Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

スタローン風、影の軍団 ー 『エクスペンダブルズ』

2010-10-25 00:00:00 | movie
 久々スタローンの、アクション映画。共演者もアクション映画のヒーローがずらり。主役急を引きつれ、どんな風にワクワクさせてくれるのか?!期待しながら映画館へ。

 お話は・・・・(ネタバレ有り!要注意!!)仲間内の痴話喧嘩から始まり、新たなメンバーでの初仕事。しかし、怪しい依頼者から舞い込んできたのは、命がいくつあっても足りない、危険度マックスの仕事。下見調査に向かったリーダーと恋わずらい中のメンバーは、危機一髪助かったものの、関わりあった誇り高き女性の横顔が忘れられない、リーダー。一人、ビジネス抜きでも、捕らわれた女性を救い出す決心をしたリーダーに、仲間も立ち上がる。

 敵のアジトへ向かって、暗闇を駆け抜け、目的の地へ!瞬時に敵を倒し、見事女性を救出した、瞬間、敵の手に落ちるリーダー。仲間は助けに来るのか!?!女性の命は?そして、全員、無事に脱出する事が出来るのか・・・・

 見れば見るほど、以前見た作品を思い出す。そう、千葉ちゃん率いる、軍団物。映画はスタローンが、「半さん」ならぬ、「バーニー」。ストーリーも定番なのだが、年齢を感じさせない(失礼!笑)真っ向勝負の肉弾戦に、思わず引き込まれてしまった。ナイフの切れ味充分なシーンの見せ方は、デジタル思考で、素早く鮮やかに!一方で、いい年下男が、ここまで頑張らなくても・・・・と言いたくなる、アナログ・タローンの肉弾戦には、身を乗り出してしまいそうになるほど、迫力があり胸が熱くなってしまった。火薬使いすぎ!!とは一緒に行った相方だが、かつての千葉ちゃんの軍団作品も、爆薬シーンは迫力があった。

 裏切り、友情、恋愛、そして、戦いの世界に生きる男達が持つ癒しても癒しきれない、心の傷(ミッキー・ロークの、独白は唯一、心に沁み入るシーン!)、生のアクションの味は格別!渋い男達の粋な台詞と共に、難しいことは考えず、痛快に楽しみながらも、改めて、影の軍団を再評価しつつ、劇場を後にしました。

 アクション俳優たちの心意気、技と迫真の表情に拍手!!生身のアクションはやっぱり痛快!と思うのは、千葉ちゃんアクションで育ったから? スタローンの仕掛けたアクションの醍醐味を魅せるアクション魂のこもった映画(それにしても、スタローンは、自分をプロデュースするのが上手い!自らを主役にしたストーリーは、何時も、何度見させられても、安心して見入ってしまう。)に、触発されたか、ジャッキーも、久々に、アクション映画を監督・主演で、撮影中!!50周年を向かえ、改名もした千葉ちゃんに、それでも、日本アクション映画界で、もう一肌脱いで欲しいと思うのは、自分だけではないだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする