CT125トラブルシューティング

今日は天気も落ち着いて風も弱いので、新しいテストフィールドの開拓に向かうつもりで駐輪場で準備をすませてエンジン始動、異常なし、ABS警告灯も車速10km/hで消灯。

ところが駐輪場から駐車場まで走り、そこで一旦CTを止めてバイクカバーをいつもの様にクルマの中に放り込んで、さて出発とイグニッションキーを捻るがNランプもABS警告灯も点かず、セルも回らない。

サイドスタンドのセーフティSWの誤作動かと、サイドスタンドを上げてもやはりウンともスンとも言わない。イグニッションキーとキルSWの接触不良、誤作動の可能性を疑いキーを何度か捻ると3回に1回位一瞬だけNとABS、あるいはその一方が点灯するがやはり駄目。ヘッドライトも点かない。キルSWも何度かオン、オフを繰りかえしてみたがやはり駄目。

症状から見ると電気系の様だが、ランプは光るので通電している可能性が高いが、一応考えられるのはヒューズか、バッテリー電圧低下／充電不足、バッテリー端子の緩み辺りで、それ以外なら店に任せた方が良いと判断。

ただバッテリー周りのチェックをするにしても外装カバーを外す必要があるので一旦駐輪場まで押していった。こういう時、小さいのは楽ではある。昔LC1500が出先でバッテリー上がりを起こし、数百メートル先のGSまで300kg以上の車体を押していった時は死ぬかと思った。

まあ先日のABSトラブルもあったから、素人が触らないで店に任せた方が良いかとも改めて思ったが、考えたら今日夢ホンは定休日。じゃあ直るかどうかは分からないが、バッテリー周りだけでもチェックするかと家に戻って工具やテスターを用意して駐輪場へ。

駐輪場へ行ったらカブ友さんがメンテナンス中、少し雑談をしてから作業開始。

外装を外して、中のバッテリーカバーを外し端子の増し締めをしたら、マイナス側は緩みはほぼ無かったが、プラス側は緩んでいた。そこを増し締めしたら回復。LEDフォグランプ用のリレー端子をバッテリーに後付けしているので緩みは気にはなっていたのだが。

以前LCでも少しでも端子が緩むと始動しなかったので定期的に増し締めをしたりバネワッシャーを嚙ませたりしていたし、SW（スズキワールド）店長が特にFIになってからバッテリー電圧の変動、低下にシビアになっているとは言っていたから、やはりこれだったのかもしれないが、決定的な判断は出来ないので、試乗は必須、一応夢ホンで診断も依頼した方がよいのかもしれない。

素人考えだが、ひょっとすると先日のABSトラブルもこれが原因でその前兆だったのかもしれないと思ったりして。

それとその時DTC(エラーコード）レポート採取のため、SCSカプラーにアクセスするのに、バッテリーカバーを開けたんだから、きっとSWの店長だったら気を利かせて念の為とバッテリー端子の増し締めをしてくれたんじゃないかと思う。

一応治ったが今日は出掛けるのは止めたのでそのままエアクリーナーのカバーも開けて汚れ具合をチェック。このクリーナーの８本のボルトを外す時は毎回電動ドライバーが欲しなる。アーめんどくせえｗ

前回6700km時はこんな感じ。

今回16900km時。まあエアクリも2万キロでの交換対象にはしていたからその時にやるかもしれない。色褪せが見えるが構造上直射日光は差し込まないからオゾン劣化、あるいは撮影時の光の関係なのかもしれない。汚いがそもそもエンジンオイルも然り、汚れるのが仕事をしている証。