Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
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久しぶりの秋田秘湯旅行...父を故郷の母のもとへ

2023-12-16 22:30:06 | 旅行

いろいろあった今年も、もう少しで終わり。初二人家族暮らし、まだまだなかなか慣れない感じで初年末、時間だけがぐんぐん過ぎていく感じ。

 

お世話になった親戚や、お寺さんが、余裕ができる季節を選び、紅葉がちらほら始まり、少しずつ秋の気配を感じ始めた10月半ば、長女の旦那様の車に、身軽になった父乗せて、サブ運転手の次女と3人秋田へ。新幹線、飛行機も考えたが、父を連れての旅行&親戚あいさつ回りも考えると、レンタルよりも借りた車での3泊4日の秋田納骨旅行を選択。

 

早朝から一気に北上、大曲の宿を目指す。途中、ドライブインで、ウルトラマンにパワー注入してもらったり。

 

 

 

 

3時過ぎに、岩倉温泉へ。秘湯を守る会の大きな提灯がお出迎え。

 

 

 

 

「大曲の花火大会では、予約取っていたお客様が、深夜12時過ぎに泊まりに来る」そう。「お食事は、こちらへ」と案内された個室。

 

「!?ここ来たことがある?!」

 

ちょっと塩味のあるトロリツルリしっとりする、ちょい熱めのお湯で、長旅を癒してもらい夕食へ。

 

素朴な山菜づくしの晩御飯。食前の自家製トマトジュースがとってものみやすく、沢山の山菜は、父がいたら喜んだろうと思いつついただく。天ぷらと、川魚の焼き物に大満足!朝食で出たトウガラシの佃煮のつくり方を女将さんに教えていただき、帰宅後、お隣でどっさり取れた辛くて料理悩んでいたトウガラシを、佃煮に。あまりたくさんで、炊事場の外まで、目にしみ出した!!恐るべし!カプサイシン!!!!

 

翌朝は、目的の納骨式。母が眠るお寺へ。父の実家のお墓から母の骨(らしきもの)を取り出して、二人一緒に、永代供養の墓地へ。

 

 

母が亡くなった時には、なかったもの。両親は、お位牌堂を買い、骨をお寺さんに預けるつもりだったらしいが、急死に慌てて母を納骨し、後になって父から聞いたお粗末さ。それでも、まるで、永代供養墓地が出来るのを待っていたかのように、父が亡くなり、今回の運びとなりました。

 

もう一つ、偶然が。

親戚同士ばったり会って、お寺に行くなら自分もと、みな集まってくれて、3人の法要が、賑やかになり会食も出来ました。手配にてんやわんやになりましたが、久しぶりに集まったと、コロナで皆、会えずにいたそうで、(熊は皆、見ているのに!!)感謝のうちに会食終えることが出来ました。

 

会食で来たので親戚回りは皆さんお忙しいのでと、もう一人のいとこの家の近くの、伝説の湯、滑多羅(なめたら)温泉、赤倉山荘へ向かうことに……

 

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煌めき続ける名作、宝物達に感謝して・・・山田太一氏に感謝の花束を

2023-12-03 17:01:26 | Chiba TV 『夢に見た日々』

11月、長く居座っていた夏から、秋が一気に駆け抜けて、あっという間に、冬到来の12月に入ってしまいました。

 

いろいろあってブログ書けずにいた11月でしたが、10月の父と最後の秋田秘湯温泉旅行の記憶をたどっていこうと、書き始めたところに飛び込んできたニュースに、思わず手が止まってしまいました。

 

脚本家、山田太一氏の訃報。沢山の思い入れのある作品たちの作者で、千葉ちゃん主演の大好きなドラマも書かれていました。

 

ニュースで流れたいくつもの名作よりも、自分の中ではいくつかの作品の題名が思い浮かんできます。

 

ドラマではないのですが・・・・

 

「飛ぶ夢をしばらく見ない」

 

細川俊之さんと石田えりさんの映画。小説も読んだが、映画のラストシーン、新宿の落ち葉の舞い散る歩道のシーンが忘れられない。ファンタジーなのだが、もの悲しさがどことなく流れていて、出会った時は、山田太一作品とは思えなかった。不思議な世界で忘れられない作品です。

 

そして、千葉ちゃん出演作品、

 

「深夜にようこそ」

 

アクションを封印した千葉ちゃん意欲作として放送されたドラマ。深夜のコンビニに、新人従業員としてやってきた中年男が、仲間の従業員や、深夜訪れるお客さんを巻き込んで、ひと騒動を起こす。彼の正体は?目的は?主人公の、新人の中年男性従業員が、千葉ちゃん。人間ドラマで魅せる新しい千葉ちゃんの魅力に、毎回ニヤニヤ見てしまった。

 

 

もう一本の千葉ちゃん出演作品。

 

「夢に見た日々」

 

前の2作品は、夢と現実の間で悪戦苦闘する中年男性が主人公だったが、この作品はさらに、夢に破れ現実の自分を受け入れきれない中年男性(というより高齢男性?!)が主人公。それを、ロマンスグレーの千葉ちゃんが、ある時はかっこ良く、またある時は、だらしなく、頼りなく、演じる。あまりのダメさに、脚本に、クレーム入れたとか。容赦なく真っ向勝負の桃井かおりさんに、千葉ちゃんが見せるさまざまな表情は、見どころ満載。自分の中では、千葉ちゃんの(アクション無し)ドラマNo.1とずっと思っている。(ちなみにNo.2は、「足で見る山」&「秋のシナリオ」)ラストの回、二人でお茶を飲むシーン、セリフ表情が忘れられない。ナイーブ千葉ちゃんの見せ場がたっぷり。作品集あとがきに、千葉ちゃんへの感謝の言葉が、綴られているが、この作品を、書いて下さったことに、ただただ、感謝している。

 

沢山の名作があげられる中で、この三作品は、私にとって宝石。いつまでもキラキラ胸の奥で輝きを失うことのない宝物。

 

振り返ると、「思い出つくり」という作品から、ご縁があったことに、今気づいた。遠い昔、青春の思い出。

 

山田太一氏のご冥福をお祈りして、感謝の気持ちを込め、花束を送らせていただきたいと、心から思います。

 

次は、10月の旅行記を。温泉は、やっぱり最高です。

 

 

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