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愛の詰まった映画で充電中!…「無法松」「レジェンド」「フェイブル」「エブエブ」「MER」

2023-06-22 15:00:50 | 暮らし&行事

コロナ明けて、安心なのか?不安なのか?映画館へも行きやすくなってきたものの、見たい作品盛沢山で、見逃しも数知れず。ぎりぎり数リーンで出会えた作品5本、感想を久しぶりにご紹介。

まずは、3月終わりに見た、思い出の一本から。
(以下敬称略させていただいて)


『無法松の一生 』

一年前から、父とスクリーンで見たいと、思っていた作品、3月末、ついに、念願が叶って、スクリーンで見ることが出来ました!

父の夜のお世話中、何度も繰り返し見ていた、三船敏郎 、松五郎。パワフルで明るくてシャイで純。子供とのシーンは笑顔が本当に優しさが溢れて、芝居小屋での喧嘩はやりたい放題で、笑ってしまうが、そこに現れる笠智衆 がかっこよくて、初めて見たときはびっくり!キイハンターの予告の声で知っていた芥川比呂志もスマート!後半に入ると、叶わぬ愛に、ただただ切ない松五郎の思いは、どんどん膨らんで、初めて見たラストに、涙。
寝てしまうか心配していた父も、隣でしっかり見ていたが、夕食前、「今日映画館に行ったんだっけ?!まったく記憶がない」!?!
チケット見せて思い出してもらいましたが、何度でも同じ映画が楽しめる、ザ・ニンチショウ!?いえ、昔から、「十戒」を何十回も見ている父。父との思い出の映画が、また一つ増えました。


『レジェンド&バタフライ 』

木村拓哉の時代劇、父は「武士の一分」を何度も見ていましたが、自分は「無限の住人 」の殺陣のシーンは、なんども見入ってしまう。今回のテーマは、愛。船が出てきて、おおっ!どっかで見たようなダンスのシーン。異国を夢見て!自由を夢見て!というならもっと、そんな二人のシーンを見たい気持ちが!!もちろん、綾瀬はるかとキムタクの身のこなし、目力、力技は楽しめた。豪華な、セット、本物ロケも、素晴らしい!!スタッフの力が集結した作品としても、もっともっと感動したかったと、思いながら劇場を出た。

 

『フェイブルマンズ』


スピルバーグ監督の自伝的映画の予告を見て、興味津々で、吉祥寺の映画館で最終上映駆け込み見ることが出来た。両親、家族、影響を受けた人々、フェイブルマンズのお話。今なら、発達障害の一つと判断されるであろう感情起伏が豊かな(激しい)母親が見せる、きらきらした瞳の輝きが、素敵。愛情豊かで、一番の理解者の母親。ワクワクするシーンの再現から始まった映画作りで、夢を形にしてくれたカメラが、大人の(母の)恋愛、愛情、友情の絡み合う瞬間をとらえていたと知った時、思春期の少年が襲われる罪悪感、胸の痛み。スピルバーグ監督作品にある「ET 」と「シンドラーのリスト」の両極の人の愛のカタチ。突然やってきた叔父のが語る、芸術の魅力と残酷さ。そして、生きる力となるもの。厳しい現実と芸術の世界、心にしみる言葉でした。
派手ではないけえれど、熱い思い(親子、男女、夢、映画)が流れていて、心地よく涙して、劇場を出てきました。もっと見たいと思う幕切れでしたが、後から、沁みてきて、とても好きなラストでした。

 

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

こちらは、パワフルで、ぶっ飛んだ一品。アカデミー賞受賞作はどんな作品なのか確認したくて、予告のミシェル・ヨー に香港映画の匂いに誘われ、久しぶりに香港映画ファンの懐かしい友人と、鑑賞。目まぐるしく変化する画面に、いきなり頭が混乱?!それでも、懐かしい90年代に見た香港映画の香りに誘われ、どこかで見たような場面や、真面目なおバカ感?!(失礼!)に大笑い。懐かしさと共に、どんどん自分の頭の中で、ジャッキー・チェン化していくキー・ホイ・クァンの動きにワクワク!本題は、後半にじわじわと心に染みてくる、娘 ステファニー・スー演じる娘と、ミッシェル演じる母親の思い、介護する父や親や、すぐそばでイマイチ分かり合えなくなっている夫への思い。自分気持ちが、いくつか重なって、胸にぐっときて、ウルじわーっとしてしまいました。後日、大リーグ中継でソーセージレースを見て、不思議だったソーセージの指のシーンを、思い出してしまいました。


『TOKYO MER 走る緊急救命室 』

『Coda コーダ あいのうた』以来、久しぶり娘が見るというの一緒に!見ていたドラマ通り、緊迫感アリアリ。ビル火災映画といえばと『タワーリング・インフェルノ 』がすぐ頭に浮かぶ自分としては、どんな映像が、どんな迫真の演技が見られるかワクワクしながら出かけました。自分は十分満足!!鈴木亮平 の迫真の演技、仲間の思いと、なんどもハラハラドキドキ。泣き出した女の子を「大丈夫!大丈夫!」と、お母さんが慰める声に微笑んでしまったり。ラストの見せ場は、仲里依紗との夫婦愛。それをバックアップする、仲間たちの必死の姿に、やはりホロリ。今回も、二人、気持ちよく涙させていただきました。頑張る姿は、元気貰えます!


振り返れば、愛をたっぷり描いた5作品。

「映画は愛。愛を伝えるような映画を作りたい。」

千葉ちゃんが、よく言っていた言葉を思い出しました。

コメント
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