あっという間に二月になってしまいました。
今年、スクリーンで見た映画は、今日の一本含めて4本。
コロナでずっと我慢していましたが、今年からは、時間帯を考えつつ、仕事の合間を見つけて出かけています。
今回は、1月に見た3本。
まずは、相方さんが、4Dで見るのを楽しみにしていた
一作目で、不思議な世界に引き込まれ、今回は、どんな世界を見せてもらえるか、ワクワク。
お話は、古典的?!SF作品だが、懐かしい匂いのする展開が、見たことのない世界で繰り広げられて、先読みしたりしながら、ちょっとホッとしたりして、楽しめました。
動物園より水族館が好き!?な自分は、美しい水の中の生き物の世界に、たっぷり揺れながら癒してもらい、4Dシアターを後にしました。
2本目は、どうしても映画館の音響で見たかった作品
お気に入りの映画音楽をたくさん作曲している、エンリオ・モリコーネのドキュメンタリー。
トランペットそおうしゃん父の影響で、作曲家の道へ入り、そして、編曲から、やがて、映画音楽の世界へ。家族を養うために仕事をする中で、クラシックから離れてしまう葛藤。沢山の作品に共通する美しい調べの底には、音楽とは無縁の母の「美しい音楽を!」の言葉があったのだろう。
モリコーネという名前を知ったのは、今では大切な映画の一つ「ニュー・シネマ・パラダイス 」を見て。サントラが流れてくると、いつでも大好きなシーンが目に浮かび、ジーンとしてしまう。
幼いころ父が買ってきた、家の中によく流れていた「荒野の用心棒」も同じくモリコーネの有名な作品だと知ったのは、ずいぶん後になってから。
映画がモリコーネを呼び、モリコーネが映画愛を注ぎ込むと、すべてのシーンがキラキラしてくる。残酷なシーンのバックに流れる美しい旋律が切ない心を癒してくれる。
高齢のモリコーネの床でのストレッチシーンを見ながら、音楽に向かう真摯な生き方、人間愛が伝わってきて、胸が熱くなった。
3作目は、明日で終わる!?と焦って劇場に駆け付けた
映画というよりは、コンサートを見る感じ。
コロナが広がりだした2020年1月、新宿文化センターで念願のコンサートを、相方と見てから3年。(初めから、ボロボロになってしまった)映画館で、一緒に見るはずだったがタイミングを逃し、一人鑑賞。
上京し多感な10代終わりから20代初め、何度も何度も聞き、バイト先で弾き語りのまねごとをした思い出の曲たちが流れると、自然に、一緒に口ずさんでしまう。
懐かしい「蕎麦屋」「化粧」「ホームにて」。
恩人との思い出が詰まった「歌姫」では、やっぱりボロボロ。
中島みゆきの歌には、母性女心が詰まっていて、忘れかけた女心を思い出させてくれたり。
母のように力強く懐広く包み込むような笑顔で歌い上げるみゆき節に、パワーをもらって劇場を後にした。
二月は何本スクリーンで、出会えるか。
分刻みで、シネコンへ走りい込みたいと狙っています。
本日、見た『バビロン』の感想は、次回に!