M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

夏はハロハロ、バイクは試乗

2015-08-08 15:52:18 | Motorcycle/Touring

逝っちゃってくれちゃったDLの修理完了から1000km強走りOdoが33千kmを越えたので修理後の状況報告がてらにSBS訪問。

四方山話をしていたら、ノンカウルのベイシックモデルであるGSR250の試乗車があるという。他にハーフカウルで一番アップハンドルのGSR250SとフルカウルのGSR250Fがあるがそれらの試乗車は置いてなかった。

GSR250は他社のこのクラスのモデルとは一線を画し、いわばツーリングモデル。Early '80s夏の北海道ツーリングではクォーターのオフ車かこの手のツインのツーリングバイクが溢れ、今だと石を投げると当たる有象無象の(失礼)HDやGSと似た様な位置づけだった。

私が最後に乗ったクォーターはこのGB250だったと思うが、その時の印象は力が無くてスカスカで走らないという事で決して良くは無かった。あれからウン十年、GSRは良く走ると聞いてはいたが、果たしてどんなものか興味あり、という事で試乗してみたのだがこれがツーリングバイクとしてみるならなかなかヨロシイ。

スポーツバイクとして見ると他社に比べて鈍くさいかもしれないが、2ストのクォーター全盛の頃を知るものとしてはパワーウェイトレシオが3kg/hpを切る様な峠のナナハンキラーと今のバイクを比べると今のバイクなんざ屁のようなもんで早いの遅いのパワフルだのと言っても次元が違う、だから今のバイクはどれもツーリングバイクでそれならライポジが楽である程度大柄な方がツーリングには向いているし、荷物の積載も楽。

記憶の中にあるGB250より確実にパワフルで低速トルクも出ていてストレスを感じさせない。3000rpmで嘘の様に軽いクラッチを放せば普通に発進、後ろから車が迫ってきている時は4000rpmも回せば大丈夫。まだOdoが100km以下の新車なので抑え気味にはしたが各ギアで6000rpmまで引っ張って6速に上げると十分な速度を維持できる。

初めはそのまま県道を走るつもりだったが、余りに軽くて(装備重量は183kgだがそれを感じさせない)、足もべたべたなので脇道から田んぼ道へ入り、未舗装の土手道を走ってみた。行き止まりになったらアクセルターンをやる気満々だったがチャンと県道へつながっていた。

   

シートは固目だが面積が広いので尻の圧力は分散されて長距離でも比較的我慢できそう。というか、このバイクなら気楽にあちこちと寄り道したくなるから乗りっぱなし、走りっぱなしにはならず、チョコチョコととまっては見物したり写真を撮ったりしてまた少し走り、間道へ飛び込んでみたりオフも走ってみたりという乗り方になりそうで、市街地での走りも4速を活用すればストレス無しに走れそう。

中国含め東南アジアは2人乗りどころか家族全員4人、5人で乗るのも当たり前、荷物もてんこ盛りでバイクを目いっぱい酷使する、そういう使われ方を前提にしていれば見た目のパーツはチャチでも案外耐久性は高いかもしれないのでそれもツーリング用にはプラス要素。

高速は軽自動車をペースメーカーにして80~90、時々100ということで瞬間的にはそれ以上出せるとしても無理はしない方がよさそうだが、高速は必要最小限のワープに使い出来るだけ下道を上に書いたように寄り道、迷い道をしながら走るのが向いていると思う。

気になったのが横長のミラーにも関わらず半分位が腕で隠れてしまう事。調整で何とかなるのか分からながこのままだと後方視界が良く無い。それとサイドスタンドの蹴り出しが上から見ると丁度チェンジペダルとステップの間に来てしまい爪先でサイドスタンドを下げる事になる。

という事で試乗を楽しんだ後はDLでいつもの浮島まで走り霞ヶ浦の風に吹かれながら軽くランチ、帰りに夏のツーリングの定番、ミニストップでハロハロ(今日はダブルコーラ)を食べてきた。

今日は雲が多くて、風も比較的涼しいのだがそれでも我慢が出来ずジャケットは脱いで、Tシャツにチェストとバックのプロテクターは付けたベストで走っていたが涼しさが全然違う。長袖Tシャツにエルボープロテクターを追加するか、或いはメッシュジャケットに戻すかした方が良さそうな気もするがそうこう考えている内に秋が来て3シーズンジャケットの季節になるから来年までの課題かな。

またガソリン価格が下がり家の近所のJ.本田は今日給油したらRが122円/Lだった。このまま100円位まで行ってくれればうれしいのだが。

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