3月は、アカデミーの季節、嬉しい受賞の報告が届きました。
二作品も受賞するのは、本当に嬉しい!
まずは、一本目。
「ゴジラ‐1.0」
前回見たゴジラから、久しぶりにゴジラに再会。
映画仲間さんから、よかった!お勧めしますといわれたよ!と、洋画ファンの相方さん乗り気になったところで、IMAXへ。
前作と、まったくの違う世界観、戦争とゴジラ、始まりから、最後へつながる、複線回収もわくわく、役者さんの熱演に、ぐいぐい引き込まれました。
ハッピーエンドも嬉しくて、久しぶりに相方さん、大満足。映画の醍醐味、ハラハラ、ドキドキ、ウルウル、たっぷり楽しませてもらいました。
久しぶりの、スケールの大きな、愛と勇気と夢が詰まった日本映画、ハリウッドの方々も、あのスピルバーグ監督も楽しんでくれたことも嬉しい限り。(ジュラシックパークを彷彿させるシーンも有りました!)まだ劇場公開中、もう一度、多くなスクリーンで見たいと思っています。
もう一つは、ジプリ作品。
「君たちはどう生きるか」
ネットで感想読んでいたので二の足を踏んでいたのですが、遅ればせながら、やっと、相方さんと見に行って、思った以上に、心に沁みました。
こちらも戦字中のお話。余計なセリフは無いけれど、戦争の痛々しさがじわじわと伝わってくる。
お話は、私の中で、まだ未消化中。私が見たジプリの映画は、「???」がいつも残る。それが、なんとも言えなくて、また見入ってしまう。不思議な国の「ハウルの動く城」の世界が大好き。今回の作品もどこか似ている気がして、見ていた。(どちらも、キムタクの声が聞けるからだけでなく)
ラストエンドロール、歌が流れて、気が付いたら涙がこぼれていた。「えっ!」と思うくらい。まっすぐに生きる強さを感じさせてもらったからか。
この作品も、アカデミー賞で、評価されたこと、とてもうれしかった。どちらの作品も、自分には人間の、そして、心の「強さ」を感じる映画でした。今は、心の強さ、強い人間に、惹かれてしまう。昔は、「優しさが」一番だったのですが、この年になると、「強さ」に心が動きます。
もう一つ、おまけに、
午前十時の映画祭で、ずっと楽しみにしていた、カンヌ最優秀受賞した作品。
「スケアクロウ」
大好きな俳優の一人、ジーン・ハックマンの、お気に入りの映画。
スクリーンで見るのは何回目か。
疑り深く、粗野な一匹狼のような男が、道連れに出会い、笑顔を取り戻し、大切な相棒の為に、動き出す。
やせっぽちの相棒アルパチーノから「案山子(スケアクロウ)はカラスを追い払っているのではなく、笑わせて、この畑は、いたずらやめておこうとカラスに思わせているんだ」と言われ、笑い飛ばしていた、ハックマンが、彼の為に、笑顔で、喧嘩を辞めストリップを始めるシーンは、何度見て泣けてしまう。
心が、カサカサついて来たら、見たくなる、見てほしい、心が温まる作品。
人は一人では生きていけない、笑顔がなければ生きていけない。
そんな気持ちを、改めて思い出させてもらいました。
時間に追われる日々、映画でパワーチャージ!!
気温の変化が大きいこの季節に出るようになった、気温差頭痛も、何とか乗り切りたいと思います。
次回は、違うジャンルの映画のお話を・・・