Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

さようならマイケル、speechless-『THIS IS IT』

2009-11-26 22:22:00 | M.J
明日で『THIS IS IT』の上映も終わり。マイケルの最後を見ることは出来なくなる。

 ネットでは、ダイジェストを見ることは出来るし、DVDも発売される予定だが、大きなスクリーンで歌い踊る姿は見納め!?!

 何度見たかわからないが、全部覚えてると言えない自分。とにかく聞いて見て感じたくて、劇場に通ってしまった。

 オープニングのメッセージから、ダンサーの言葉へ、既に涙が・・・。

 ドン!と(ミラーマンから現れる設定の)マイケルの登場。

 一気に引きこまれて行く。ステップ、全身で刻むリズム。一緒に、音楽の中身身をゆだねて見入っている自分。決して声もダンスもリハモードだが、そうして、準備するマイケルの細心の心配りが伝わってくる。

 好きなシーンがいくつかある。

 最初は、アカペラで歌う『SPEECHLESS』。
毎晩聞いて眠るお気に入りの曲を歌ってくれたマイケル。もっと聞きたいが最初のフレーズのみ。それでも、初めに見たとき、歌っている姿を見たかった自分は大感激。何度見てもこのシーンにウルウル。

 「スリラー」の退場シーンのマイケルの表情もソフトでチャーミング。

 そして、「色っぽい?!」と、行って笑うマイケル。「何でそんなこと言うの」と、オルテガに言いながら笑うマイケル。「本気で歌わせないでと」ダンサースタッフに言うマイケル。やっぱり真面目!?!イヤホン(ホントは違う言い方がある!?!)を外して、首を振り言いそうにしてから、笑って、又、歌うマイケル。この後オルテガに伝えるシーンもマイケルもとても好き。そしてビリージーン、マイケル飛行機、etc....

 キリが無いが、気がつくとマイケルの笑顔が、それもいろんな笑顔が、この映画に詰まっている。それがこの映画の一番の魅力。ステージのマイケルは、観客のパワーを得て、エネルギッシュに激しく歌い踊る。だからこんなにさまざまな表情の柔和なマイケルを見ることは出来なかった。リハならではの温かい笑顔、真剣な眼差しにぐんぐん惹きつけられる。

 日本で大ヒットの理由は、50歳になっても仕事=音楽に情熱を注ぐ人間マイケルの魅力だと思う。音楽と向き合うマイケルの真摯な眼差し、そして感情的にならないマイケルの物腰に(喉をいたわるの為に高いソフトな声で話すのだと、ライオネル・リッチが話していたが)多くの人達が、心動かされたのだと思う。

 まだ、書きたい事はあるけれど、それは又次の機会に・・・

 明日、最後の最後に、スクリーンのマイケルにさよならを言いに行く。ありがとうマイケルと。そして、日の目を見なかったダンサー、コーラス、スタッフ、ステージつくりに関わったすべての人に、感謝の気持ちを込めて、大スクリーンで映画をじっくり味わいたい。
 
 見終わった後の寂しさは、想像もつかないけれど・・・

 きっと、speechless・・・ 


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ピチピチ千葉ちゃんに、天草で会いたい!ー『天草シネマパラダイス2009』

2009-11-19 21:38:00 | movie
 13日から始まった、映画祭で初めて千葉ちゃんも愛するハリウッド映画等、洋画も入れたカキさんお勧めラインナップの『天草シネマパラダイス2009』第二週からの作品をご紹介いたします。

 注目は、千葉ちゃんと深作監督コンビの第3作『ファンキーハットの快男児』千葉ちゃんの体操選手時代を髣髴させる、大車輪を大スクリーンで見たい!!

詳しくは、本渡第一映劇ホームページへ!http://daiichieigeki.iinaa.net/
 
 
 第二週、11月20日(金)~23日(月)

 『モーターサイクル・ダイアリーズ』

監督:ウォルター・サレス 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ、他
 「朝日ベストテン映画祭」外国映画ベスト5にも選ばれた、革命家キューバのゲリラ指導者となったチェ・ゲバラの生涯に大きく影響を及ぼした若き日の南米旅行を描いた作品。さまざまな出来事を通し、南米社会の現実を思い知らされるロードムービー。


『時をかける少女』

監督:細田守 声:仲里依紗、石田卓也、板倉光隆、他
 何度も映像化されている筒井康隆原作の小説を、アニメ「サマーウォーズ」の細田守監督がアニメ化。遭遇した踏切事故で、時間を跳躍する能力(タイムリープ)を持った女子高生・真琴は、日々の些細な事にも、能力を使うのだが、最後の最後に願いを込め能力を使う真琴の思いとは・・・必死に走る真琴の願いは叶うのか・・・。


『ファンキーハットの快男児』

監督:深作欣二 出演:千葉真一、中原ひとみ、岡本四郎、他
 千葉ちゃん大ファン・カキさんが選んだ今回の千葉真一主演作品は、「ファンキーってどういうことでしょう?」と監督に訊いた?!デビュー間もない千葉ちゃんの躍動する姿が見られる深作監督作品。探偵所所長の息子・天下一が、ガールハント(懐かしい言葉)で知り合った女性記者と共に幼児誘拐事件に巻き込まれ、抜群の行動力で解決して行く。流れるジャズをバックに、体操選手だった頃を髣髴させる大車輪を披露する若くてスリムでストローハットがよく似合う(「探偵の掟」の天下君、松田君よりキュート?!)千葉ちゃんが楽しめる軽快活劇編。

『可愛い花』

監督:井田探 出演:ザ・ピーナッツ、岡田眞澄、松下達夫、他
 もう一つ、お馴染みザ・ピーナッツ歌謡映画は、ザ・ピーナッツのデビュー曲と同じ題名作品。両親の離婚で、産まれてすぐに離ればなれになっていた双子の姉妹が再会し、デュエットとして華々しく世に出ていくまでを描く。元歌は、シドニー・ベシェが妻の誕生日に贈った曲にフランス語歌詞が付けられた「Petite Fleur」(「小さな花」)上映機会が希少!お見逃し無く!!


 第3週、11月27日(金)~30日(月)

『リトル・ミス・サンシャイン』PG-12指定
監督:ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス 出演:アビゲイル・ブレスリン、グレッグ・キニア、他
 サンダンス映画祭で絶賛され、第19回東京国際映画祭で最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、観客賞など最多3部門を受賞、アカデミー賞、助演男優賞・脚本賞受賞した秀作したロード・ムービー。美少女コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」の最終審査に通過したぽっちゃり気味の少女・オリーヴ、個性豊かすぎてバラバラだった家族が オリーヴの優勝目指し一致団結していく、心温まるホームコメディ映画。「本当に有益で成長できるのは、苦しい時期、幸せはなにも成長させない」心地良く泣ける作品。

『夕凪の街 桜の国』

監督:佐々部清、出演:田中麗奈、麻生久美子、吉沢悠、堺正章、他
 文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、手塚治虫文化賞新生賞受賞のこうの史代の同名コミックの映画化だが、地味で売り辛い(国内)、原爆の扱いにクレーム(アメリカ)と公開に苦戦するが、「全員が誇りを持って製作し誇りが持てる作品」と監督がいう、忘れてはならない大切なものを心に焼き付けることができる映画。広島への「原爆投下」が二人の女性のふたつの物語をつなぎ家族愛、兄弟愛、男女の恋愛など様々な形の愛が映し出される温かな人間ドラマ。

『飛び出した女大名』

監督:安田公義 出演:勝新太郎、中田泰子、ザ・ピーナッツ、他
 ザ・ピーナッツ出演映画、第二弾!鯖江半太郎が、おてんばな春姫に振り回される陽気な時代劇ミュージカルコメディ。流しの弾き唄いを演じるザ・ピーナッツが半太郎と春姫の歌と踊りに、花を添える。


 第4弾、12月4日(金)~7日(月)

『つぐない』PG-12指定

監督:ジョー・ライト 出演:キーラ・ナイトレイ、ジェイムズ・マカヴォイ、他
 アカデミー作曲賞、2007年英国アカデミー作品賞受賞作、世界的ベストセラー小説の映画化『プライドと偏見』のジョー・ライト監督とキーラ・ナイトレイが再び壮大なスケールで描く、切なくも美しい愛とつぐないの物語。艶美な映像と淡々と描写する戦争、ピアノの調べに載せ、重いテーマをスリリングなサスペンス仕立てに描く。

『ぐるりのこと』

監督:橋口亮輔 出演:木村多江、リリー・フランキー、賠償美津子他
 橋口亮輔氏が原作、脚本、編集、監督4役をこなす。はじめての子を失い、鬱になっていく妻・翔子を、全身で受け止めようとする夫・カナオ、困難に直面しながらも一歩一歩夫婦で壁を乗り越えていく夫婦のすがたを、“ぐるり(自分の身の周り)のこと”を通し、人と人とのつながりから生まれる“ささやかだけど大きな幸せと希望”とともに描いていく。「めんどうくさいけど、いとおしい。いろいろあるけど、一緒にいたい」夫婦の10年間の物語。

そして、ラスト13作品目は、この映画館の映画祭にいち早く訪れてくださったことのある、高倉健さん出演作の登場です!!

『人生劇場 飛車角と吉良常』

監督:内田吐夢 主演:鶴田浩二、辰巳柳太、高倉健、松方弘樹、他
 ジャンルを超え見応えある名作。原作、尾崎士郎の代表作『人生劇場・残侠篇』を巨匠内田吐夢が3年ぶりに全情熱を傾け、任侠映画の最高峰を極めるべく演出にあたる注目の東映オールスター作品。『人生劇場』シリーズ中、最高傑作。豪華キャストを活かし、三角関係のもつれとやるせない復讐劇を情感豊かに描き、クライマックスの白黒画面、ラストの鮮烈な仕掛けと、大胆な表現にも注目。


 以上前13作品1ヶ月間、洋画中心に見るも良し、ロードームービーを選んでも、家族愛で選んでも、モノクロ作品で選んでも、活劇&任侠でも、喜劇中心でも、と、アニメを含むさまざまなジャンルの、カキさん選りすぐりの13作品を、お近くの方、出張など、天草にこの時期足を運ぶ機会のある方、そして、このような手作りの映画祭を愛する方、入場料金割引スタンプラリーもしっかり利用して、御堪能いただければと思います。

 今年も駆けつけられませんが(「ファンキーハット」の千葉ちゃんを、第一映劇で見たかった!)『天草シネマパラダイス2009』の成功を、そして『千葉祭PART2』を開ける日が、来ますように心から願っています。

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映画愛の祭典ー『天草シネマパラダイス2009』

2009-11-12 11:28:00 | movie
       『天草シネマパラダイス2009』 
      11月13日~12月7日まで各週末
          於:本渡第一映劇


 芸術の秋の定番「名画座番外地」は昨年最後と言う話しで、寂しい秋になるのではと心配しておりましたが、今年も本渡第一映劇で映画祭が開かれる事になりました。
題して『天草シネマパラダイス2009』

 一月に、地元・天草出身の映画「おくりびと」(滝田洋二郎監督)の脚本を手掛けた放送作家の小山薫堂氏が映画祭実行委員会創設の「風の賞」特別賞の贈呈とトークショーが行われた、本渡第一映劇。何度かこの劇場に通ったと言う小山氏だが、その頃から動いていた映写機は、人間にすれば200歳を超え、動いているのが奇跡と言われるまさに人間国宝のような、ありがたい映写機だそう。その映写機が、映し出すのは、新たに洋画をラインナップし、映画館復活もきっかけとなった、天草シネマ倶楽部主催のイベント名を復活した『天草シネマパラダイス2009』

 カキヒサ支配人が選りすぐった(苦心の)ラインナップをご紹介いたします。
 まずは、第一週、11月13日(金)~16(月)


    ビヨンド・the・シー 夢見るように歌えば

監督:ケヴィン・スペイシー 出演:ケヴィン・スペイシー ケイト・ボスワース 他
 2度のアカデミー賞に輝く名優ケヴィン・スペイシーが、10年以上かけて映画化を実現した、製作・監督・主演を努め歌って踊って見せる、37歳で夭逝した実在の天才エンターテイナー・ボビー・ダーリンの生涯を描いたエンターテイメント・ムービー

    大阪ハムレット

監督:光石富士朗 出演:松坂慶子 岸部一徳 森田直幸 久野雅弘 他
 同名漫画の映画化。原作者は、アザラシのゴマちゃんで大人気だった「少年アシベ」の森下裕美。肝っ玉母さん"大阪のオカン"を演じる松坂啓子に注目!「幸せって、ごっつシンプルでナイスやで!」登場人物たちが時にもらす台詞が、メッチャ心に響きます。

    洲崎パラダイス赤信号

 監督:川島雄三 出演:新珠三千代 三橋達也 轟夕起子 他
芝木好子原作の『洲崎パラダイス』の映画化。戦後の赤線地帯「洲崎」の末期を描いた川島雄三監督の代表作。東京・州崎遊郭、そこに出入りする人々の姿を飾ることなく、当時の時代風景と共に描いた、傑作ドラマ。当時の製作者の勢いが伝わってくる名作です。

 次週のご紹介は、引き続き次回に!

       まずは映画館へ、GO!!!
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高鍋剣士の再挑戦を願って-『第57回全日本剣道選手権大会』

2009-11-11 00:00:00 | sport
 今月初め、剣道の全日本選手権が行われた。

偶然、テレビをつけると、決勝戦が放送されるところだった。すかさず高鍋進剣士は?と探していると、敗戦の試合の様子が・・・

 竹刀を一瞬上げたところを、狙われてしまった。堪え切れず、あのポーズが一瞬出てしまった・・・無念・・・でも、又挑戦してくれると、信じている。

 そして、じっくり見た決勝戦。内村良一剣士と高橋秀人剣士、同じ東京都代表、練習も良くする、手の内を知り尽くした二人の白熱した延長戦。

 6分を経過して、身長差を感じさせない、何度も打ち込んでいた飛び込み面が、見事に決まった。しかし、自分には全く分からない。リプレイを見て、その見事な一撃を確認!!美しい!!

  静かに、礼を氏竹刀を収め、面をはずした汗びっしょりの顔が清々しい。(剣道の試合は、この瞬間がとにかくカッコイイ!大好きな瞬間!!!)

 来年の決勝戦には誰が残っているのか・・・高鍋進剣士の活躍を密かに期待し願っている。

 ネットでも見られる剣士の雄姿。見始めると止まりません。
 
  大会ブログ http://kendo-champ.jugem.jp/?eid=135
        http://kendo-champ.jugem.jp/?eid=137      
  

  第57回全日本剣道選手権大会 
  http://www.kendo.or.jp/champ/
   
 

 

 
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