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【20130914】
いよいよ2013年の夏も終盤、今年の見納めに喜多方三ノ倉のひまわり畑へ出掛けてきた。
まだ夜が明けきらぬ0400に出発、那珂ICで高速を降り、R349を北上、今年はこのルートを良く使っている。
勿論下道メインで涼しい内に距離を稼ぐ事もあるが、この時期は日の出の時間帯に靄(もや)が発生し
視界が悪いのでそれを避ける意味もある。
矢祭でR118に入り、白河から早朝のR294を走る。この道も以前より随分と整備され勢至堂峠も
トンネルが出来て楽になった。道の両側には蕎麦畑が続き可憐な白い花が美しい。
道は猪苗代湖の西側を捲いて石山でR49に合流。高塚団地の交差点でK33に入りショートカット、
デカ盛りで有名な十文字食堂の前を通り、堂島駅の先でR122を右折して大峠街道を北上する。
大峠の旧道はガードレールも無く、切り立った崖の狭い道、頭位の落石がゴロゴロ転がっていて
ボンネットトラックやバスがウンウンとエンジンを唸らせて10~20km/h位で喘ぎながら峠を登り、
その後ろにでもついたら抜くに抜けず、正に酷道、二度と通りたくないと思ったものだった。
去り行く夏を惜しむかのように蝉の声が響く山道を登り、三ノ倉スキー場にあるひまわり畑に到着したのは
9時を少し回った頃だった。
人は少ない、明日からの雨でこの花畑もそろそろ終わりだろう、見たい人はお早めに。
さて、福島は夕方から雨の予報、降られない内に次の目的地、大内宿へ向かうが、三ノ倉から近い所に
あるひめさゆりの群生地をチェック、来年のお楽しみ。
まほろば街道で会津坂下へ抜け、その後も県道をつないで大内ダム方面からのアプローチ、道は空いていて
快調に走る。
湯野上温泉の川原の野天風呂はそれが数年前に閉鎖されるまで30年近く、毎年数回は通っていたのだが、
大内宿は混雑に呆れて入り口までしか行った事が無い。
今日は比較的空いていてバイクは近くに駐車できる。
来週家族旅行でここを訪問する予定なので、今日も様子見だけでパス。腹も空いてきたが名物ネギ蕎麦もお預け。
R289甲子道路で白河に戻る。この道も全面開通まで随分時間が掛かった。さて白河で空腹を満たすと言えば・・・
白河ラーメンっていうのもあるが、どうも昨今のラーメン屋は総じてやけに能書きが多く、高いし、左程美味いとも思えない。
という事で、今日はジャンボオムライスが有名なあすなろ食堂へ。
でもそれを食べたい訳じゃなく、どんな味か興味があるだけ。他のメニューも空腹には中々魅力的ではあったが、
やはりここはオムライスを選択、普通盛りでも十分なボリュームがあり完食はしたが当分食べたくない。
肉は叉焼、玉ねぎ、ピーマンが入っていないので味は平凡、ラードの味がやや気になる。かなりライスを固めて
いるので見た目以上に腹に溜まる。半分食べた辺りから飽きてきた。
朝4時から既に10時間近く走っているからそろそろ眠い、さて帰るとするか。東北道、R4バイパスと朝のルートと
選択肢は二つ、うーんまたR349に決めた。
途中、横川温泉に寄り大休止。旅館が三軒あるが、一番奥の巴屋旅館に。入浴料400円を女将さんに払う。
いや、中々に良い温泉で、肌がぬるぬる、手の平を擦り合わせるとぬたうなぎの粘膜のような感じ。
湯も余り熱いのは好きじゃ無いがここのは適温、硫黄系の様に後で臭くなることもないし、気に入った。
638km走行