午前中はオガライトを買いにいったり、固形燃料料理をしたりしていたが午後も温かいので久し振りにDLの清掃、メンテナンス。
取り敢えず車体の方はプレクサスとクリームワックスでチャッチャと清掃を済ませた。今年の初乗りに出掛けた時に通った北浦周辺の道路の一部に塩カルが撒かれていて出来るだけは踏まないように気を付けたがそれでも避けきれなかったところもあったからホイール清掃も済ませた。
後は昨年11月に交換してから1000km程走ったチェーンの初メンテナンス。交換した新品のチェーンにはドライルブが塗布されていたので暫くはそのまま走って油分が切れてきた頃に今まで同様エンジンオイルによるチェーン給油をするつもりだった。
今日チェーンを見たらドライルブがかなり枯れてきているようなので先ずはこのドライルブを溶解して落とす感じでエンジンオイルを潤沢にチェーンにまぶして拭き取る作業を二回実施、ドライルブの除去が済んだところであらためてエンジンオイルをチェーン全体に行き届かせて余分な油分とチェーンの汚れがウェスにほぼつかない状態までウェスを交換しながら拭き取り作業を実施。ドリブンスプロケット(純正品)の表裏も錆びやすいのでエンジンオイルでラッピングしておく。
あと数回この清掃、注油作業をすればチェーン、スプロケのエンジンオイル漬けが定着すると思う。
エンジンオイルによるチェーン潤滑は持ちが悪いのが良くも悪しくも最大の特徴、弱点は出先も含めた定期的なメンテナンスによりカバーできるし、実際チェーンメンテ用オイル一式はDLに常備していてメンテナンス作業自体は10分もあれば済む。
逆に持ちが悪いメリットとして、ルブウンコが出来にくく(雨などで流れ落ちてしまう)清掃が短時間で可能、オイルシール部分の汚れをブラシなどでこすり取ろうとするとどうしてOリングを痛め易いがエンジンオイルならそれが回避可能、実際の所注油は何処に必要かと言うとアウターとインナープレートの重なる部分、それと錆防止にはアウター、インナープレートの表裏(外側とホイール側)という事。
言うまでも無いが、チェーンとスプロケの歯が当たるところの潤滑はエンジンオイルだろうがウェット、ドライルブだろうがクッションの役割を求めるのは土台無理だから関係ない。