キャバ嬢はウニ丼を却下し、
オススメのアグー豚の情報を提供してくれたらしい。
もはやキャバ嬢情報は、私(わたくし)たちの中では
ガイドブック以上の信頼性を持っている。
この日はほとんどキャバ嬢情報による周遊でしたから。
ハズレ無しでしたからね。
北谷という街で、アグー豚のしゃぶしゃぶ鍋を頂いた。
鍋にネギを入れて、ネギが茹だったくらいにアグー豚を投入。
肉とネギを一緒に、秘伝のタレにつけて頂く。
特筆すべきは、この肉、灰汁が全然出なかった。
もちろん美味でした。
海ぶどうも発注。
海ぶどうを食べた事はありますが、全然違う。
プチプチの食感も、味も、
今まで食べたものとは全く別物。さすが沖縄。
アグー豚の鍋は、肉100グラムで一人前2500円。
昼に寄った道の駅で、250gのサーロインステーキが
1500円だった事を考えると、高価な食事ですな。
しかし、サーロインステーキが250gで1500円とは驚き。
サーロインですよ。しかもライス・サラダ・スープ付き。
テンション上がりましたよ。
食わなかったんですがね。
タコライスの後、古宇利島というところに向かいました。
さらに北の方角です。
沖縄空港を出てから間もなく、雨が降ってきたんですがね。
それを友人たちは、私(わたくし)のせいだと言う。
昨日は降ってなかったし、じゃっくが来たから降ってきたと。
つまりは私(わたくし)が、雨男だと言うんです。
そんなこたぁない。
飛行機に乗ってた他の客に雨男がいたんだ、と反論。
「古宇利島に着く頃には、やんでいるよ。」
こう言って、私(わたくし)は行楽晴れ男だと主張しました。
「じゃあ、着いて雨がやんでたら、私(わたくし)は
晴れ男ということになるな。」と、こう言い放ちました。
だがしかし雨は結構降ってきたので、
傘を持ってきていない私(わたくし)に、傘を買うようにと
運転手友人Tがコンビニに車を止める。
折り畳みのものを920円で購入すると、友人Kが
「そんな高いの買ったんか。300円のビニール傘でいいだろ」
と、言うんですが。持ち運びの事を考えて購入したワケです。
結果的に、今回の旅でこの高価な傘をさすことは
一度もありませんでした。
着く頃にはホントに雨があがった。
言ったとおりじゃないか。
じゃっく、汚名返上。
しばし、海岸を散策。
沖縄の海岸にはサンゴのカケラが当たり前に落ちている。
ここまでやって来たものの、正確に言うと
古宇利島に行きたいというのではなく、
古宇利島に架かる「こうりおおはし」の景色を
見たいと友人Tが申しましたので。
下調べのガイドブックで発見して決めたそうです。
ガイドブックに載っていたこういう景色を見たい、と。
友人Tは下調べにより、ここでウニ丼を賞味したいと
思っていたそうですが、前夜のキャバ嬢に却下されたそうです。
キャバ嬢情報に従い、おとなしく去る。