今月初めにYAMAMARUTOのハンドルカバー(以下ハンカバ)を購入した。ハンカバの装着を考えたのは、純正ナックルバイザーのサイズが小さいのと、グリップ迄の距離がひらいている事で防風、防雨、更には防寒の面でも不満があったから。
ここ暫く台風等もあり塩っ気を含む大雨にさらされていたので、朝方涼しい内に清掃、注油作業をした後、ハンカバ装着作業開始。余談だが、V-Strom DL650のブレーキローターは一晩の雨でも真っ赤に錆びた。ホンダは1ヶ月置いても錆びない。制動力の差は分からないが、見た目だとやはりホンダの方が良いとは思う。
当初の狙いはナックルバイザーの上からハンカバを被せる仕様にしたかったのだが、購入したハンカバサイズでは無理だった。その為一時装着を諦めようかとも考えたが、思い直して、ナックルバイザーの内側に潜り込ませる形で再度試したみた。
先に左側を装着。このハンカバはフルクローズドではなく、親指のSW操作が目視可能。まあその分対候性能は落ちるが、咄嗟の時に手を出し易いということもあり、これを選んだ。クラッチレバーが中で干渉して引きずりが発生しない事は確認した。バーエンドのナックルガード固定用のボルトが通る穴を現物合わせで開けて固定。
唯一問題点はSWボックス自体はハンカバの外側にあり、ハイビーム/パッシングSWが人差指での直接な操作は出来ない事。ただカバー自体が柔らかいのでハンカバを介して意識的に操作すれば使用可能。
紐での固定はハンカバを引っ張る形になるのと、このハンカバはある程度形を保つフォームが入っているし、ナックルバイザーが風圧のプロテクションとなるので、暫くはこの形で様子見とした。
次いで右側を装着。左側と同じようにバーエンドバランサーの間に挟むとアクセルグリップと干渉してアクセルの戻りが悪くなるのでこちら側はバーエンドウェイトとナックルバイザーステートの間にハンカバを挟んでワッシャーを入れて固定した。
これからの時期、雨天走行も増えそうだし、徐々に寒くなって来るからハンカバの効果を期待。実用優先だから見栄えは気にしていないし、気に入らなければボルト1本で簡単に外せる。