Tik's little window 

スポーツ観戦&体験記、
映画&ドラマ鑑賞記、
日々の出来事などを、綴ってまいります

もう一人の星の王子様ー追悼マイケル・ジャクソン

2009-08-19 13:38:00 | M.J
 書きたい事が一杯過ぎてなかなか、まとまらず、時だけが経ってしまった。

 振り返って書くのは止めて、今日から、又少しずつ、綴って行く事に・・・

 沢山の方がこの数ヶ月で、”この世(界)”から、旅立って行きました。寂しさばかりが、積もってしまったこの数ヶ月、思い出を振り返って綴りたい・・・

 

6月25日、その人は、突然この世から旅立ってしまった・・・

 いつまでも 子どもの心をもったまま 生きた人

 夢を失わず、真っ直ぐ夢に向かって 生きた人

 夢に向かって 努力を惜しまなかった人

 心から、子ども達を愛し慈しんだ人

 なによりも、平和と愛を願っていた人

 家族を大事にした人

 そして、世界屈指のエンターティナーであり

 アーティストであり永遠のスーパースター

 穏やかな物言いと笑顔の裏にある

 栄光と引き換えに背負った苦労の数々 

 幼い日々から途絶える事が無かった

 日々の悩み、苦しみの大きさを 誰にも想像できない

 誰も 彼の本当の思いを知ることは出来ない

 彼は 『 LOVE YOU ! 』といい続けた

 最後まで 笑顔で投げキッスをして

 

 『マイケル・ジャクソン』と聞いてもあまりにポピュラーで、超人気者には関心を持たない?!自分の癖?!?で、これまで、じっくりCDを聞く事も、DVDを見ることも、詳しく生い立ちを知ろうとする事も無かった。見聞きするテレビ報道は、彼の『奇行』を、取り上げて、変人扱いをするようになものばかりだった。

 ネットで見た心肺停止の一報に、目を疑った。誤報と信じた。半日後、事実と知った時、押し寄せてきた寂しさは、何だったのだろう・・・大ファンでは無かったはずなのに・・・

 以後、連日放送される、ノーカット版ビデオの見事なダンスや、バラードの優しい歌声に改めて魅了され、ネットで調べ、CDやVDVや本を取り寄せた。CM撮影での火傷の話し、そして難病について等々、プロとしての生き方に尊敬。幼い頃から、ずっとずっと、エンターテイメントの世界で生きながら、沢山のチャリティーを行ってきた、人間としての心の広さ、大きさ。一つ一つ事実を知るたびに、ロンドン最終公演を見たかったと、残念でたまらなくなった。

 けれど、マイケル・ジャクソンは、この世から消えてしまった。はじめて見たときから忘れられない「チャイルドフード」のビデオ。美しくてもの悲しい姿に衝撃を受け、そして、胸が熱くなり、大好きなビデオになった。

 彼は、ピーターパンだと言う。ネバーランドに住み、永遠の少年として生きていた。けれど、実は彼は少年時代をあっという間に終え、普通の少年とは異なる大人の世界で生きてきた。自分には、突然、消えた彼の笑顔と「チャイルドフード」の姿が、自分の大好きな『星の王子様』と重なってしまう。素敵な歌声とワクワクさせるようなダンスを、みんなの心の中に残して、遠い世界へ旅立ってしまった。

 自分を信じ、我が道を歩む『星の王子様』のように、心の痛みを胸に秘め、誰も傷つけず、子どもの心を失うことなく、ひたすら夢に向かって進み、突然消えてしまった彼が、どこか遠くの星で永遠の安らぎの中、歌って踊っていることを、心のどこかで祈っている自分がいる。今はただ、『マイケル・ジャクソン』が、沢山の『愛』を持って、この世界に、この地球に、降りてきたことに、心から感謝している。

           Love  MICHAEL JACKSON
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする