼らの戦いは続く)
とても気持ちのいい朝だったので
夏らしい景色を求めて
山の方へと車を走らせました。
(途中、ヒバゴン?に遭遇)
つづく・・・。