M's Den with GB350

流れる雲を追いかけて…SINCE 2004

2013GW-桜前線追いかけて Day1~2

2013-05-02 08:58:58 | Motorcycle/Touring

能登半島と迷ったが、やはり東北方面に行きたいという想いが強く新潟から日本海を北上、
開通直後の鳥海ブルーラインを通り、角館で桜を見て、帰ってくるというGWの前半を使った
3泊4日乃至4泊5日のキャンプツーリングを計画した。

Day1【20130427】

 

新潟のキャンプ場へのアプローチは会津に出て阿賀野川沿いにR49を走るルートと月夜野ICから
R17に出て柏崎から日本海を北上、どちらも好きなルートだが、今回は柏崎ルートとした。

1週間前から天気予報を見ては一喜一憂、出発の朝、家から合羽を着て出掛けるのは最悪の気分だが、
途中で降られる分には諦めもつく…だろう

牛久阿見ICから月夜野ICまでワープ、DLはエンジンに急(せか)かされることもなく90~110km/hでの
巡航が気持ちよく、燃費も伸びるのでこのペースで行くつもりが、高速に上がった瞬間全部忘れて全速、全開、
キャンプ場まで無給油のつもりが月夜野ICを出たところで給油をしなくてはならなくなった。
この間の燃費は270km走って17.85km/Lと過去最低を記録。

赤谷湖を見下ろすところにあるCVSで休憩していると、風が雨とも雪ともつかないものを運んで来る。
これから越える三国峠方面には雪雲の様なものが見えどんよりとしている。
煙草3本を煙にして合羽を着るかどうか悩むが、意を決して合羽を着た。

峠を登るにつれ路面は濡れ、三国トンネルの辺りでは雨交じりの雪がちらつき始め、トンネルを抜けた苗場の辺りは
積る程では無いが完全に雪、気温も下がり、合羽を選択したのは正解、結局柏崎までずっと雨に降られっぱなしだった。



柏崎で日本海に出るとやっと雨が上がったが冷たい風が強く、防寒の為合羽が脱げず結局キャンプ場まで
着たままで走る。

今日、バイクサイトは私一人。雨の中を走行したのでチェーンにオイルを給油するため、センタースタンドを立てようと
したが何故かいつもの様に簡単に上がらず、右足に力を入れたらビチッという音が聞こえて右足のふくらはぎに激痛が。
靱帯が切れた訳ではないだろうが、痛くて右足を引きずるようにしないと歩けない。
ふくらはぎと足の中間位のところに半円形に内出血していた。

それでも風呂には行ったが帰りにCVSで弁当を買い夕食を済ませ早目にシュラフに潜り込んだ。
明日は角館を歩くつもりだけど大丈夫だろうか・・・

走行533km 1回目17.60km/L,2回目25.70km/L

Day2【20130428】

早目に出発するのと曇天なので、テントは干さずに軽く畳んで、フートプリントと一緒に洗濯ネットに収納し
クーラーバッグの上に積み走っている内に乾かす。

空いているR113で村上に出て、笹川流れ(R345)に入るが、曇天、海も荒れていて白波が立っている。



温海温泉の朝市を一寸覗いていこうかと考えていたが、その方向には黒い雲があり、足も痛いので諦めた。

温海ダムが出来る前、温海川の上流は良い釣り場だった。その頃、温泉街の外れに顔なじみになった
中華料理店があり、顔を出すと『おっ、今年も来たか、料理を作っておくからその間に風呂に行ってきなよ』と言われ、
無料だが湯がかなり熱い地元用の浴場に行くと漁師のオジサン達に囲まれて『兄ちゃん良い身体してるなぁ
(リクルートですかぁ~?)』なんて言われながら風呂に入っていたものだった。
風呂上り食堂に戻り、出来上がった食事を済ませると鼠ヶ関の近くの定番、中浜海岸にテントを張って寝ていた。
当時の温泉はリニューアルされて小綺麗になって残っているがもう足は向かない。

由良からK50で再び海岸沿いに走り、加茂からR112に入る。R112でもそのまま酒田市内に行けるが、
経験的にはR7のバイパスを走った方が時間的には早い気がしている。
庄内空港方面に右折、イオンの手前からバイパスに出て取り締まりに気をつけながら走る。

酒田の先から左に日本海、右に鳥海山を見ながら走るR7は好きだ。
遊佐の辺りは桜が満開、やはり開花が遅れている。にかほの風車が目に付く、風力発電を全否定する気はないが、
一度建設したら20年くらいは稼動するはずなので(その後はリサイクルが利かず産廃にしかならないらしい)、
景観にも十分考慮して欲しいとは思っている。

鳥海ブルーラインを通るつもりだったが、山には黒い雨雲が掛っている、晴れた日に走りたいので今日はパス。

本庄の子吉川を渡る橋の辺りで渋滞、嫌なのでR107からR105と回避、この辺りも桜が満開だが、
矢立峠の辺りには残雪があり寒い。

角館に近付くと桧木内川沿いの桜が見えるが、蕾が膨らみ枝が僅かにピンク色に見える程度で咲いては
いないのが分かった。
それでもここまできたのだからと何時もの通り、仙北市役所庁舎の横にバイクを止めてはみたものの
武家屋敷周辺の桜も全然咲いていない。見えるのは観光客の黒い頭ばかり。足も痛いので早々に退散。

時間も余ったので、キャンプ場に向かう途中の美郷の湧水群に寄る。
絶滅危惧種であるハリザッコとも呼ばれるトゲウオ科のイバラトミヨがいるが、聞いたら湧水にいるのは僅かで
敏感な魚なので見るのは難しいと言われた。

  

  

狭い道の両側に湧水があるので徒歩でないと無理かと聞いたら、バイクなら大丈夫と言われ、
歩かずに済んだ。

給油を済ませ雁の里キャンプ場に到着したのは16時過ぎだった。

  

設営を終えてから薪と食料を買いに行き戻ってくると隣にチャリダーさんが設営していた。
岩手県の金ヶ崎から来たそうで、自転車で山へ行きそこから山に登って、また自転車で移動を繰り返し、
今回は青森まで走るとのこと。
プロの写真家になりたいという夢を持っていて銀塩モノクロ写真しか撮らない。今年は中国を走る予定だという。
うん、ガンバレ青年!

温泉施設まではほんの数百mしかないが、坂の上にあり足が痛いので駐車場が空いた閉館少し前に
バイクで行って入浴して湯冷めしない内に就寝。夕食は肉野菜炒め。

走行325km 28.53km/L

★雁の里ふれあいの森キャンプ場(ライダーズ アイ)

R13を大曲方面から南下した場合、六郷白山交差点の角にあるイオンスーパーセンターでの買い物が便利。
薪(397円)もおいてある。
R13に戻らずイオンの前の道を道なりに走るとキャンプ場に着ける。奥羽本線の踏切が近づくとキャンプ場
への案内板があるので迷うことは少ない。サイト料金はバイクは500円、ただし面積を取るタープは別料金が
発生することがある。
芝のテントサイトへの乗り入れは不可で目の前の駐車場(舗装)に止めることになる。自転車さえも乗入不可だった。
テントサイトにはいくつか照明塔があり、一晩中点灯しているので、明かりが気になるなら場所を考えた方が良い。
トイレは管理棟内にあり、24H使用可。障害者用は広くてウォッシュレット付き。炊事場は一か所、屋根付き。
場内に「雁の里温泉湯~とぴあ」があり、最終受付は2030まで。料金は400円。施設は左程新しくは無いが
不満もない。シャワーは弱い。

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