- 秋の夜長、スポーツ観戦も一段落で、映画鑑賞。
「るろうに剣心 最終章 The Final」
コロナや忙しさで、迷っているうちに見逃してしまった作品。
見たかったのは、アクションシーン。
(以後、スタントも含めて、アクションと言わせてもらう、
スタントの醍醐味は、ちょっと違うのだけれど、それはまた次の機会に)
一作目、あまりわくわくできず、その後、見ていなかった。
グロさ?テンポの感覚?見ていて爽快になれなかった。
アクションとの出会いは、キイハンター。
ハラハラドキドキ、ワクワクしたり、スカッとさせてくれる後味に、
御転婆だった自分は、一気に引き込まれてしまった。
千葉ちゃん&JACのアクションを、毎週見て、その魅力に引き込まれ、20歳過ぎ子育て介護中に、ジャッキーの映画に出会い、何度も見ているうちに、カットや手数、カメラアングル等など、チェックしながら何度も味わって見るようになっていた?!
今回の、るろうに剣心のアクションは、ゲーム世代が見るアクションシーンのつくりなのか、目まぐるしく次から次へ展開していく感じ。カメラも揺れるし動き回る感じがする。
昭和世代自分が見ていたアクションシーンとは違うがのは仕方がないが、かっこいいキメがなかなか味わえないのが、どうにも物足りない。
果たして、新田真剣佑が見せる殺陣は?!
ラストの対決シーンを、恐る恐る覗き見のように見始めた。
何度も、ここは~もう少し~と、いろいろ心の中で、突っ込みつつも、テンポ、重力感、表情に、いつの間にか、ニヤニヤ。対決シーン、繰り返し見てしまいました。
ピタリ決めを作るには、鍛えた身体が大切で、一瞬一瞬の切れのある動きは、本物の訓練からにじみ出てくるもの。
アクションシーンの一つ一つの動きの中ある緊迫感と、それを伝えてくれる表情,瞳、自分には、それが、スポーツ観戦のあのドキドキ感にも勝るとも劣らない、魅力、快感にもなっている。
ちょっと頑張ってみた、動きを真似てみた(もちろんそれでも十分身体能力がなくてはできないのですが)お芝居では、やっぱり、物足りない、真の迫力が伝わってこない。
お芝居なんだからそれで充分!と、納得する人もいるだろうが、千葉ちゃん、JAC 、ジャッキーが作ってきた、アクションシーンへの情熱を感じてきた自分には、物足りない!何か違う感がしてしまう。
だが、千葉ちゃんを納得させた!?マッケンの動きには、それをあちこち感じることが出来て(千葉ちゃん&JAC、そう、志穂美悦ちゃん、真田広之さん、そして、ジャッキーには、かないません!懸けてる時が、時代の違いもあって、差があるのですから仕方ないのでっすが)嬉しくなってしまった。
自分にとって、アクションは、美しいもの!
躍動感とともに、飛び散る汗や,キラキラ(時にギラギラ)した瞳が、胸に迫って、エネルギーが、熱が、伝わってくるもの。
そして、元気をもらえるもの!勇気が湧いてくるもの!
決して血みどろの殴り合いや、爆破&クラッシュのオンパレードで、人や物がめちゃめちゃ壊れる見世物でもない。
そこに、心奪われるよううな、眼力や、欽錬された体の美しい動きや線が、ちゃんとあるものと思っている。
令和のゲーム世代にも、やはりそれは通じると、信じたい。
最近では、「ナンバMG5」の間宮祥太朗さんの眼力や格闘アクションシーんが、気に入って見入っていた。
今、新田真剣佑、そして、眞栄田卿敦、という二人のDNAが、時代を超えて、ワクワクするアクションを見せてくれるのを、楽しみにしている自分がいる。
もちろん、アクションシーンは、一人で作ることはできない。
殺陣師、カメラ、監督、照明、編集、そして脚本、プロデューサーなどた~くさんのスタッフと、受け手の仲間たちがいなくては、できないことだということも、千葉ちゃんが教えてくれたこと。
元気を勇気を、ワクワクを、また、貰える日を、心待ちにしている。
とりあえず、ドラマ「ナンバMG5」続編も、見てみたい。